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星槎教育研究所ブログ★相談員の部屋

みんなちがって、みんないい。一人ひとりの宝物を見つけながら。

佐藤敬子先生 講演

2010-07-16 05:55:53 | 学校教育相談 実技研修会
7月2日 学校教育相談 実技研修会

 佐藤敬子先生 講演

 「子どもと先生を元気にするコミュニケーション・スキル」

 ********



     
     コミュニケーションは送受信であること
      ・コミュニケーションとは分かち合うこと
      ・双方向であること
      ・発信→記号→送信→記号→受信

     というお話から始まった講演でした。

   【講演メニュー】
    1 コミュニケーションとは何か
    2 パラダイムをとく
    3 GRROWモデルで問題解決
    4 とっておき・・・「のりしろ」

       1では・・・「Acknowledgement(承認)のスキル」

       主語を私(私たち)にすえて、あなたYouのことを語るスキルです。
        「あなたが○○だから、わたしも○○です」

       2では・・・思い込みのパラダイムをとく
        パラダイムとは、行動を決めてしまう無意識的な概念です。

       3では・・・GRROWモデル
        G=ゴール(目標の明確化)
        R=リアリティ(現実把握)
        R=リソース(資源の発見)
        O=オプション(選択肢の創造)
        W=ウィル(目的達成の意志)
       
       4では・・・子どもたちの成長する日々ののりしろをつないでいくことが
             お仕事・・・と伝えてくださいました。



 

 



         ありがとうございました。     

   
      

平成22年度全国教育研究所連盟 『学校教育相談実技研修会』 の開催について

2010-04-22 07:57:31 | 学校教育相談 実技研修会
今年度の全国教育研究所連盟学校教育相談実技研修会の受講申し込みが
始まっていますので ご案内申し上げます。
詳しくはこちらをご覧ください。
星槎教育研究所が企画・運営事務局を務めさせていただいています。

今までの実技研修会の様子は
このBLOGの教育相談実技研修会カテゴリーをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/littlestar_constellation/c/6d36a7ad6cb6f45719df0d2c97c15384

 平成22年度全国教育研究所連盟学校教育相談実技研修会の開催について

児童・生徒の多様な課題に対応するため、
教育センターや教育研究所の役割はますます 重視されています。
教育センターや教育研究所における研修や教育相談・カウンセリングに役立つ、
この「実技研修会」は毎年開催され、
ロールプレイング・エンカウンター・SST・応用行動分析・コーチング
・ピアサポートなどの実技が学べる研修として好評を得ています。

今年度は構想も新たに、実技研修を10 講座からの選択制にし、
受講者の方々の学びの幅を広げることのできる研修といたしました。

ぜひこの研修にご参加いただき、
全国の先生方と交流をもちながらご研鑚くださいますようご案内申し上げます。

1 日時 平成22 年6 月30 日(水)12:00~ 7 月2 日(金)12:00(2 泊3 日)
2 場所 国立オリンピック記念青尐年総合センター
3 主催 全国教育研究所連盟
4 主管 民間教育研究所連盟 栃木県カウンセリングセンター
社団法人日本青尐年育成協会 星槎大学附属研究センター
5 参加費 全コース参加24,000 円
   研修費16,000 円 宿泊費(2泊)3,000 円 情報交換会5,000 円
(食事代は各自実費負担、1 食500 円~800 円程度)
    ※全日程参加者には全教連委員長名で修了証が発行されます。
     部分参加も可能ですので、お問合わせください。
6 定員 100名(先着順)
7 申込方法 別紙用紙にて、FAXまたは郵送でお申込みの上、参加費をお振込みください。
8 申込先 星槎大学附属研究センター・星槎教育研究所「実技研修会事務局」

実技研修会を終えて⑤~森川澄男先生のピア・サポート

2008-07-24 22:18:05 | 学校教育相談 実技研修会
ピア・サポートコースに参加なさった先生の感想より

私たちのグループは、ピア・サポートということで、
問題を抱えている子どもたちが
自分たちで問題を解決する、
解決能力を引き出すサポートの仕方を勉強しました。







生徒たちの自立を促し、エンパワーを生む方法です。
具体的な実践をみんなで行い、なるべく現場に持ち帰って、
すぐに使える知識や方法を、面白おかしく教えてもらいました。

パワーポイント資料や、レジュメ、プリント等もたくさん貰い、
非常に中身の濃い研修だったと思います。

情報交換会も、普段話すことのできない立場や年代層の人と
たくさん話すことができ、
今後も長いお付き合いができる関係が芽生えたと感じています。

来年もぜひ研修に参加したいと思っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※ ピアサポート学会会長であり、この実技研修会には第1回から
  参画いただいている森川先生。
  情報交換会では 乾杯のご発声をいただきました。
ピアサポート学会については こちらをご覧ください。
http://www.k3.dion.ne.jp/~peer/



実技研修会を終えて④~日野先生のカウンセリング

2008-07-22 15:29:53 | 学校教育相談 実技研修会
受講なさった方から感想をお寄せいただきましたので
ご紹介いたします。
  「日野先生のお話に集中・・・」
「開かれた質問・・・」

日野先生のカウンセリングのシミュレーションは、
どちらの立場も非常に絶妙である。ある時はクライ
エントの立場で本当に悩んでいるようであるし、
ある時はカウンセラーの立場で何でも話したくなる。
しかし、足りないところはびしっと指摘してくださ
る。先生のご経験と実績の深さを肌で感じる研修であった。

カウンセリングのEコースを選択された方は、教師から
相談に異動になった先生や、すでに相談に携わっている
方など様々な立場の方々で、地域性などの難しい問題や
やりにくさを抱えつつ、一つでも多くのことを持ち帰ろ
うと非常に前向きに取り組まれている方々であった。

世の中には聞き上手な人は往々にしているもので、無意識
のうちにカウンセラー的役割を果たしているのかもしれな
い。日野先生も週に一度?お世話になっているそうである
・・・(そのカウンセラーの名前は通称「ママ」というらし
い・・・)。しかし、意識して行うとき、「カウンセリン
グとはそれまでうまくいかなかったシナリオを書き換え、
新しいシナリオを作り実行することへの援助です」という
レジメの言葉が、これから私の頭に思い出されることにな
るであろう。まだまだ未熟ではあるが少しずつやっていけ
るかもしれない。

日野先生、ありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日野先生はこの実技研修会を創設なさった先生。
懇親会の席上で 講師を代表してごあいさつくださいました。


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実技研修会を終えて③~教育現場におけるコーチング活用法とは

2008-07-14 18:09:21 | 学校教育相談 実技研修会
Aコース『教育現場におけるコーチング活用法』のスタッフ中西歩美さんから
実技研修会について原稿をお寄せいただきました。

第1部 教育コーチングとは?
第2部 教育コーチの器を創る
      ○信念を創作する ○傾聴と質問の姿勢を強化する
第3部 教育コーチングの実践力を養う
      ○思考コーチングと体感コーチングの実践 ○承認の姿勢を強化する


今回の実技研修会では、こうした流れで、「理解する」だけでなく、
「感じる」ことで教育コーチングを学んでいただきました。
この研修を通して14名の素敵な先生方に出会えたことに感謝しています。
相互コーチングの中で、
自分の中に眠っていた熱い思いに気付かれて涙ぐまれる先生、
承認のワークで感極まって絶句される先生、・・・。

その姿は、「主事」「教師」という肩書きを脇に置いて、
生徒を愛し、真の教育の実現を願う一人の人間でした。
ある受講者の方が
「鎧をまとってサングラスをかけていたのは私自身かもしれませんね」と
仰ったときの、スッキリとしたまぶしいほどの表情が深く印象に残っています。

カウンセリングをすでに学ばれている先生方も多かったのですが
「教育コーチングのパワフルさを体感し、これは使えると確信した」
「相談対応力がぐんとアップする」
「ぜひ習得したいし、広めたい」という感想が聞かれました。

参加の先生方が担っておられる役割は、
同僚教師や保護者の方々、生徒の皆さんを
「理解する」こと、そして必要なことを「教える」ことです。
その先生方が教育コーチングの「感じる」「引き出す」感覚や技術を
習得することにより、教育の可能性は格段にアップします。

これまで日本青少年育成協会の教育コーチングは、
三重、京都、徳島、滋賀、青森、鹿児島などの
公立学校教職員研修に採用されています。
現在も岡山県立津山高等学校、京都府立乙訓高等学校などの公立学校で
研修が続けられています。

今回「学校教育相談実技研修」に参加された先生方は、
それぞれの地域の公教育のリーダーです。
これを機会に、教育コーチングの輪がさらに広がっていくことを願っています。

教育コーチングに興味をお持ちの方はこちらをご覧ください。
http://www.jyda.jp/coaching/index.html

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実技研修会を終えて その②~三田地真実先生のファシリテーション

2008-07-10 06:39:18 | 学校教育相談 実技研修会
「教育現場での『連携づくり』ファシリテーション
~真のアプローチを進めるために」
この研修自体が すばらしいファシリテーションのなせる技であり
綿密なデザインに基づいた
非常に密度の濃い充実したものであった。

この写真にも見えるように
研修中 つねにWHY? なぜ?を問われた。
ファシリテーターとしての行動のキーワードの一つである。

今回の研修のコンセプトは『意味ある場づくり』。
これに基づいて、①場(会議・研究協議会など)をデザイン(企画)し、
②実施し ③振り返る。
そのために「観察力」「コミュニケーション力」「ファシリテーションのスキル」
を身につける。

・言語・非言語コミュニケーション
・応用行動分析(ABAの原理)
・場のデザイン・・・ワークショップの手法
・ファシリテーションスキル
など重要な項目が、本研修の中に プログラムデザインされて盛り込まれていた。



※ 写真は「曼荼羅図」を利用した自己紹介

余談であるが、
この研修が始まる前、三田地先生から
・メンバー構成員について・人数
・研修する部屋の大きさ・設備 用意できる備品など
いろいろな問い合わせがあった。
それらは みんなこの研修の詳細なデザインのためであった。

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実技研修会を終えて その① 阿部利彦先生より

2008-07-08 07:56:53 | 学校教育相談 実技研修会
実技研修会を終えて 講師の阿部利彦先生が
特別支援教育のメーリングリストに
下記のような感想をお寄せくださいました。
了解を得て 掲載させていただきます。
その他の実技研修会については少しずつご紹介させていただきます。




情報交換会にもゆっくり参加したかったのですが、広島での講演
があり、準備のため失礼しました。
ちなみに広島初上陸だったのですが、「広島でいいところ応援計画」
も大盛況でした。ありがとうございました。今年は山口県と島根県にも
初上陸します。

さて、はじめて学校教育相談実技研修会の講師を担当させていただき、
特別支援教育概論から、発達障害の特性理解と疑似体験、
エンカウンターグループを経てグループに別れての事例検討および
支援計画作成、と盛りだくさんのプログラムを用意してみました。

特に今回は、その子だけのスペシャルな個別支援でなく、
通常学級でのさりげない支援、という私がもっとも大切にしている
部分を皆で考えていけたのがとてもうれしかったです。

最近はハイテクでスペシャルな支援ツールが研究者などから
紹介されることがあります。もちろん現場では
使いたいのですが、公立学校はとにかくお金がありません。
大学とかが、大量にツールを寄付してくれれば別ですが。

それに、特定の子だけそんなツールを使っていたら、
例えば「どうしてあの子だけ、あんなの使ってるの?」とか言われて
浮いてしまいます。

特別な配慮によって、これまでクラスにとけ込んでいた子が「浮いてしまう」、
「いじめにあう」そんな話を耳にするようになりました。

シールを使うことや、支援員をつけることなどもそうで、
とても大切な支援なのですが、導入する際には、
その子が過ごしている人的環境の
アセスメントを忘れてはならないと思います。

その点、今回現場の先生と検討した支援は、子どもを自然に、
ふわっとつつむアイデアにあふれていて、私自身が先生方に教えられ、
とてもよい勉強になりました。とにかく2日間の詰め込みなので、受講された現場の先生方には
ちょっとハードかな、と思ったのですが、先生方がすごく熱心で
とても感動いたしました。

こんな素晴らしい先生方がいらっしゃれば、日本の特別支援教育は
明るい!、そんな希望をいただいた2日間でした。

素晴らしい講師(私を除いて)に出会い、技を盗める
貴重で、中身の濃い2日間です。もしよかったら来年 皆様もご参加下さい!
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実技研修会に参加しませんか?③ ~ファシリテーションとは

2008-06-19 05:52:42 | 学校教育相談 実技研修会
「教育現場での“連携づくり”ファシリテーション
                ~真のチームアプローチを進めるために~」

 講師  三田地 真実 
  (教育ファシリテーションオフィス代表、東京学芸大学・法政大学・星槎大学兼任講師)

 ★         
 今、教育現場においても「連携づくり」ということばが
聞かれない日はないほどに、学校という組織がどうやって
校内・校外での連携を進めるかは大きな課題の一つです。
連携のための連携にならないために、
真に子どもたちのためになる学校システムを
構築していくにはどうしたらよいかを、
関わる人たち皆の知恵を出し合って考えるというプロセスを
うまく「促進すること」、
そのためのノウハウとしての「ファシリテーション(※)」を学ぶこと、
これが本コースのゴール(狙い)です。
 
 今回は
①ファシリテーションの基礎(理論と基礎的なテクニック)
②ファシリテーションの学校教育現場における応用
(学校現場における応用例の紹介、及び参加型ワークショップによる体験演習)
の内容で実施します。
大事なのは「意味を考えること」、
その上で明日からすぐに現場で使えるファシリテーションのスキル
について学んでいきます。

 ファシリテーションとは「促進する」「円滑にする」という意味の
 「Facilitate」の名詞形。
★      
講師の三田地真美さんは 《野菜さらだ》のハンドルネームで
ご存知の方も多いのではないでしょうか?
教育ファシリテーション・オフィスの代表で
東京学芸大学・法政大学・星槎大学兼任講師。
われらが星槎大学では
山口学長といっしょに
「応用行動分析学」をご担当いただいております。

三田地真美先生のブログもおススメです。
『大人なんかなりたくない!』
http://blog.livedoor.jp/yasaisalad/
私のように「内向直感」タイプの人間にはとても魅力的な
論理的思考タイプ。
いろいろなアンテナからキャッチしたものを
するどく考えて、書き留められたさらだ流エッセイ。
ぜひ ご一読ください。

最新刊は「連携づくりファシリテーション」(金子書房)
        http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31857830

今回の研修でも このお話が伺えると思います。

(この本についてのHPより紹介〉
著者たちは、(独)国立特殊教育総合研究所の特別支援教育コーディネーター養成研修のプログラム開発に深く関わり、ファシリテーションのスキルを特別支援教育に役立てることに力を注いできました。本書では、そこで得られた様々な知見を、個別プラン作成のためのミーティングの場という、特別支援の現場に即した実践的なスキルとして紹介していきます。多岐にわたるファシリテーションのスキルの中から、現場で使えるエッセンスを凝縮し、明日からでもすぐに役立つ内容に仕上がっています。

第1章 はじめに—当事者のための「真の連携」を目指して
第2章 特別支援教育の「連携」に関連する用語を整理する—連携する目的は、「教育・指導の青写真」を作ること
第3章 話し合い・連携の目的—会議のための会議にならないために
第4章 個別プラン・ミーティングの当日までの準備—会議の成否は準備で決まる
第5章 ミーティング当日—実際の会議の運営の仕方
第6章 ミーティング後の連絡・調整—やりっ放しはご法度です
第7章 コミュニケーション手段の使い分け—メール、それとも電話?

著者紹介

堀 公俊(ホリ キミトシ)
組織コンサルタント、日本ファシリテーション協会会長。1960年神戸生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。大手精密機器メーカーにて経営企画やマーケティングに従事した後、組織変革、企業合併、教育研修、コミュニティ、NPO、地方自治など、多彩な分野でファシリテーション活動を展開。2003年に「日本ファシリテーション協会」を設立し、研究会や講演活動を通じてファシリテーションの普及・啓蒙に努めている。元関西大学商学部非常勤講師(組織行動学)

三田地 真実(ミタチ マミ)
教育学博士。言語聴覚士。東京学芸大学教育学部卒業後、約2年障害児教育の現場に携わる。その後、東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程を修了、埼玉医科大学にて言語治療に携わる。1996年に留学のために渡米、2002年米国オレゴン大学教育学部大学院博士課程修了。2003年から教育ファシリテーション・オフィス代表。2005年度(独)国立特殊教育総合研究所プロジェクト研究・研究協力者。2006年度より星槎大学非常勤講師(特別支援教育担当)。所属学会・協会は日本行動分析学会、日本特殊教育学会、日本ファシリテーション協会など


教育相談実技研修会に参加しませんか②~「心の リジリエンス(弾性)が求められる時代の中で」 

2008-06-12 20:20:44 | 学校教育相談 実技研修会
今年の実技研修会の《記念講演》は、
東京学芸大学名誉教授・東京成徳大学特認教授 深谷 和子 先生の
「心の『強さ』を育てる-いま リジリエンス(弾性)が求められる時代の中で」 
 
【講演内容】
相手から「共感や優しさ、思いやり」を過度に求め、
相手の気持や意志を損なわないように
「優しく」ふるまうことに心を砕く若者の増加。
それでいいのでしょうか。
不穏な時代の中で、心に「強さ」(リジリエンス)を育てることの
価値とノウハウを考えましょう。


心理学で注目されている概念の「リジリエンス(こころの強さ)」は、
「弾力性、回復力」などと訳される。
困難に耐えて自分自身を修復する力や心の回復力、適応する力・・・

生きていく中には トラブルや対立、圧迫や攻撃はつきものであり、
理不尽なことは山ほどある。
それに対して ポキッと折れたり もろく崩れたり割れたりしない
弾力ある強さ。
折れたとしても もりもりRECOVERする強さ。

過敏で感じやすく
傷つきやすいガラスのような子どもたちに
リジリエンスをつけてあげたい。

ぜひ 深谷先生にそこのところを伺いたいと思う。


教育相談実技研修会に参加しませんか?①

2008-06-10 19:38:48 | 学校教育相談 実技研修会
全国教育研究所連盟http://www.nier.go.jp/zenkyou/zenkyou.htm
は、都道府県市町村等の教育研究所や教育センターの連合体です。
約240機関が加盟しています。
 当連盟は、全国研究発表大会を年1回開催しているほか、
カリキュラム研究協議会、教育課題研究協議会、学校教育相談実技研修会を
それぞれ年1回開催しています。

星槎教育研究所は その学校教育相談実技研修会の事務局を
つとめさせていただいています。
今年は 7月2日【水】~4日【金】
代々木オリンピックセンターで開催いたします。

2泊3日のとても濃い内容です。
教育相談の実技を学びたい方 全国各地の指導主事と情報交換しつつ
学びあいたい方 ぜひ ご参加ください。
実施要綱は下記のとおりです。


 
1.開催期間 平成20年7月2日(水)午後1時から
        7月4日(金)午後1時まで(2泊3日)

2.会  場 国立オリンピック記念青少年総合センター  
(東京都渋谷区神園町3-1   ℡03-3467-7201)       

3.主  催 全国教育研究所連盟 

4.主  管 民間教育研究所連盟 栃木県カウンセリングセンター

       社団法人日本青少年育成協会 星槎大学附属研究センター

5.参 加 費 研修費14,000円、宿泊費4,300円、
       情報交換費5,000円
     合計23,300円(食事代は各自実費負担、1食500円~800円程度)

問い合せ先 星槎大学附属研究センター・星槎教育研究所「実技研修会事務局」 
     〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6‐35‐1 教育センタービル2F
       TEL 03-5225-6245 FAX 03-5225-6246

  全日程参加者には全教連委員長名で修了証を発行いたします。

《記念講演》
「心の『強さ』を育てる-いま リジリエンス(弾性)が求められる時代の中で」 
 東京学芸大学名誉教授・東京成徳大学特認教授 深谷 和子 先生

【講演内容】相手から「共感や優しさ、思いやり」を過度に求め、相手の気持や意志を損なわないように「優しく」ふるまうことに心を砕く若者の増加。それでいいのでしょうか。不穏な時代の中で、心に「強さ」(リジリエンス)を育てることの価値とノウハウを考えましょう。

《実技研修》
【Aコース】「教育現場におけるコーチング活用法」
   小山英樹
  (社団法人日本青少年育成協会理事・主席研究員・認定マスターコーチ)
【Bコース】「教師の力で明日できる特別支援教育~通常学級での実践」   
    阿部利彦 
(所沢市健やか輝き支援室支援委員、早稲田大学人間科学学術院心理相談室    臨床指導員)  

【Cコース】「学校におけるピアサポートのすべて」
        森川澄男 (育英短期大学教授)

【Dコース】「教育現場での“連携づくり”ファシリテーション
                ~真のチームアプローチを進めるために~」
      三田地 真実 
      (教育ファシリテーションオフィス代表、 東京学芸大学・            法政大学・星槎大学兼任講師)

【Eコース】「カウンセリングをどう教えるか(カウンセリング教授法ABC)」 

    日野宣千  (作新学院大学教授・栃木県カウンセリングセンター代表)

【特別研修】「ロールプレイングによる事例研究」(全参加者共通)

丸山 隆と栃木県ロールプレー研究会