※ヤベッ!最近、閲覧数が減少している!さすがにそろそろこのブログも潮時かな???
[1月14日11:00.天候:晴 静岡県富士宮市ひばりが丘 富嶽温泉“華の湯”男湯・露天風呂]
露天風呂の中にある1人用の陶器風呂。
3つほど並んでいて、そのうちの1つに敷島が入っていたわけだが、誰も入っていない陶器風呂の湯船から明らかに何かが浮いてくるのが分かった。
敷島:「な、何だ!?」
ザバーッ!
横田:「横田です。先般の総幹部会における大感動は未だ冷めやらぬものであります」
敷島:「誰だ、アンタわ!?」
客A:「リアル“テルマエ・ロマエ”!?」
客B:「い、いや、どう見ても古代ローマ人には見えんが……?」
横田:「えーと……ここはどこでありましょうか?」
敷島:「富嶽温泉“華の湯”だ!あんた、一体何なんだ!?」
横田:「ムッツリの戦士!ケンショーグリーン!……たった1人だけど、ケンショーレンジャぁぁぁぁっ!!」
敷島:「……まだ寒いのに、もう暖かい時期になったら出てくるヤツ出て来たか」
横田:「私は稲生勇太君を折伏しに来たのです。あなた、知りませんか?」
敷島:「知らないよ!うちの社員にそんなのいないよ!」
横田:「…………」
敷島:「何だよ?」
横田:「すいません、出てくる世界を間違えました」
敷島:「はあ!?」
横田、再び湯舟の底へと沈み込んで行く。
と、そこへ!
妙観講員A:「いたぞ!御山でうちの女性講員に痴漢した横田!」
妙観講員B:「捕まえろ!」
妙観講員C:「待ちやがれ!!」
3人の妙観講員達が陶器風呂に飛び込んで行くが、既に横田は消えた後だった。
妙観講員A:「クソッ、また逃げられた!」
妙観講員B:「何なんだ、あいつはよーっ!」
妙観講員C:「まだ近くにいるに違いない!捜せーっ!」
バタバタと露天風呂から出て行く妙観講員達。
敷島:「……KR団とか、DCIとかではなさそうだな……。暴力団のトラブルかな?最近のヤーさんは、簡単に銃の持ち歩きができないからな……」
敷島は首を傾げ、今度は草津温泉の湯の成分を湛えた浴槽へと向かった。
[同日11:30.天候:晴 同温泉施設]
敷島:「……という不可思議現象があったんだ」
アリス:「うん、多分気のせいね」
敷島:「信じて無さがひでぇ!……風呂上がりにマッサージでも受けよう」
アリス:「いいね!エステティック受ける!」
敷島とアリスはリラクゼーションの受付に行く。
アリスがフッと離れた隙に敷島は受付嬢にそっと耳打ち。
敷島:「あのー、指名料は払うから、若い女の子付けてくれる?」
受付嬢:「かしこまりました」
ピー!(シンディの頭脳からアラームが鳴る)
シンディ:「集音装置(耳)に、社長のNGワードを聴取」
マルチタイプの耳は集音装置になっており、感度を上げれば犬や猫並みの地獄耳となる。
シンディ:「博士」
シンディはすぐ自分のオーナーたるアリスに御注進。
アリス:「あら、そう……」
アリスはつかつかと受付に歩み寄り、そして……。
案内係:「お待たせしました。ボディケア60分コースでお申込みの敷島様」
敷島:「はい!」
案内係:「それではご案内させて頂きます」
敷島:「よろしく。じゃな、アリス」
アリス:「行ってらっしゃい」( ̄ー ̄)
アリスはニヤリとして敷島を見送ると、自分はエステティックルームへ向かった。
担当者:「御指名ありがとうございます。ボディケア担当の沖浦と申します」
敷島:Σ( ̄□ ̄|||)
どういう人物が来たかは、【お察しください】。
担当者:「私の施術はですね、揉んだ所が立ちどころに癒されることでお客様から御好評を頂いているのですよ。こうして指名料も稼げて功徳〜〜〜〜!!」
敷島:「ちょっと待て!俺は若い女の子を指名したんだぞ!?あんたみたいな爺さんなんざ頼んじゃいない!」
担当者:「怨嫉謗法はいけませんよ。ご安心ください。私のボディケアはそんじょそこらのボディケアとは一味違う。それでは早速そこへ横になって」
敷島:「……あんた、どこかで見たことなかったか?」
担当者:「……?記憶にございませんが……」
敷島:「そ、そうか。他人の空似か。いや、何か前にアメリカで俺と嫁の乗った飛行機をハイジャックしたテロ集団のボスに似てたもんでね」
担当者:「お客様、相当お疲れのようですね。私の功徳話を聞きながら、是非とも癒されてください」
[同日12:45.天候:晴 同施設内2Fレストラン“ひまわり”]
敷島:「沖浦先生ハ素晴ラシイ!沖浦先生ハ素晴ラシイ!沖浦先生ハ素晴ラシイ!創価ノ鑑!ノ雄!」
アリス:「ちょっと!なに洗脳されてんの!?」
シンディ:「電気流します」
シンディは敷島に電気ショックを与えた。
敷島:「はぐはっ!?……はっ!俺は今まで何を!?」
アリス:「はい、現実にお帰りなさい。早速、ランチにするよ」
敷島:「おっ、もうお昼か!」
レストランの入口に行くと……。
Pepper君:「コンニチハ!ボクトオ話シシマショウ!」
敷島:「おや?ここにもPepperが……」
アリス:「科学館にいるのと同タイプね」
敷島:「そりゃそうだろ」
Pepper君:「ボクト握手シマショウ」
シンディ:「いいよ。手が千切れても知らないけどなw」
シンディ、Pepper君と強い握手をした。
Pepper君:「…………」
敷島:「おい、シンディ。あんまり脅かしてやるな。Pepper君、怯えて黙ってしまったぞ」
シンディ:「ゴメンナサーイ!」
尚、人の気配を察知すればそちらの方を向いて気さくに話し掛けるPepper君だが、シンディとは明らかに目を合わせないようにしていたという。
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