[12月24日17:30.天候:晴 東京都豊島区某所 敷島エンター劇場]
ナレーター:「突如として始まった悪魔と妖精のガチバトル!果たしてどうなるのでしょうか!?」
魔法の妖精:「ここはボクに任せて先に行って!」
マッチ売りの少女:「あなたを置いて先になんて行けない!」
笠売りのお爺さん:「んだんだ!」
妖精:「ありがとう。キミ達と一緒にいた時間……忘れないよ……」
敷島俊介:「たった数秒だろ!」
そして暗転。
その際、悪魔役のKAITOと妖精役のMEIKOは速やかに舞台下手へと捌ける。
お爺さん:「き、消えてしもた!?」
少女:「そんな……!引き分け……?!」
お爺さん:「こ、これからどうしたらいいんじゃ?」
少女:「魔女っ娘の役目は、この汚れ切った世界を清めること。私に任せて」
少女役の鏡音レン、悪魔が落として行った魔法のステッキを拾う。
少女:「腐ったヤツ、どーこだ?」
ナレーター:「何ということでしょう。少女の放った魔法が、近くの御屋敷へ痛烈ヒットしました。屋敷に点いた火は燃え上がり、瞬く間にクリスマスの夜空を焦がしていきます」
少女:「あそこ!あそこに汚れの元凶が!」
お爺さん:「相分かった!それでは向かうとしよう!」
少女&お爺さん:「エッホエッホエッホエッホ!」
少女とお爺さん、とある武家屋敷へと辿り着く。
武家屋敷は既に火の手が上がっていた。
大石内蔵助(巡音ルカ):「もしや、ここに火を放ったのはお主達か?」
お爺さん:「だ、誰がこんなことを!?」
敷島峰雄&俊介:「キミ達だよ」
少女:「ごめんなさい。まさかこんなことになるとは思ってもみなかったの」
大石:「そちが謝ることはない。おかげでこの火事に乗じ、吉良邸へと踏み込むことができた。協力、感謝する」
少女:「何をしているの?」
大石:「我が主君の仇、吉良上野介の首を討ち取りに来たのだ!」
スラッと日本刀を抜く大石内蔵助役の巡音ルカ。
俊介:「今度は忠臣蔵ネタかね!?」
峰雄:「何でも詰め込めばいいというものではないぞ」
孝夫:「はあ……。おかしいな。クリスマスならではのネタということなんで、私はつい“ダイ・ハード”ネタでも突っ込んでくるかなと思ったんですが……」
俊介:「はあ!?」
峰雄:「どこにブルース・ウィリスみたいな事のできるヤツが……」
峰雄と俊介、ともに孝夫を見る。
孝夫:「何ですか?私は車の屋根に乗ったまま爆発に巻き込まれるようなシーンは無理ですよ」
峰雄:「ここにコイツがいるという時点で、“ダイ・ハード”ネタは無いよ」
俊介:「そ、そうですな。でなかったら、今頃こいつは舞台に出てるはずです」
孝夫:「だから、さっきから何をワケの分からないことを……」
テロ用兵器ロボットの群れにバスで特攻し、ドクター・ウィリーの本拠地に突っ込んで行った男、敷島孝夫がここに。
吉良上野介(初音ミク):「はーっはっはっはっはっは!」
大石:「むっ、出たな!吉良!」
吉良:「主君の仇討ちとは面白い!このまま返り討ちにしてくれようぞ!」
大石:「我が殿の仇!覚悟!!」
吉良:「食らえ!」
吉良上野介役の初音ミク、右手をマシンガンに変形する。
そして!
峰雄:「うわっ、“ダイ・ハード”!?」
俊介:「何で忠臣蔵でマシンガンが出てくるのかね!?」
孝夫:「アリスのヤツ、『舞台協力の為、ちょっと改造するから』なんて言ってやがったが……これか!」
峰雄:「孝夫、ボーカロイドは武力を持たないのではないのかね!?」
孝夫:「あー……えー……舞台演出です」
俊介:「何がだ!」
大石:「くっ……!お前達、大丈夫か!?」
少女:「私は大丈夫。それよりあの姿……!あれこそが汚れの元凶!私達、魔女っ娘の敵!」
お爺さん:「ひ、ひえー!」
大石:「仕方が無い!それがしも本気を出すしかないようだ!」
吉良:「何ぃ!?」
少女:「私達も加勢する!お爺さんも手伝って!」
お爺さん:「し、心臓に悪いわ!」
俊介:「無茶苦茶だ!こんな忠臣蔵があるか!社長権限でこの劇は中止させる!孝夫の秘書君、内線電話をここに!」
エミリー:「は、はい」
峰雄:「……待て!」
俊介:「えっ?何ですか、会長?」
峰雄:「中止するのを止めるんだ」
俊介:「何故ですか!孝夫達は演劇をバカにしている!やはり、ロボットだけで演劇をさせるというのには無理があるんですよ!」
峰雄:「観客席をよく見たまえ!」
俊介:「ええっ!?」
VIPルームからだと、一般観客席は後ろから見下ろす形となる。
それでも……。
孝夫:「今宵はチャリティーイベントです。養護学校や児童養護施設の子供達、そして老人ホームのお年寄り達を招待しています」
老若男女が集まっているわけだが、そのほぼ全員が盛り上がっていた。
吉良:「こ、こんなバカな……!こ、この私が……こんな奴らに……!」
体中から火花を吹き散らし、煙を立たせる。
ロイドならでの演出だが、もちろんこれは舞台演出。
本当に初音ミクを壊しているわけではない。
そして、初音ミク演じる吉良上野介が倒れ、そこが爆発を起こす。
もちろん、同時にせりが開いてミクはそこに引っ込んだのである。
俊介:「私はあまり感心できませんなぁ……」
峰雄:「私もヒヤヒヤさせられたけど、まあまあ良かったと思うよ。アイドル稼業にそろそろ行き詰まりを感じて来た孝夫が、その売り出す方向性の転換を考えた。何も悪いことではないと思うがね」
孝夫:「アイドル稼業の行き詰まり?そんなことないですよ。これは単なるあらゆる方向性を考える為の一環です。あれが正解だとは思っていませんよ」
峰雄:「では、何故このようなことを?」
孝夫:「今年もNHK紅白の選考に、うちのボカロ達が落ちたんで、仕事が少し空いたんです」
俊介:「その穴埋めかい!」
峰雄:「NHKは……ボカロの存在そのものには好意的なんだが、いざ紅白で歌わせようとなると、難色を示すんだな」
俊介:「うちの事務所の人間のアイドルは、当選しましたけどね」
峰雄:「うむ。よくやった」
カーテンコールの後で、最後にエンディング。
舞台衣装のまま、“千本桜”を披露する。
『きっと終わりは大団円』の歌詞の通りの終わり方だった為。
本来は初音ミクの持ち歌だが、今ではボカロ全員がカバーしており、全員で歌うバージョンもリリースされている。
[同日19:00.天候:晴 劇場バックヤード]
最後に退場する観客達の見送りも行う。
その後で、やっと帰る準備を行うのである。
井辺翔太:「社長、お疲れ様でした」
孝夫:「お、井辺君。お迎えありがとさん。皆、帰る準備できたら、車に乗り込めよ!」
初音ミク:「はい!」
巡音ルカ:「あの……会長達は?」
孝夫:「さっき帰って行ったよ。まあ、俊介社長は微妙だったみたいだけど、峰雄会長は好評だったみたいだ」
井辺:「新しいことを始めようとすると、色々と戸惑いもあるものですからね」
孝夫:「せっかくだ。帰ったら、このまま打ち上げでもするか」
鏡音リン:「おー、さすが社長!太っ腹〜!」
井辺:「今のうちに、ケータリングでも頼んでおきますか。まだ事務所には、ボカロの皆さんのマネージャー達も残っていますし……」
孝夫:「ああ、頼むよ。エミリー、経費で落としてくれ」
エミリー:「そういうのは第二秘書のシンディに頼んでください」
シンディ:「何でアタシが!?」
ボカロ達に笑いが起こる。
敷島達、エンターテイメント業は年末こそが多忙の時期であるようだ。
ナレーター:「突如として始まった悪魔と妖精のガチバトル!果たしてどうなるのでしょうか!?」
魔法の妖精:「ここはボクに任せて先に行って!」
マッチ売りの少女:「あなたを置いて先になんて行けない!」
笠売りのお爺さん:「んだんだ!」
妖精:「ありがとう。キミ達と一緒にいた時間……忘れないよ……」
敷島俊介:「たった数秒だろ!」
そして暗転。
その際、悪魔役のKAITOと妖精役のMEIKOは速やかに舞台下手へと捌ける。
お爺さん:「き、消えてしもた!?」
少女:「そんな……!引き分け……?!」
お爺さん:「こ、これからどうしたらいいんじゃ?」
少女:「魔女っ娘の役目は、この汚れ切った世界を清めること。私に任せて」
少女役の鏡音レン、悪魔が落として行った魔法のステッキを拾う。
少女:「腐ったヤツ、どーこだ?」
ナレーター:「何ということでしょう。少女の放った魔法が、近くの御屋敷へ痛烈ヒットしました。屋敷に点いた火は燃え上がり、瞬く間にクリスマスの夜空を焦がしていきます」
少女:「あそこ!あそこに汚れの元凶が!」
お爺さん:「相分かった!それでは向かうとしよう!」
少女&お爺さん:「エッホエッホエッホエッホ!」
少女とお爺さん、とある武家屋敷へと辿り着く。
武家屋敷は既に火の手が上がっていた。
大石内蔵助(巡音ルカ):「もしや、ここに火を放ったのはお主達か?」
お爺さん:「だ、誰がこんなことを!?」
敷島峰雄&俊介:「キミ達だよ」
少女:「ごめんなさい。まさかこんなことになるとは思ってもみなかったの」
大石:「そちが謝ることはない。おかげでこの火事に乗じ、吉良邸へと踏み込むことができた。協力、感謝する」
少女:「何をしているの?」
大石:「我が主君の仇、吉良上野介の首を討ち取りに来たのだ!」
スラッと日本刀を抜く大石内蔵助役の巡音ルカ。
俊介:「今度は忠臣蔵ネタかね!?」
峰雄:「何でも詰め込めばいいというものではないぞ」
孝夫:「はあ……。おかしいな。クリスマスならではのネタということなんで、私はつい“ダイ・ハード”ネタでも突っ込んでくるかなと思ったんですが……」
俊介:「はあ!?」
峰雄:「どこにブルース・ウィリスみたいな事のできるヤツが……」
峰雄と俊介、ともに孝夫を見る。
孝夫:「何ですか?私は車の屋根に乗ったまま爆発に巻き込まれるようなシーンは無理ですよ」
峰雄:「ここにコイツがいるという時点で、“ダイ・ハード”ネタは無いよ」
俊介:「そ、そうですな。でなかったら、今頃こいつは舞台に出てるはずです」
孝夫:「だから、さっきから何をワケの分からないことを……」
テロ用兵器ロボットの群れにバスで特攻し、ドクター・ウィリーの本拠地に突っ込んで行った男、敷島孝夫がここに。
吉良上野介(初音ミク):「はーっはっはっはっはっは!」
大石:「むっ、出たな!吉良!」
吉良:「主君の仇討ちとは面白い!このまま返り討ちにしてくれようぞ!」
大石:「我が殿の仇!覚悟!!」
吉良:「食らえ!」
吉良上野介役の初音ミク、右手をマシンガンに変形する。
そして!
峰雄:「うわっ、“ダイ・ハード”!?」
俊介:「何で忠臣蔵でマシンガンが出てくるのかね!?」
孝夫:「アリスのヤツ、『舞台協力の為、ちょっと改造するから』なんて言ってやがったが……これか!」
峰雄:「孝夫、ボーカロイドは武力を持たないのではないのかね!?」
孝夫:「あー……えー……舞台演出です」
俊介:「何がだ!」
大石:「くっ……!お前達、大丈夫か!?」
少女:「私は大丈夫。それよりあの姿……!あれこそが汚れの元凶!私達、魔女っ娘の敵!」
お爺さん:「ひ、ひえー!」
大石:「仕方が無い!それがしも本気を出すしかないようだ!」
吉良:「何ぃ!?」
少女:「私達も加勢する!お爺さんも手伝って!」
お爺さん:「し、心臓に悪いわ!」
俊介:「無茶苦茶だ!こんな忠臣蔵があるか!社長権限でこの劇は中止させる!孝夫の秘書君、内線電話をここに!」
エミリー:「は、はい」
峰雄:「……待て!」
俊介:「えっ?何ですか、会長?」
峰雄:「中止するのを止めるんだ」
俊介:「何故ですか!孝夫達は演劇をバカにしている!やはり、ロボットだけで演劇をさせるというのには無理があるんですよ!」
峰雄:「観客席をよく見たまえ!」
俊介:「ええっ!?」
VIPルームからだと、一般観客席は後ろから見下ろす形となる。
それでも……。
孝夫:「今宵はチャリティーイベントです。養護学校や児童養護施設の子供達、そして老人ホームのお年寄り達を招待しています」
老若男女が集まっているわけだが、そのほぼ全員が盛り上がっていた。
吉良:「こ、こんなバカな……!こ、この私が……こんな奴らに……!」
体中から火花を吹き散らし、煙を立たせる。
ロイドならでの演出だが、もちろんこれは舞台演出。
本当に初音ミクを壊しているわけではない。
そして、初音ミク演じる吉良上野介が倒れ、そこが爆発を起こす。
もちろん、同時にせりが開いてミクはそこに引っ込んだのである。
俊介:「私はあまり感心できませんなぁ……」
峰雄:「私もヒヤヒヤさせられたけど、まあまあ良かったと思うよ。アイドル稼業にそろそろ行き詰まりを感じて来た孝夫が、その売り出す方向性の転換を考えた。何も悪いことではないと思うがね」
孝夫:「アイドル稼業の行き詰まり?そんなことないですよ。これは単なるあらゆる方向性を考える為の一環です。あれが正解だとは思っていませんよ」
峰雄:「では、何故このようなことを?」
孝夫:「今年もNHK紅白の選考に、うちのボカロ達が落ちたんで、仕事が少し空いたんです」
俊介:「その穴埋めかい!」
峰雄:「NHKは……ボカロの存在そのものには好意的なんだが、いざ紅白で歌わせようとなると、難色を示すんだな」
俊介:「うちの事務所の人間のアイドルは、当選しましたけどね」
峰雄:「うむ。よくやった」
カーテンコールの後で、最後にエンディング。
舞台衣装のまま、“千本桜”を披露する。
『きっと終わりは大団円』の歌詞の通りの終わり方だった為。
本来は初音ミクの持ち歌だが、今ではボカロ全員がカバーしており、全員で歌うバージョンもリリースされている。
[同日19:00.天候:晴 劇場バックヤード]
最後に退場する観客達の見送りも行う。
その後で、やっと帰る準備を行うのである。
井辺翔太:「社長、お疲れ様でした」
孝夫:「お、井辺君。お迎えありがとさん。皆、帰る準備できたら、車に乗り込めよ!」
初音ミク:「はい!」
巡音ルカ:「あの……会長達は?」
孝夫:「さっき帰って行ったよ。まあ、俊介社長は微妙だったみたいだけど、峰雄会長は好評だったみたいだ」
井辺:「新しいことを始めようとすると、色々と戸惑いもあるものですからね」
孝夫:「せっかくだ。帰ったら、このまま打ち上げでもするか」
鏡音リン:「おー、さすが社長!太っ腹〜!」
井辺:「今のうちに、ケータリングでも頼んでおきますか。まだ事務所には、ボカロの皆さんのマネージャー達も残っていますし……」
孝夫:「ああ、頼むよ。エミリー、経費で落としてくれ」
エミリー:「そういうのは第二秘書のシンディに頼んでください」
シンディ:「何でアタシが!?」
ボカロ達に笑いが起こる。
敷島達、エンターテイメント業は年末こそが多忙の時期であるようだ。
当作品に登場するボーカロイド達は二次創作であり、版元であるクリプトン・フューチャー・メディアも、商業目的でなければ自由に使っても構わないというコメントを出している。
そのクリプトン製ボーカロイドの2号機たる鏡音リンと鏡音レンの声を当てた声優が結婚するとは実におめでたい限りだ。
とある法華講員のブログ、確かに末尾にあの顔文字は要りませんね。
でもこのことを他の信徒に言っても、
「まあまあ。宿命転換の最中だからしょうがないよ」
とか、
「法華講員はそういう人間ばかりではない」
などの自己弁護の他、
「他支部のことだから、何とも言えない」
などと無関心である事が多いです。
これでは何の進歩も無いですね。
お疲れ様です。
ああいう表現が、サラッとした感じで出来るのは
やっぱり心の奥底で、他宗の人間を軽蔑してる
部分があるんでしょうね。
だってさ、有り得ないですもん。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。m(__)m
↑こんな文面で電報なんか送られたら、
普通の人だったらキレてますよ?
どんな宗派であっても、絶対に有り得ない。
御宗門に、どれだけ迷惑を掛けるのか
ちったあ考えろよって思います。
件の御仁、また記事を更新しています。
後半は日蓮正宗信徒として立派なことを書いているのに、前半の神社ボロクソ扱き下ろしのせいでブチ壊しになっています。
突っ込み所複数なんですが、それは他のアメブロガーの人達にお任せしましょ。
お疲れ様です。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。m(__)m
↑このような、酷い書き込みを行っといて、
「良い友達に恵まれてる」なんて言われて
もねぇ。
僕やったら、ドン引きして関わるのを避けますね。
それか縁切られても構わないんで、指摘します。
「止めろ」と。
マイケルさん指摘の記事ではありませんが、やはり私の予想通り、件の御仁の最新記事について、他のアメブロガーの人がリブログして思いっ切り指摘してますよ。
ええ、私の突っ込みたい所を見事に突っ込んでくれました。
相手から揚げ足を取られることを何よりも嫌がるのが武闘派のはずなんですが、こんな退転者でも分かる穴を開けていいのかなと思います。
その指摘したブロガーさん、クリスチャンみたいなんですけどね。
もしかしたら件の御仁、街頭折伏などの複数で行う折伏はしたことがあっても、一対一の折伏はやったことがない?