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星槎教育研究所ブログ★相談員の部屋

みんなちがって、みんないい。一人ひとりの宝物を見つけながら。

映画『テンプル・グランディン』 CSにて放送

2012-03-01 16:14:56 | 教材紹介

有名な方ですが、動物学者のテンプル・グランディンさんをご存知でしょうか。

彼女の数々の名著も紹介したいところですが、今回は放送日が近いこともあり映画を紹介したいと思います。

『テンプル・グランディン~自閉症とともに(→LaLaTV公式サイト)』

この作品は彼女の自伝的映画で、大学時代をメインとしています。
映像で思考する脳を持つ彼女の見え方、感じ方や思考、苦悩などをCGでグラフィカルに描いています。

CSのLaLaTVで、3/4(23時)より放送されます。
視聴する環境のある方、興味のある方は是非!


学習・生活支援ソフトを組み込んだ携帯電話の開発

2010-04-22 21:54:35 | 教材紹介
読売新聞ニュースより

香川大と富士通(東京都)は5月から、発達障害や知的障害のある子どもに、
同社が開発した学習・生活支援ソフトを組み込んだ携帯電話を貸与し、
効果を確認する調査を始める。

 コミュニケーションが苦手な子どもに、
携帯電話を操作することで漢字を学んだり、
スケジュールを管理したりしてもらうのが狙い。
結果を踏まえ、今秋にも実用化を目指す。

詳しくはhttp://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100422-OYT8T00208.htm


iPadやiPhoneでつかう「自閉症向け会話ソフト」

2010-04-08 12:03:44 | 教材紹介
ML仲間のかたに教えていただきました。

自閉症の子供を持つ日本人主婦が開発した会話補助用ソフト
「Voice4u(ボイス・フォー・ユー)」が好評。
iPadやiPhoneに取り込んで使えることから
販売数が増え、3月末現在、日米や韓国、中国など13カ国に利用者が広がっている
ということです。

くわしくはこちらをご覧ください。


また こちらのblogでは、実際にiPadで使っている動画が掲載されています。
iPadだと 画面が大きく操作も簡単で使いやすそうです。
■自閉症児 渡の玉手箱
http://d.hatena.ne.jp/kuboyumi/20100405#c

開発者の久保さんは「国を問わず、家族の痛みを取り除くため、
このソフトを教育現場と地域社会に広げていきたい」と話しておられるそうです。
おかあさまのアイディアと実行力に


表情カード

2007-06-18 14:43:32 | 教材紹介
たのしい・・・さみしい・・・かなしい・・・おもしろい・・・
くやしい・・・ゆかい・・・怒った・・・うれしい・・・がっかり・・・

いろんな気持ちと いろんな表情があります。

「自分は、いまどんな気持ちで どんな顔をしているの?」
  自分の気持ちに気づきましょう。
「あの人は、いまどんな気持ちでいるのかな?」
  相手の表情を見て、気持ちをおしはかりましょう。

~例えばこんな使い方~
 〈自己認知として〉
   ☆自分の気持ちを認識するために・・・
   ☆感情のレベルが どの段階であるのか自分で認識し、自分で感情を
   コントロールできるようになるために・・・
 〈相手に対するとき〉
   ☆相手の表情を読み取り、おしはかるために・・・   
   ☆どのような表情で相手とむかい合えばいいのか知るために・・・
 〈場面での表情認知に〉
   ☆こんな場面にこんな表情をする人がいたら、どんな気持ちかな・・・
   ☆こんなときは、どんな顔をしたらいいの・・・
 〈カルタあそび〉
   ☆読む人が「うぇ~ん悲しいよ」、カードを取る子も「同様に泣く表情」をして・・・
   ☆表情と一致する英単語を発音して、カルタ取りに・・・


※この星槎教育研究所の「表情カード」は、6月16日(土)「新梅田研修センターで開催された星槎教育研究所主催セミナー(シリーズ7回の基調講演)「不登校・引きこもりの背景と広汎性発達障害」講師:十一 元三先生のセミナー会場にて販売いたしました。



   人間が意思を持ち、言葉を持ち、
 社会という集団の中で生きていく存在である限り、
 コミュニケーションスキルは必須のものとなります。

 コミュニケーションスキルが身についていないために、
   「自分勝手」「思いやりがたりない」など
  性格として判断されてしまうこともあります。
     コミュニケーションスキルは、
 「性格」や「性質」とイコールで結べるものではないのですが、
 しばしばこれらを結びつけ人を判断している場合があります。
コミュニケーションスキルは、備わった性格でも、性質でもありません。
 しかし、社会の中では、コミュニケーションスキルによって、
  「その人となり」が判断されてしまうというのは事実です。
   コミュニケーションスキルは学ぶもの、習得するもの。
     声を掛け合うこと、助けを求めること、頼むこと、
         楽しみを分かち合うこと、
    人が生きていくための適切な人間関係はスキルによって、
         できあがっていきます。
 星槎教育研究所は、つねにコミュニケーションスキルのための教材を考え、
         提供していくことを考えています。