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星槎教育研究所ブログ★相談員の部屋

みんなちがって、みんないい。一人ひとりの宝物を見つけながら。

VIVA!ライブ  星槎国際高等学校立川学習センター ブラストビート 

2010-07-16 13:20:42 | みんなちがって、みんないい。
 


~LIVE・ライブ 「PALETTE ~十人十色~ 」のお知らせです~


 星槎国際高等学校立川学習センターでは、
   「様々な活躍の機会ときっかけをを子どもたちのために」
        というテーマの一環として、
   「ブラストビート(会社運営体験プログラム)」
        に挑戦しました。

 ブラストビートとは・・・
   国際的な高校・大学生向けの社会起業体験プログラム
    今回は実際に模擬的な会社組織を作り、音楽ライブ(ロックコンサート)を
     催行します。

   基本その全てを生徒が行います。
   運営については、準備段階からNPOブラストビートのスタッフが
      指導や相談に関わります。


    立川学習センターの生徒が社長となって臨んだライブ企画運営会社名は
       「Colors(カラーズ)」

      


   ***星槎国際高等学校(立川学習センター)3年生、
           Colors (カラーズ)社長から***


     はじめまして、ブラストビート Colors 社長です。

    僕はこの活動を始めてから、人とのつながりを感じられるようになりました。
   それくらい僕らがこのライブに向けて走ってきた8ヶ月間は密度の濃いものでした。
 
              もちろん、
    僕ら高校生にとっては初めての連続で折れそうにもなったりもしたんですけど、
   その度に先生方や周りの人たちに助けてもらい、「自分はひとりじゃない」と感じ、

              それと同時に
    自分に今までなかったような感謝の気持ちや責任感も少しずつ芽生えました。

      こういう機会を与えて下さったからには、
      来てくださった皆さんに「良かった」と言ってもらえるような
      悔いの残らないライブをお届けしたいと思います。

    ぜひ足を運んでいただき、
    十人十色な僕らがひとつになって作り上げた
    "PALETTE"をお楽しみください!




   

     日時:7月30日(金)18:00~20:00(予定) 開場17:30
     場所:国立リバプール 東京都国立市中1-17-27関口ビル B1 
     JR中央線国立駅南口下車大学通り徒歩3
          http://www7.plala.or.jp/LIVERPOOL/ 
      価格:高校生以下 前売1,300円  当日1,800円
         大   人 前売1,800円  当日2,300円
         小学生未満 無料
              別途、ドリンク代(200円)頂戴します

         


   高校生によるミニ音楽会社 「Colors」とは?


   ブラストビートを日本に導入するにあたり、パイロットプログラムとして
   初めて設立された高校生によるミニ音楽会社です。

   「Colors」という社名の由来は、「ライブはいろんな色があってこそできる。」
   という想いから付けられました。

       「一人ひとり、悩みも、考え方も、笑顔も違う。
       だからこそ、お互いのColorを混ぜずに重ねることで、
       エンターテイメントという虹を描いていく」

   というのを掲げ、資金ゼロ・経験ゼロ・おまけに人間関係も一からというところ 
   から会社設立からアーティスト探し、ライブ企画運営を行っています。

      「Colors」ブログ、はコチラ
       


ライブタイトル「PALETTE」とは?

これは一人ひとり違う色を「PALETTE」に持ち寄れば、
どんな絵も描けるという想いから付けられました。



寄付について

ブラストビートでは収益の25%以上を慈善事業団体に寄付することになっていて、
僕らはみんなで持ち寄った10個の候補の中から「アグラサーラ協力基金」に
寄付しようということになった。

この「アグラサーラ」には学校の先生が関わっているのもあり、
いろんな話を聞く機会に恵まれ、そういった話を聞く中で、
僕たちは今、日本という国で、どれだけ恵まれた環境にいるかを知り、
国は違えども同じ"今"を生きているバングラデシュの子どもたちの未来に
少しでも光が見える手助けになれば、と思い寄付しようと決めました。




       

       皆様のお越しを心よりお待ちしています

Gくんのステキな世界、漫画『はぶく君の旅』シリーズ

2009-10-16 05:52:04 | みんなちがって、みんないい。
センターに通っているお子さんG君のステキな作品のご紹介です

『はぶく君の旅①~③』





G君は「省く」という漢字を覚えることができずにとても困っていました。

うまくいかないことと向き合うのはとても勇気のいることです。
大人でも困難に直面すると思わず逃げてしまいたくなりますよね。

こうしたことが積み重なると「どうせやっても無駄だ…」と
考えてしまいたくなります。
めげずにいるのも大変な状況と言えるのではないでしょうか。

しかし、G君は違いました!本当にすごい!

勇気をもってうまくいかないことに向き合い、
「省く」という漢字を楽しく勉強できる方法はないかと考えたのです。

そこで、G君が開発したのが「覚えられなかった漢字を
キャラクターにして漫画を書く」こと。
難しいものを少しでも楽しく取り組めるように、
そんな思いが実を結んだのです。

Gくんは著書である『はぶく君の旅』を
1巻~3巻まで仕上げました(現在4巻執筆中)。
その中にはこれまでに覚えにくかった漢字も
多数登場している、とのこと。

漢字をキャラクターにした漫画はこれまでにも
なかったのではないでしょうか!?


↑怒っているはぶく君。体がギザギザになっています。

天才的なGくんの感性にはただただ驚かされます

Gくんのお母さんもこれまでもずっとGくんの
ペースに寄り添いながら支えてきました。
いつも、どんな些細なことでもGくんの成長を喜ぶ姿が、
Gくんのエネルギー源となっています。

この『はぶく君の旅シリーズ』は親子の絆が
生んだ素晴らしい作品です。

Gくんの不思議な、心温まる世界観にわたしたちスタッフも
大きなパワーもらいました!Gくんありがとう!

うすいまさとさん 【脳の歌応援HP】ができました!

2009-05-17 07:11:19 | みんなちがって、みんないい。
うすいまさとさんの「脳の歌」
やはり反響が多くあったそうです。

・この歌を聞いてもらうことで発達障害の啓発になる!
・この歌を聴くだけで元気になる!
・「NHKみんなのうた」で流してもらいたい!
など・・・

「NHKみんなのうた」は グッドアイディア。
啓発にもってこいです。
以前ある大学の先生が
脳みそは 本当に一人ひとり 色も形もみんなちがうと
おっしゃっていました。
みんなちがって、みんないい。


そこで 【脳の歌HP】ができました
〇「脳の歌」応援HP
~脳!脳!脳! みんな ちゃがうから いいんじゃない!~
http://usuimasato-nou.noor.jp
視聴コーナーやライブ映像もご覧になれます。リンクフリーです。

期間限定で
※『脳の歌』を【NHKみんなのうた】への署名も行なわれます。
(署名期間2009年5月14日~2009年8月31日の予定)


うすいまさとさんより

『脳の歌』を【NHKみんなのうた】へ!
ご賛同いただけた方にご署名をお願いしております。
(署名期間2009年5月14日~2009年8月31日の予定)
よろしくおねがいいたします。

NHK教育TV「福祉ネットワーク」にて
~発達障害 歌でメッセージ~と題して
うすいまさと30分ドキュメンタリー番組が放送されます。
(終了5月14日(木)20:00~20:29)
☆再放送:5月21日(木)13:20~13:49
ご都合がよろしければご覧ください
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/index.html
ふわっとサポートできるクラスに
みんなが居心地のよいクラスに
イジメのないクラスに
U_SST ソーシャルスキルワーク
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
年間指導計画実例・1年~6年までのプログラム一覧・紙面見本・パンフレットはこちらをご覧ください


星槎の『槎』は、「木に差があるいかだ」~共生の意味するもの

2008-08-17 08:11:30 | みんなちがって、みんないい。
   星槎・・・どう読むのですか? 
   星槎・・・どういう意味があるのですか?

と、よく尋ねられる。

星槎の『槎』の字は 「木に差があるいかだ」

「いかだ」というと 「筏」という字が一般的である。
そして イメージは 同じ太さ・長さに切りそろえられた丸太を
結わえてつくったもの。

   『槎』はちがうんだな・・・
    なんせ、「木に差があるいかだ」だもの。


いろんな木がある。
  固い木、柔らかい木
  長い木、短い木
  曲がった木、まっすぐな木
  太い木、細い木
木の種類も形状も質も、それぞれ違う樹木。

最初は 組み合わせにくいかもしれない。
でも それぞれの特性がお互いを補い合い よさを発揮しあったとき
とても 強くなれる。

星槎は そんな個性さまざまの木を束ねて作った槎(いかだ)で
天空の星をめざすという 中国の故事にもとづいている。


星槎グループの共通理念である
『共生・共育』はこのいかだだと思う。

共生の意味は  星槎大学の先生がみんなで ずっと
国際・教育・環境・福祉・社会
それぞれの分野から ずっと学びあい、論議を重ねている。

学術的にはいろいろあるのだろう。
しかし、わたしは ひとことでいうと
「ちがいを認めあうこと、補いあい、生かしあうこと」ではないかと思っている。


だれも、完璧な人間などいない。

みんなできないこと・未熟なことを抱えて生きている。

そのできないことを責め合う関係でなく
補いあい 助けあい 生かしあう関係でいたい。

以前 ここで 
「井の中のかわず大海を知らず されど天空の深みを知る」について書いた。

大海を知っている人が10人集まるより
大海を知っている人2人 それぞれの天空の深みを知っている人8人
集まった方が面白いことができる気がする。

一人ではできないことを
ちがいを認めあい、補いあい、生かしあって
何かやろう!

それが星槎教育研究所のコンパスです。


お問い合わせは

NPO法人 星槎教育研究所 東京事務局

〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-35-1
TEL 03-3235-3661 (コンパス専用)
FAX 03-3235-3662 (コンパス専用)

・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・
発達特性の視点を持った
教員・支援員・相談員・親のための
2008特別支援教育セミナー
お申し込みはこちら
http://www.seisa.ac.jp/information/seminarall.html


ディスレクシア(読み障害)の教師 神山忠先生のこと

2008-07-18 00:00:11 | みんなちがって、みんないい。
ディスレクシア(読み障害)の教師 神山忠先生のことが
2ヶ月ほど前 読売新聞の教育ルネッサンスで紹介されていました。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20080524-OYT8T00214.htm

「紙に書かれた文字を見た時、白と黒のどちらに注目したらいいか混乱する。
白いキャンバスの上に黒ごまや黒大豆がばらまかれているように見えてしまう。」
(読売新聞より引用)ということです。


その神山先生のサイトがここ。
http://home.wondernet.ne.jp/~aaanet/main/index.html
国立特殊教育総合研究所に研修に行って、
読むことに困難があることをひた隠しにしてきた神山先生が,
カミングアウトできるきっかけとなった研修のレポートも掲載されています。

また アンパンマンのマーチも。
http://home.wondernet.ne.jp/~aaanet/main/anpan/anpan.htm
(いっぱいいっぱいでつらいときも
 このテーマをリフレインしていると
 涙が流れたりしながら
 すこし原点にもどって元気が出てくるのです。)

小学校の造形展で思うこと。

2006-11-24 01:57:17 | みんなちがって、みんないい。

小学校の造形展にご招待いただき行ってきた。
やはり 教室で困難を抱えている子の作品が気になる。
絵画・造形も苦手な子とここぞとばかりユニークで斬新な作品を作っている子といる。 ★
それにしても一人ひとりちがう作品を造っているのにびっくり。
個性があらわれるテーマを設定していることもあるのだろうが・・・
たまごの中から自分のほしいものが生まれてくる「ふしぎなたまご」
まあ、いろんなものが生まれていた。

粘土で創って焼いた陶芸の「土笛」
電車・寝そべった犬・白鳥・かわいいブタ・・・一人ひとりみんなちがう。

いろんな図案をアップリケした「ナップサック」
図案も一人ひとり個性的な上、展示が凝っている。
人型に切ったダンボールに自分のTシャツやジャージを着せ、バンダナをして、
ナップサックとコーディネイトさせている。

1年生の描いた「ザリガニ」は大迫力!
ザリガニを横に置いての写生。
画用紙からはみ出るくらい大きく描くまで何度も書き直したとのこと。
赤・黄色・藍色の3色だけでザリガニ色を創ったそうだ。
名前のところに書いてある感想。
ほとんどの児童が「~のところが難しかった。・・・にがんばった」と書いているのに、
Aくんは、ハサミを大きく描き「今 いかく中なので とめないでください。・・・」と
ザリガニに仮託して(のように思えた)感想を書いていた。
とても豊かな感性だと思う。

教室とはちがった側面が表われていて、とても楽しい造形展だった。


行動が抑制されないということは・・・・

2006-10-03 09:11:34 | みんなちがって、みんないい。

ひとが行動するとき
①頭の中で、行動が企画される
  ↓
②それが企画として、選択・認知される
  ↓
③実際の運動が開始する

このときに ADHDの人は
適切な行動の抑制が働かない。
これにより
「衝動的」になる。

行動が抑制されないから、
動きが多くなって「他動」になる。

注意の焦点が移動することの抑制の欠如として
「不注意」になる。
ということである。

このように、多動性障害の中心的特性は衝動性であるという
見方が主流になっているそうである。

  「児童心理」2006年10月号(臨時増刊--特別支援教育総力特集①)
  精神医学的診断の考え方』(米田衆介)の一部を要約。


この中で、以下のようなことが書かれていた。
とてもわかりやすいので 要約して、ここに留めておきたい。

このように行動が抑制されない人に
じっと大人しくしていなさいといっても
実行できないのは当然である。
彼ら/彼女らは、大人しくするために
他の人よりも何倍も努力している。

脳卒中で片麻痺になった人が歩行訓練をしているのを見ると
多くの人は努力していると感じるようだが、
多動性障害児が必死に大人しくしていても
その努力に気づく人が少ないのは不思議である。

以上

ADHDの子たちがじっとしていても
つい当たり前だと思ってしまうが
見えないけれど、ものすごい努力をしていることを
忘れないようにしたい。





読売新聞の一面に 『ニートに「発達障害」の疑い、支援に心理専門職も』

2006-10-02 00:35:54 | みんなちがって、みんないい。
8月末、読売新聞の一面に 厚生労働省の方針が掲載された。
やっと、不登校・NEETの背後の発達障害が取り上げられ始めたかな・・・。
でも 発達障害という語感 なんとかならないだろうか。
誰だって多かれ少なかれ その特性は持っている。
NEETの上に もう一枚 発達障害というレッテルを貼られて 苦しむことの
ないよう考えたい。


大妻女子大の小川浩教授は、
  「ニートの支援には、職業体験など、発達障害者にも役立つものもある。
   社会性やコミュニケーション能力を高めるため、
  『頑張ればできる』という発想で訓練するのは、発達障害者には強度の
ストレスとなり、うつなどの二次障害を生じさせる」と指摘している。
このあたりをよく理解しておきたい。


(以下 YOMIURION ONLINEより転写)

記事では
仕事も通学もせず、職業訓練も受けていない15~34歳の若者を指す
「ニート」について、厚生労働省は就労支援の内容を見直す方針を決めた。

 ニートの一部に、「発達障害」の疑いのある人が含まれていることが、
同省の調査で判明したため。
実態をさらに把握したうえで、支援機関に心理などの専門職を配置するなど、
きめ細かい支援のあり方を検討する。

 調査は今年6月、首都圏などにあるニートの就職・自立支援施設4か所を
選び、施設を利用したことのあるニートの若者155人について、行動の特徴
や成育歴、指導記録などを心理の専門職らが調べた。

 この結果、医師から発達障害との診断を受けている2人を含む計36人、
23・2%に、発達障害またはその疑いがあることがわかった。

 発達障害は、生まれつきの脳の機能障害で、自閉症や注意欠陥多動性障害
などが知られている。
コミュニケーションが苦手なことが多く、就職の面接試験で失敗を重ねたり
するが、就職して存分に能力を発揮することも少なくない。

 調査では、「人との距離感が分からず、顔を必要以上に近づける」
(26歳男性)、
「その場の空気が読めず、じっとしている」(20歳女性)などの
コミュニケーション問題や、「口頭の作業指示では理解できず、実演が必要」
(16歳男性)など、発達障害特有の行動が確認された。

 厚労省によると、発達障害のある人は、集団で行動するニート支援施設を
利用しない傾向がある。このため、「支援施設に来ない人を含めると、割合が
さらに高くなる可能性もある」(障害者雇用対策課)という。

 ニートの就労支援では、一般的に、規則正しい生活を送る訓練や、
企業での就労体験、資格取得の勉強などが行われている。

 一方、発達障害がある場合は、作業訓練のほか、援助者の確保や同僚の
理解促進など、働く場の環境整備が中心となる。具体的には、福祉機関などと連携して個別の支援計画を作ったり、企業を啓発したりすることが求められている。

「空気嫁・・くうきよめ」

2006-10-02 00:32:07 | みんなちがって、みんないい。
『空気嫁』 
2チャン用語である。 
場の空気を読めずに 突拍子もないことを書いたりする人に 
「空気を読め」ということで使うらしい。

「場の空気を読む」というのは、現代人の必須アイテムだ。 
各所で「場の空気を読める大人になる」ためのセミナーなんかが、開催されている。
場の空気とは 
①その場が どういうテーマ・話題でどういう方向に向かっているかの 『場の流れ』 
②その場にいる人たちがどういう気持ち・心情でいるかの 『場の雰囲気』
があると思う。

ADHDの人は、 衝動性があるから、思いつきでものを言ってしまうし、順番が待てない。
アイディアはつぎつぎ浮かんでくるし、言わずはいられないし・・・。
せっかくまとまりかけた 暗黙のうちに決まりかけた 『場の流れ』を 
かきまわすのはお得意である。
【じつは、私もそう。ここで言っちゃいけないと思っても
止められなくなることがよくある。】

自閉っぽい人は、人のこころを読むのが苦手である。
言語化されていないメッセージ
――― 口調、態度、表情などの非言語コミュニケーション―――がわかりにくい。
または、逆にふつうは感じないような微妙なニュアンスまで
敏感に感じ取りすぎて傷ついてしまうタイプもいると思う。

だからADHDや自閉の人は「空気嫁」と言われやすい。
定型発達の人にさえ、「場の空気を読める大人になる」ためのセミナーが盛んな今日この頃
ますます 非言語コミュニケーション・表情認知トレーニングなど
ソーシャルスキルを身につけることが必要になってくるのだろう。

(わたしも もっと若いときに訓練を受けたかったと思う。
キャラとして許されるようになるまで 時間かかったもん。)
えっ、許されてない?
空気読めてない?

こだわりから広がる豊かな世界。

2006-10-02 00:27:37 | みんなちがって、みんないい。
こだわりは「自閉症の三つ組み」の一つである。
(くわしくは 有名なダダ父通信http://www.nucl.nagoya-u.ac.jp/~taco/dada/index.html#nut
のマメ知識その1をごらんください)
三つ組みとは
①「社会性の発達の障害」
②「コミニュケーション能力の障害」
③「特定の物事へのこだわり」

ところで、「こだわりをなくすには どうすればいいでしょう」と質問を受けることがある。
でも 「車椅子の人に、立って歩いてもらうにはどうすればいいでしょう」という質問はない。
見えない障害だから・・・

こだわりのある人に、
「そんなことにこだわらないように」
「そんな重箱の隅をつつくようなこと言うから、煙たがられるのですよ。」
など指導する人がいる。(説教族か!)

「そうか、じゃあ、こだわるのはやめよう」とやめられるのだろうか?
それは なかなかむずかしい。
こだわりは 無理に禁止されると よけい強迫的になっていく。
チックの子に注意したり、場面緘黙の子にしゃべらせようとしたりするのに似ている気がする。

こだわっているのは、こだわる理由があるのだろう。
こだわりは、興味関心につながる。
こだわりは、才能につながる。
こだわりは、癒しにつながる。
こだわりをプラスにしていく方法を見つけることが大事なのだろう。

自閉系のひとたちの
豊かな世界が広がっていると思う。

癒しのコーピンググッズ

2006-10-02 00:24:25 | みんなちがって、みんないい。
以前 聴いた服巻智子さん
(それいゆ相談センターhttp://npo.autism-soreiyu.com/)
講演時の資料を読み返してみた。
以前からここに書きたかったものである。

(以下は自分なりの理解でのまとめ方です)
パニック時や衝動的な怒りのコントロール、
欝のコントロールの方法として、
自分の興味関心を生かしたコーピンググッズがあるといい。

一人ひとりに合わせた感情コントロールの対処法を
持てるように支援する。

対処法として 自分の解消法(まくらを殴る 投げる・ 
特定の紙を破る・パンチボール・ヘッドフォン)をもつ。
またエスケープできる安全な場所を準備する。

ポータブルな癒しグッズをもち、
日常生活の困難を乗り越える手助けとする。
だからiPodやウォークマンなどで音楽を聴く。
好きなものを携帯していて いつでも眺められるようにしておく。
(ここで携帯電話の画面のスライドショーの話が出た)
ノイズキャンセラーとして、ヘッドフォン・耳栓は携帯しているといい。


コーピングとはストレスを評価し対処しようとすること(大辞林第二版)
ストレス対処能力のことを「コーピングスキル」
ストレスを感じたとき、落ち着くためには必要なグッズのことを
「コーピンググッズ」というらしい。
それいゆの服巻智子さんは、
「携帯にお気に入りの画像を取り込んで スライドショーにするといい」と
おっしゃっていた。(という記憶がある。まちがっていたらごめんなさい。)

ニキリンコさんは 出かけるときに同行しているワニのぬいぐるみ。
本によると「ワニ君は何があってもたじろがないタイプなので、
世界が崩壊するような気になっても
いつも冷静なワニ君のまねをすることで、パニックが防げる」
ということである。

わたしは 色とりどりの花の写真をスライドショーにしている。
みなさんのコーピンググッズはなんですか?

いろいろな問題行動は『SOSのサイン』

2006-10-02 00:16:25 | みんなちがって、みんないい。
ハタから見て
「やる気がない」「楽なことしかしない」
「怠けている」「ひがみっぽい」
「ちゃらんぽらんになった」と思えるときは
 SOSのサインを出していると思ってくださいね!

以前出席したセミナー
「教室で気になる子の支援を考える」第3回
『子どものための親の役割・学校の役割』で
講師 水野 薫先生(福島大学大学院教授)の
おっしゃったことのまとめです。

二次障害による困難
・失敗しそうなことはやりたくない
・自分にはとても無理だからやらない
・誰もわかってくれない
・みんなが自分をばかにする
・みんなに嫌われている・外されている
・いつも自分は損ばかり
・何をやってもうまくいくわけない

思春期以降の深刻な二次障害
(二次障害をほっておかれると、
または周りの対応が悪くて追いつめると・・・)
●神経症的症状
・不登校・社会的引きこもり
・抑うつ・無気力・不定愁訴・身体症状
●非行・反社会的
・自暴自棄【飲酒・薬物を含む】
・暴力・恐喝・威嚇・窃盗
●精神病的症状
・自殺企画・幻覚・妄想・錯乱
・睡眠障害

教師の目に映る軽度発達障害児
(軽度発達障害に気づいていないとこう見える)
・落ち着きのない子、おしゃべりな子、ひょうきんな子
・粗暴な子、切れやすい子、反抗的な子、ツッパリ
・わがままな子、自分勝手な子
・ずるい子、いいわけばかりする子、人のせいにする子
・くそまじめすぎる子、融通がきかない子
・のろい子、要領の悪い子、誠実すぎて損をする子
・おせっかいやき、でしゃばり、目立ちたがり屋
・意欲がない子、易きに流れる子、気分屋
・知能が低い子、理解が遅い子
・しつけが悪い子、親に愛されていない子
・親の要求につぶされそうになっている子

「困った子」ではなく
「困っている子」という考え方・見方に立つと
ぜんぜん違って見えてくると思う。

「軽度って何?」 抱えているものは決して軽くない。

2006-10-02 00:12:18 | みんなちがって、みんないい。
以前 文部科学省のI調査官にお目にかかったとき、
「『軽度発達障害』という言い方はしたくない。」と
おっしゃっていた。
障害の程度が軽いと誤解されるから・・とのこと。
確かにそう思う。

『軽度』とは 発達障害が軽いという意味ではなく
知的機能障害がないということ。
※ 知能の遅れはない(知能指数70以上)と
  知能が正常である(知能指数85以上)が該当。

LD・ADHD・アスペルガー・高機能自閉などの人は
人からは 「誤解」・「叱責」・「否定」・「いじめ」  
自分では・・・「失敗」・「未達成感」で
自己有能感が育ちにくいことが多い。
また、それゆえの二次症状も多い。

軽度発達障害は,神経生物学的障害でありつつも,
その症状形成過程に,心理・社会的要因の関与が示唆される。
この障害のもっとも有害な影響は,自尊心を失うことである。
(田中 2001)

「見えない障害」だからこそ、みんなが知っておきたい。

2006-10-02 00:10:07 | みんなちがって、みんないい。
「特別支援学校教諭免許状(仮称)」も大切。
「特別支援教育」を担当する教員の資質として、
「特別支援教育免許状」も大切。
でももっと大切なのは、通常学級の教員が特別支援教育
について知っていることだろう。
なぜなら、「見えない障害」だから・・・。
通常学級の教員が「見えないものを見る目」を
持っていないと、本当に支援の必要な子たちが、
「特別支援教室(仮称)」に行くこともなく、
通常学級の中で違和感やわかってもらえない悔しさ・
つらさを抱えたまま、不登校になっていくことが多い。
サポートを受ければクリアできる発達課題を積み
残したまま、学年を重ねていく現実に気づいてほしい。

不登校と軽度発達障害の関係を考えよう

2006-10-02 00:07:14 | みんなちがって、みんないい。
不登校や引きこもり・NEETなどの背景には、
「軽度発達障害」が軽視できない要因として存在すると考えられる。 
知的能力に問題がないにもかかわらず、生まれつき読んだり、
書いたり、計算したり、推論することが苦手な「LD(学習障害」、
じっとしている・黙っているのが苦手な「ADHD(注意欠陥・多動性障害)」、
コミュニケーションがとりにくい「高機能自閉症・アスペルガー症候群」など。
これらは『見えない障害』といわれ、見ただけではわからないため、
成長過程において医療をはじめとする専門的な関与が少なく、
周囲の人たちからはもちろん、親や本人さえ認知しないまま、
「変わった子」「好きなことしかしない、わがままな子・怠けている子」
「周りのことを考えない無礼な子」「トラブルを起こしやすい子」と思われ、
いじめなどに合いやすく、自己有能感をえにくいまま、成長しがちである。
また、対人関係や社会生活において、周囲の無理解による叱責や非難・失敗体験・つまずきを経験し、
それが多大なストレスとなって、抑うつ状態などの二次障害を引き起こすことも少なからずある。
一見精神疾患として捉えられる現象が、実は幼児期からの軽度発達障害に起因した問題に
適切に対応してこなかったことによる二次症状であることが多い。 
 「軽度発達障害」をもつ児童生徒の5~7割が不登校を経験すると聞いたことがあるが、
不登校の背景にどのくらいの割合で「軽度発達障害」の児童生徒がいるのだろうか。
皆さんの意見を聞きながら考えていきたい。
ぜひ、体験やお考えをお寄せください。