日 時 平成24年7月1日(日) 9:50~15:50(9:20開場)
場 所 メイン会場:川崎市生涯学習プラザ
地 図 http://www.kpal.or.jp/3_gakusyu_plaza/36_plaza_annaizu/361_gakusyu_plaza_annaizu.html
サブ会場:札幌・帯広・仙台・郡山・新松戸・大磯・草薙・浜松・富山・
福岡西・宮崎 ※メイン会場をTV会議システムで結んでお送りします。
(1)9:50~11:20『子どもの見方、困難さに気づく手立てとアセスメント』
安藤 壽子先生(お茶の水女子大学教授)
授業等の集団活動場面を通じて「子どものもつ困難さ」に気づくことが必要です。この講義では下記を中心に安藤先生にお話しいただきます。
・授業中の行動観察などによる集団場面での実態及び教育的ニーズの把握
・心理・教育的アセスメントや背景情報の収集による認知特性と困難さの要因との関連付け
(2)11:30~13:00『発達が気になる子のサポート入門~発達障害の理解と対応』
阿部 利彦先生(星槎大学 准教授)
発達障害の子どもたちの持ち味をどうやって見つけていけばいいのでしょうか。彼ら彼女らの本来持っている力をうまく引き出すにはどうサポートしたらよいのでしょうか。
障害理解だけでなく、子どもをさりげなく「ふわっと」応援するためのコツや「サッと」実践できる通常学級における工夫等を阿部先生にお話しいただきます。
(3)13:50~15:50 『子どものメンタルヘルス~2次障害への対応』
田中 哲先生(東京都立小児総合医療センター副院長)
発達障害のある子どもは、気づかれにくいために誤解を受けやすく誤った対応を受けやすくなります。
ここでは、子どもたちの「自分」への気づきを主題に、そこから生きる「生きにくさ」の感覚、自分への失望、行動化などについて、医療の現場で多くの子どもに寄り添い続けてこられた田中先生といっしょに考えていきましょう。