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星槎教育研究所ブログ★相談員の部屋

みんなちがって、みんないい。一人ひとりの宝物を見つけながら。

奈良県橿原市で 空き県営住宅を活用して、グループホーム ~ 毎日新聞より

2012-02-28 07:11:47 | SFS【星槎教育研究所】

発達障害の人が一人暮らしするのは いろいろな面で不便がある。

わたしは常々 グループホームや支援付きアパートがもっとあれば・・と

思っていた。

グループホームを経営する方たちの話を聞くと

やはり運営が大変なようである。

今回も、グループホームを運営する社会福祉法人側は「県の事業として行うことで、

周辺住民の理解を得やすい」ということである。

このように県が乗り出してくれるとうれしい。

もっと全国にこういう取り組みが増えるといいと思う。

以下 毎日新聞より

 

県営住宅の空き部屋を、

障害のある人が集団で住むグループホームに活用する県の取り組みが、

今年度から始まった。

県は障害者施策として、障害のある人が地域で生活していくための

グループホームを増やす方針で、今回の事業もその一環。

橿原市の県営住宅4部屋を改修し、昨年末から順次、入居が始まった。

グループホームを運営する社会福祉法人側は「県の事業として行うことで、

周辺住民の理解を得やすい」としている。

くわしくは こちら

 

 


大人の発達障害支援 

2012-02-25 04:04:25 | 発達障害について

自閉症やアスペルガー症候群など発達障害児を対象とする

県立小児心療センター「あすなろ学園」(津市)の職員やOBらが、

NPO法人「ライフ・ステージ・サポートみえ」を立ち上げた。

 

これまで手が届きにくかった18歳以上の発達障害を抱える人たちの支援に取り組む。

 

あすなろ学園は、市町職員と連携して幼稚園や保育園で発達チェックをするなど、

障害の早期発見に務めてきた。だが、

同園が支援対象とするのは18歳以下に限られ、

社会に出てからの支援態勢は十分ではなかった。

 

くわしくはこちら朝日新聞記事を・・・

 

 

星槎教育研究所で 2007年度のセミナーより

ずっとお伝えしたかったのは

精神的なつらさ、仕事がつづかず大人になってからひきこもってしまう方たち

の背景には「見えにくい発達障害」があることが多い

ということ。

 

  発達のアンバランス・凸凹に気付かないまま

  自分の凹の部分に 自信をなくしてしまったり

  訓練しようとしてできない自分を責めてしまったり。

 

 

今、若者サポートステーションにかかわらせていただいているが

実は、ここに「(人から)気付かれない」「(自分も親も)気付いていない」

発達障害の方が多くいらっしゃる。

 

あるサポステでは

利用者の6割近くが、大学を卒業していらして

利用者の7割近くが、コミュニケーションや対人関係の困難をかかえている。

そして いじめられた経験も多数ある。

 

・早期発見 

・一人ひとりの個性特性にあった教育

・障害観がかわること

 (手帳をとることへの抵抗感がまだまだ強いのはなぜか

・排除しない 認め合う関係づくり

・新しい雇用の創出

 

やらねばならぬことがたくさんある。


共生を科学する ~ 星槎大学 共生科学部 you tubeでご紹介

2012-02-24 05:50:07 | 星槎グループNEWS

星槎大学の紹介を youtubeでご覧いただけます

 「共に生きる 共に育つということ。

 それは常に世界と人と接点を持ち続けるということ

 積極的に人とかかわるということ・・・」

  もので心を豊かにするのではなく

  学んで知識で心を豊かにしたい。

  そして、共生にかかわるものでボランティアをしていけたら

  すてきだなと思う・・・という学生の言葉が心に残りました。

星槎大学 共生科学部 は、

共生の理念で結ばれる「教育」「福祉」「環境」「国際関係」の分野を中心に

1科目から自由に学ぶことができます。

在籍の年限がなく学費も学ぶ科目分のみの負­担(年間1万円から)なので、

自分のペースで、大学の卒業、教員免許の取得、資格の取得を目指したり、

スキルアップや自分磨きのために学ぶことが可能です。

取得できる教員­免許は幼稚園、小学校、中学校(社会)、

高等学校(公民)、特別支援学校です。

資格等は、社会福祉士の受験資格、支援教育専門士(養成プログラム)、

教育カウンセラー、自­閉症スペクトラムサポーターなどになります。


ブータンからの留学生 無事帰国されました。

2012-02-23 08:36:06 | 星槎グループNEWS

「ブータン国」より「ロイヤル・ティンプー・カレッジの学生10名が日本(星槎)に留学していました。
ブータン国旗

「星槎湘南大磯キャンパス」では宮澤会長・井上理事長への表敬訪問の際、

グラウンドで、お年寄りが「グラウンド・ゴルフ」を楽しんでいるのを見て、

とても興味を持ち、実際お年寄りに教わりながら、プレーを楽しんでいたそうです。

 

「八王子市長・教育長」への表敬訪問

 

(「八王子市のホームページ」に「ブータン王国学生が市長を表敬訪問」で

写真入りで出ていますので、興味のある方は、ご覧ください。

http://www.city.hachioji.tokyo.jp/seisaku/joho/22245/032305.html

「小田原市役所」への表敬訪問や「鈴廣かまぼこ」工場見学・体験、

「水産技術センター」で日本の水産試験技術を視察したり、

「神奈川県立地球博物館」で地球の歴史を学んだりもしました。

宮城県にある「星槎国際高等学校仙台学習センター」に移動し、

今回の震災について話を聞いたり、

国王・王妃が訪問された「福島県相馬市役場にも表敬訪問」しました。

皇居前にて。

 

星槎高尾キャンパスにて着物体験!
午後は生け花&お茶体験!
日本の文化を学んだ一日でした。

 

 

宮澤会長の話から

 

ブータンの皆もすごいエネルギーです。

一緒にいると意識を持って来ているのがよくわかる。

同じ年代の日本の学生が海外に行ったら、どうしても観光に目が向いてしまうんだろうなと思います。

ブータンでビジネスを学んでいる学生は、本当に一生懸命学ぼうとしています。

 

自販機を見て質問をしてくるんですね。「自販機は1つのメーカーだけがやっているのか?」とかね。

いろいろな会社があるんですよって説明すると、また次の質問が飛んでくる。

最後は「ブータンでできるのか?」と。

チャンスがあって、仕組みを作れたら可能だろうと。

こちらで協力できる部分はするよって答えてあげました。

 

タシっていうサッカー大好きな子は、買い物の時間も惜しんでサッカーをしたがる。

本人はブータンで年代別の代表に選ばれたこともあるそうなんですが、

自分のプレイヤーとしてのレベルが低いのはわかっていると、

リーダーになるにはどうしたらいいかを学びたいと言っていました。

 

そういう自分に興味があることについて、どんどん質問してくるんです。

僕たちにとっては何でもない現象について、彼らは強烈な興味を持つんです。

日本に学んでブータンでそれを表現したいと一生懸命なんです。

何でもないようなことの中に、面白いチャンスが潜んでいるんだと、

彼らの姿勢からそれを学びました。

 

そのチャンスは強い目的意識を持った人にしか映らないかもしれない。

ブータンの彼らは日本の若い世代とは違う強烈な意識を持っているように感じます。

 

我々もその心を持っているはずです。

その心を探り出して仕事に、生活に活かしていきたいですね。


東日本大震災支援 『ブリュッセル弦楽四重奏団』チャリティーコンサート 満員御礼

2012-02-21 04:34:54 | 星槎グループNEWS

下記のコンサート満席となりました。ご支援ありがとうございます。

本当にごめんなさい。お知らせするのが遅すぎですね。

今週の24日夜 サントリーホールにて。

東日本大震災支援 『ブリュッセル弦楽四重奏団』チャリティーコンサートを開催致します。

チケット残りわずか!  

チラシはこちら→ http://www.fgc.or.jp/news/pdf/2012/31.pdf
収益金は、相双(相馬市・南相馬市)地区の教育環境支援や医療支援に充当します。

申込はこちら→ http://www.seisa-mp.jp/soc20120224brussel.html
ご協力をお願い申し上げます。


わいわいタイム①

2012-02-20 03:32:20 | チャート事業~ひきこもり・NEET~

物あてゲームをやりました

「それはモノですか?」
   「はい」
「生き物ですか?」
   「生き物じゃないです」
「どこで見かけますか?」
   「家で」
「それは何色ですか?」
   「いろいろあるけど……ホテルとかにあるのは白?」
「それは手に持てるものですか?」
   「はい」
「どのぐらいの頻度で使いますか」
   「一日……二回?」
「それは美容品ですか?」
   「……それは髪の毛に使いますか?」
「はい」
   「それは……くし!」

二文字縛りという制約はありましたが、見事でした。

「わかるわかる!」

今回のゲームのポイントは、「共感すること」です。
質問者以外は全員が、答えを共有しています。

共感するって、どういうことだろう?
話しあってみました。

 同じ気持ちになる
 納得する
 同じ目線に立つ
 話を合わせる
 同じ事を取り組む(趣味)
 わかり合う(相手と理解し合う)
 賛成し合う
 シンクロする

挙げてみると、どれも他者が必要なことです。

これらにどんなメリットがあるだろう?

 仲良くなる
 愛し合える
 信頼が生まれる
 争いが無くなる
 平和になる
 話が深まる・物事が進む

いいことだらけですが、どうやったら共感出来るでしょうか。

共感するスキルを話しあってみました。

 相槌を打つ
 相手を見る
 受け入れる幅を広げる
 共感している事を伝える

自分なりのやり方を自分の言葉で書いてみます。

 趣味なら→やってみる、相手の立場に立つ
 気持ち→自分におきかえて考える
 一日中一緒にいる(時間・場を共有する)
 いろんな場に行き、趣味の一致する人を探す
 出来るだけ少ない人数で、出来れば対か3人
 相手の話をよく聞く
 うなずく
 苦労する・作業する

わいわいタイム①は、文字通りわいわいと楽しむ時間です。

……と見せかけて、実は色々と隠れた??があったりしますが、まずは気楽に楽しんでください


油を使わないECOクッキング

2012-02-11 17:05:31 | SFS【星槎教育研究所】

合同スクーリングで、東京都下水道局に行ってきました。
そこでは、水の大切さを学び、さらに環境問題を考えるきっかけになりました。

その続きとして、環境問題についての授業から、環境に優しい調理実習を行いました。
・・・水道局の方のお話では 調理に使った油が下水道の汚れに影響しているというお話でした。

  家庭での油の処理大切ですね。 かといって、洗剤を使いすぎるのも考えものです。

そこで今回は油を使わない簡単クッキングです。

電子レンジでつくるクッキーとピロシキ!




油を全く使っていません。


具材をを包むのもコツがいります



完成!


★シンガーソングライターうすいまさとさんのお知らせです

2012-02-08 12:38:01 | 発達障害について

以前このブログでも紹介した、うすいまさとさんから元気をもらえるお便りが届きました。

こちらをご覧ください。


うすいまさとさんは、自ら作詞作曲した歌と、子どもたちとの日々のエピソードなどを話し、

発達障害啓発コンサート&講演を行っています。

代表曲に,声にならない発達障害児らの思いを歌った「僕の子どもの声が聞こえますか?」「ママへ」
子どもとの日々のなかで生まれた曲「舞い降りた天使達」「君の手を離す、その日まで」
脳の障害を楽しくわかりやすく歌った「脳の歌」などがあります。

平成21年度のセミナーでは、うすいまさとさん 尾崎ミオさんを講師にお迎えし、児童期から思春期に向けて、「どのような困難があるか」「いかに理解し支援すればよいか」等、お話をうかがいました。詳しくはこちら


ディスレクシアの人の教育、就労に関わる方にお勧めのイベントです

2012-02-02 11:47:47 | おすすめのセミナーなど

NPO EDGEのお知らせです。


発達障害の中でも目立たないディスレクシアの人の教育、就労に関わる方必見です。是非ご参加ください。

◇特別イベント
「ディスレクシアな日々」僕たちの場合
 開催日時:2012年2月26日(火)13:30~17:00
 開催場所:港区障害保険福祉センターヒューマンぷらざ(東京都港区芝1丁目8番23号)

映画「ディスレクシアな日々~美んちゃんの場合」上映後、映画にも登場した当事者参加のトークショー「ディスレクシアな日々~僕たちの場合」があります。

■第一部 映画上映(14:00開演)
ドキュメンタリー映画「ディスレクシアな日々~美んちゃんの場合」

■第二部 トークショー(16:00~17:00)
「ディスレクシアな日々~僕たちの場合」美んちゃん他5名(映画に登場)、
司会:榎本達彦(明星大学講師) 
コメンテーター:梅永雄二(宇都宮大学教授)
参加費:一部二部通し:港区民1000円、一般2000円

■第三部「ディスレクシアでも大丈夫」の会:保護者会(17:10~18:30)
ディスレクシアなタロー君と小学生の頃の担任ジロー先生とのトークショー
参加費:一家族1000円(簡単な茶菓付き)

※同時にミニ絵画展も実施します。

お申込先:dxheart@npo.jp FAX:03-5401-1190

詳細は下記をご覧下さい。
◆DXな日々映画上映、トークショー
http://blog.canpan.info/npoedge/img/144/chira3.pdf

◆DXでも大丈夫(保護者会)
http://blog.canpan.info/npoedge/img/144/chira1.pdf

◆申込書
http://blog.canpan.info/npoedge/img/145/apli226.pdf

◇映画「ディスレクシアな日々~美んちゃんの場合」
中野ポレポレでも好評上映中です。詳しくはこちらから
上映時間:12:30,14:30,19:00
※2月1日、8日、15日は最終回の後、監督と当事者のミニトークがあります。

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問合せ先 NPO法人エッジ
ホームページ:http://www.npo-edge.jp/ 
TEL:03-6240-0670
FAX:03-5401-1190
E-mail:dxheart@npo-edge.jp


特例子会社 (株)アイエスネットハーモニー ~ エネルギーと工夫がいっぱいでした

2012-02-01 11:02:37 | 就労関連

東京都主催の企業見学会に参加しました。今回は中野にあります、株式会社アイエスネットハーモニーへ行ってきました。 株式会社アイエスエフネットハーモニーは、 株式会社アイエスエフネットの社会的責任 (CSR)を果たすことの一環として、 障がい者の雇用を目的に設立された特例子会社です。 知識や経験に捉われず、「人間性(ヒューマン スキル)」と「やる気」をお持ちの障がい者の 方々に、 ITを通じて多くの雇用機会を創出して社会参加を促し、 自立を支援しています。 くわしくはホームページをご覧ください。

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社内見学でまずびっくりしたのが、「あいさつ!」 一斉に起立して   明るい顔 元気な声で   いらっしゃいませ!! こんにちは!!とあいさつしてくれます。   やはり あいさつが基本ですね。   そして目に飛び込んできたのは・・・こちら

ホワイトボードには

・業務内容

・業務メンバー

・その日の目標

・目標達成率(2が最高点)

が記載されています。パソコンではなく、視覚にうったえるためにホワイトボードを用いています。

また、助け合うこと・たがいにコミュニケーションを取るために、仕事はなるべく2人以上で行なうように役割分担をしています。

 

仕事しているところを見学させてもらうと・・・

下の写真はノート線引きの業務です。これは、取締役の方々が使用されるノートの作成作業です。

筆圧の濃い人がノートを破かないように、クリアファイルを下敷き代わりに使っています。下敷きは、滑りやすいので書きづらいそうです。下敷きよりも線を引きやすい素材を探すのも、皆で知恵を出し合って考えたそうです。

 練習用のノートに何本も線を引いて、本番用のノートで失敗しないために何度も練習します。

このノートを使用される取締役のの方々に喜んでいただけるように、1本線を引いたら、ティッシュで定規やペンで汚れを落として、ノートの中央にきれいな直線を引いています。

印刷屋に頼まないのは、この仕事を業務として行なうためです。

  

★名刺印刷業務

この業務は3人の人間が項目をチェックし、スタッフが最終チェックをします。

 

1枚1枚定規で確認作業をしています

※印刷が不鮮明ではないか、曲がって印刷されてないか確認をしています。

 

 

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皆さん生き生きと仕事をされていて、ジョブマッチングしているなぁと感じました。

活動の様子は、ブログでも紹介されています。ご覧ください。