報恩坊の怪しい偽作家!

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 実際のものとは異なります。

“私立探偵 愛原学” 「一夜明けて」

2023-09-11 11:33:59 | 私立探偵 愛原学シリーズ
[1月12日06時30分 天候:晴 東京都千代田区神田佐久間町 秋葉原ワシントンホテル12階客室]

 朝になり、私は起床した。
 バスルームは1つしか無いので、順番に洗面所を使うしかない。

 高橋「おはようござすまーす、先生」
 愛原「オマエはもっと早いのか!」
 高橋「先生の為に朝飯を作る必要がありますからね」
 愛原「……それもそうか。だけど、今日は必要無いぞ。ホテルの朝食会場に行くから」
 高橋「分かってますって」
 リサ「でへへへ……」

 その時、リサがエロ下品な笑いを浮かべた。
 まるで、セクハラオヤジだ。
 もっとも、リサが人間のままであったなら、私よりも10歳以上年上のエロオバハンだったわけだ。
 もしもバブル世代のエロ女が現役女子高生だったなら?

 リサ「先生……お浣腸ヤダぁ……」
 高橋「先生。どうやらリサは、夢の中で先生から浣腸プレイを受けているようです」
 愛原「た、叩き起こせ」
 高橋「俺のマグナム発砲と閃光手榴弾使用、どっちにします?」
 愛原「普通に叩き起こせ」
 リサ「お腹が……おトイレ行かせてぇ……」
 愛原「くぉらっ!リサ、起きろぉっ!」

 リサは横向きになって寝ていたので、私はリサの尻を思いっ切り引っ叩いた。

 リサ「あだぁーっ!?」

 そこでリサはようやく目が覚めた。

[同日07時00分 天候:晴 同ホテル3階朝食会場]

 リサ「夢の中の先生が、『今日はお詫びに俺が、お前に浣腸してやろう』って言って来たの」
 愛原「分かった!分かったから、この話は外でするなよ!」

 私達は着替えて、朝食会場に向かった。

 リサ「先生が掃除用のバケツを持って来て、『この中にしちゃえよ、思いっ切り』って。『リサがウ○○するところ、見たいんだよ』だって。……きゃ!
 愛原「分かったから、もうこの話は終わり!」

 エレベーターが途中で止まらなくて良かった。

 高橋「こいつ、人間だったら人間だったらで、無計画に中出しプレイやりまくって、子供をポコポコ生んで、虐待死させてたタイプかもっスよ」
 愛原「うーむ……」

 リサの母親と思われる斉藤玲子も、まだ当時JCでありながら、上野医師と逃亡の旅の道中でヤりまくっていたらしいからなぁ……。
 血は争えないということか。
 実際、桧枝岐村の隠れ家からは、リサを含む何人もの子供が白井達によって連れ出されたらしい。
 それは全て、上野医師と斉藤玲子の子供である可能性が高いという。
 ただ、ビッチではあるが、母娘で似ているのは、一途であるということ。

 スタッフ「おはようございます」
 愛原「おはようございます。……ほお」

 朝食会場は多くの修学旅行生達で賑わっていた。
 セーラー服を着たJC達がキャピキャピ言いながら朝食を食べている。

 愛原「セーラー服の美少女集団……」
 リサ「先生!」
 高橋「どうやら、どこぞの女子校の修学旅行みたいっスね。セーラー服に派手な校章が付いてるっス」
 愛原「そうだな。リサはセーラー服着ないのか?」
 リサ「……その代わり、体操服とブルマは着てるでしょお?」
 愛原「なるほど。それもそうだな」
 高橋「しかし、こんな時期に修学旅行とは……」
 愛原「いやいや。冬休みが終わってから修学旅行に行く学校も、中にはあるよ。私立とかだと、公立の枠には囚われないからね」
 高橋「なるほど」

 私達は空いているテーブルに座ると、早速、料理を持ってくることにした。

 愛原「まずは、モーニングコーヒーだな」
 高橋「先生、俺がお持ちします」
 リサ「わたしも」
 愛原「そうか。ローストビーフも売りみたいだから、リサは食べ過ぎるなよ」
 リサ「ローストビーフ!?」
 愛原「俺にも、持って来てもらおうか」
 リサ「分かったー!」

 高橋がコーヒーを持って来ると、早速、料理を持って来てくれることになった。

 高橋「ちっ!ローストビーフのコーナー、メスガキ共で混んでやがる。このままじゃ、俺達の分が無くなるぞ」
 リサ「メスガキ共め……あ!」
 高橋「何だ?」

 リサは何かを思いついたようだ。
 そして、背伸びをして、長身の高橋にそっと耳打ち。

 高橋「マジかよ?何でメスガキ共にそんなことしなくちゃなんねーんだよ?」
 リサ「これも先生の為でしょ?わたしの為だったら、わたしだって変化してあいつら蹴散らすよ」
 高橋「ちっ、先生の為ならしゃあねぇ……」
 リサ「そういうこと」

 高橋はローストビーフコーナーに屯するJC達の所に行った。

 高橋「キミ達、ちょっとそこ空けてくれるかな?
 JC1「あ?……は、ハイ……!」
 JC2「超イケメン……」
 JC3「ど、どうぞ……」
 高橋「すまないね。ちょっと急いでるんだ」
 リサ「にひひ……!」

 リサは高橋の後ろに付いて、自分の分のロースビーフをごっそり皿に盛った。

 JC4「も、もしかして……ジャニーズの方ですか?」
 高橋「心外だなぁ。ちょこっとホストやってただけだよ」
 JC5「ホスト!?ホストだって!」
 JC1「本物のホスト、初めて見た……!」
 JC2「やっぱ東京は凄いね!」
 リサ(バーカ。車の改造費用稼ぎで、本当にちょっとやってただけだっつーの。やっぱガキだな)

 高橋は本当に愛原の分と自分の分しか取らなかったが、リサが根こそぎ持って行った為、2人が立ち去る頃には、もうローストビーフは無くなっていたという。

 愛原「あいつら、何やってんだ?」

 尚、私はそんな2人のやり方を、遠くから呆れて見ていたのであった。

[同日07時45分 天候:晴 秋葉原ワシントンホテル→都営地下鉄岩本町駅]

 ホテルをチェックアウトする。
 尚、高橋は一部のJC達とLINEを交換したようである。
 ホテルと秋葉原駅は目と鼻の先にあり、多くの通勤客が行き交っていた。

 愛原「オマエ、JCとヤったら犯罪だぞ?」
 高橋「今から歌舞伎町を学ぶのも、いい社会勉強っスよ。その中で、どれだけホスト漬けになるかどうか……」
 愛原「今からホストにでも戻る気か。一流探偵を目指す夢も頓挫だな。バイバイ」
 高橋「あっ、冗談っス!冗談!俺がやることじゃないっス!」
 リサ「学校に遅れるから、わたしはもう行くね」
 愛原「お、おう!気をつけてな!」

 リサはJR秋葉原駅の方に歩いて行った。

 愛原「俺は都営新宿線に行って、事務所に戻るけど、お前はどうする?このまま、西新宿まで行くか?」
 高橋「いえ、俺も一旦事務所まで戻ります。で、車でパールを迎えに行きます」
 愛原「そうか。じゃあ、行くぞ」
 高橋「はい!」

 私と高橋は、岩本町駅の方に向かった。

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