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 星槎教育研究所セミナーのお知らせです。

「不登校・ひきこもりの背景にある軽度の発達障害」第6回

12月1日(土)  横浜  13:30~16:00

 「働くことを含む人生へ ~学齢期からのキャリア教育~」

    松為 信雄 神奈川県立保健福祉大学教授


     軽度の発達障害から来る就労の難しさの具体例と、
     それに対して、学齢期からどのような準備教育を
     進めていく必要があるかのついてお話いただきます。
       ・学習と知識の応用
       ・一般的な課題と遂行要求
       ・コミュニケーション
       ・運動
       ・セルフケア
       ・家庭生活
       ・対人関係
       ・余暇と市民生活


     *ライブ会場でのセミナーをTV会議システムにより全国の
      会場に配信します。配信地域/会場は、各回ごとに異なり
      ますので、ご注意ください。


「不登校・ひきこもりの背景にある軽度の発達障害」シリーズ【全7回】
http://seisa.ed.jp/npo/seminar01.html



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 星槎教育研究所セミナーのお知らせです。

「不登校・ひきこもりの背景にある軽度の発達障害」第5回

10月中旬  富山  13:30~16:00


「自己認知とトレーニング」

   細井 保宏 岐阜少年鑑別所 首席専門官


  脳の機能障害・発達・認知の偏りという視点をとりいれ、
  めざましい実績を上げた宇治少年院での矯正教育から、
  「『深い受容』をめざした処遇システムの実際」について
  お話いただきます。
   ・自己認知のために
   ・認知の偏りへの具体的な学習支援
   ・「統制」「参加」「委任」の3段階教育システム


    *ライブ会場でのセミナーをTV会議システムによって
     全国の会場に配信します。各回ごとに配信地域/会場
     が異なりますので、ご注意ください。


「不登校・ひきこもりの背景にある軽度の発達障害」シリーズ【全7回】
http://seisa.ed.jp/npo/seminar01.html



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 星槎教育研究所セミナーのお知らせです。

「不登校・ひきこもりの背景にある軽度の発達障害」第4回

10月6日(土)  横浜 13:30~16:00

「社会性は集団の中で育つ ~ソーシャルスキルトレーニング~」

     小貫 悟   明星大学准教授

  不登校やひきこもりになる青少年は、社会性やコミュニケーションの
  困難を抱えていることが多いにもかかわらず、ひきこもりによります
  ますその場面を失い、社会性の獲得が困難になるという悪循環にいた
  りがちである。
    ①「成功体験」を多く積み、②実際にどのようにしたらいいのかの
    具体的「スキル提示」、③「学校」「家庭」などそれぞれの役割、
    ④ゲームを通じたSSTの実際
  についてお話いただきます。


   *ライブ会場よりTV会議システムにより全国の会場に配信します。
    配信地域/会場は毎回異なりますのでご注意ください。

「不登校・ひきこもりの背景にある軽度の発達障害」シリーズ【全7回】
http://seisa.ed.jp/npo/seminar01.html



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 星槎教育研究所セミナーのお知らせです。

 「不登校・ひきこもりの背景にある軽度の発達障害」第3回

9月30日(日) 札幌  13:30~16:00

「アセスメントから見るプロフィールとニーズに応じた支援」

   二宮 信一 北海道教育大学准教授
           星槎大学講師

    軽度の発達障害と言いますが、「軽度」ゆえの辛さは、
    決して「軽度」ではありません。見えにくい障害だから
    こそ、早期発見・早期対応が困難で、誤解も多いのです。
    ここでは、知的レベルが高く、一見普通と変わらない子
    どもたちのWISCⅢのプロフィール分析から、彼らの
    かかえる困難を読み取り、そのニーズをサポートする
    個別支援のあり方について考えていきます。


    *ライブ会場でのセミナーをTV会議システムにより
     全国の会場に配信します。各階ごとに配信地域/会場が
     異なりますのでご注意ください。

「不登校・ひきこもりの背景にある軽度の発達障害」シリーズ【全7回】
http://seisa.ed.jp/npo/seminar01.html



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星槎教育研究所セミナーのお知らせです

「不登校・ひきこもりの背景にある軽度の発達障害」第2回

9月23日(日)  福岡 13:30~16:00

 「怠けてなんかいない! 事例から見る経度の発達障害の困難と誤解」

    品川裕香  教育ジャーナリスト
            教育再生会議有識者メンバー
            星槎大学講師


   学校や少年院など、数多くの現場を取材した中から、
   発達性ディスレクシアやアスペルガー・ADHDなどに
    ①気づくまでの困難や誤解
    ②気づいてからの苦労
   など、現場の事実と具体的な事例についてお話いただきます。


   *ライブ会場でのセミナーをTV会議システムにより
   全国の会場に配信します。各回ごとに配信地域/会場
   が異なりますので、ご確認ください。

「不登校・ひきこもりの背景にある軽度の発達障害」シリーズ【全7回】
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研究員(Mae)の本紹介です

 
   監修 高山 恵子(えじそんくらぶ代表)
   著 品川 裕香               小学館〈1,300円税別〉
    


 『嫌な子・ダメな子なんて言わないで
          ADHD(注意欠陥・多動性障害)を持つ子の姿と支援法』
          



    本書では、保護者の方々の格闘の姿が見えてきます。
    子ども自身が抱えるADHDゆえの悩み・つらさと向き合う
    格闘のみならず、子どもと保護者が対峙する周囲との格闘が、
    より大きな負担を保護者に与えているのがわかります。
    人は社会の中で生きています。
    保護者だけでは、その子へのサポートができないのは当たり
    前なことです。しかし、保護者のみに子どもの成長の責任を
    押し付け、排除し、保護者の方を苦しめています。
    ADHDを理解すること、ADHDはその子が持っている特性
    のひとつだと認識すること、その上で、周りの大人、学校、
    地域社会がサポートに関わらなくてはなりません。
    サポートの求め方、サポートする側の理解、その子に合った
    サポートを見つけるための手段を探る方法を伝えてくれます。



         ~本書の一節より~
      早期発見・早期治療が大切だと考える理由は、ADHDの症状によって
     二次的に発生する問題を避けるためです。つまり、不注意だとか落ち着き
     がない、衝動的といったADHDの症状が原因で、「嫌な子」「やる気の
     ない子」とレッテルをはられたりする。それがまた、本人セルフエスティームを
     下げてしまう。セルフエスティームが下がったことで、ますます「何をやっても
     ダメだ」と思うようになり、人間関係がいっそう苦手になり、社会的不適応が
     進んでしまったりする・・・。その結果、たとえばいじめにあったり、不登校に
     なったり、自傷したり、自分を認めてくれない大人や周囲の環境に反抗的に
     なったりするというような二次障害が出てくるケースは少なくないのです。




      ・・・本来ならば苦しまなくてもいいはずの二次障害が出てしまうこと、
        二次障害は、結果として出てきてしまう障害であることがわかります。
        結果として出てきてしまうならば、二次障害が出ない結果も当然ある
        はずです。
        昔はああだった、こうだった、と昔と今を比較して育て方が言われる
        ことがあります。わたしが思うのは、昔の方が、自分を受け入れて
        くれる大人に出会うチャンスが格段に多かったということです。
        おじいちゃん、おばあちゃん、おじちゃん、おばちゃん、いとこ、
        近所の方々・・・。今を生きる二次障害に苦しむ子どもの、どこにも
        自分を認めてくれる場所がないという絶望の深さを思うのです。

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研究員(Mae)の本紹介です


  高山 恵子監修  品川 裕香著  小学館〈1,300円税抜き〉

 『LD・ADHD・アスペルガー症候群 気になる子がぐんぐん伸びる授業
        すべて子どもの個性が光る特別支援教育』


   学級の活動の中で、学習の中で、困っている事例を子ども・教師
   双方の視点から抽出し、助言を与えてくれます。
   問題として生じている事態に対する本当の原因を提示して、対策・
   対処と考え方を教えてくれる本です。
   「なまけている」「ばかにしている」などと当該の子どもを捉えて
   いる先生、対応に困っている先生、どのように改善したらいいのか
   わからないと考えている先生のために、その子をこのように捉え、
   考えていくと良いという方向性がきちんと示されています。
   漫画を使ったわかりやすい状況の説明、親切な解説は、困っている
   子どもと先生を孤立させないための、先生を迷わせないための
   道標となります。


         ~本書の一節より~

      自己理解を進めるとき、大事なことはダメなところだけを
     理解させるのではなく、いいところもダメなところ以上に理
     解させることです。簡単なようで、実はこれはかなり難しい
     と考えています。
      というのも、これまで何十人もの子どもたちを取材してい
     るのですが、実に多くの子どもたちが「自分に何ができない
     か、自分のどこがダメか」はわかっているのに、「自分のい
     い点、すばらしい点」についてはほとんど気がついていない
     のです。もちろん「すこしはこれができる」程度の意識はあ
     るのですが、すぐ「でも○○ができないから、これくらいで
     きても全然ダメだよ」と言います。


        ・・・切ない思いをしている子どもがたくさんいることを思います。
          人は、自分のいいところを知ることによって自信が生まれ、
          そして、自分に自信を持つことで初めて、自分の弱点を自分の
          持ち味として見つめることができるのでしょう。
          このことは子どもに限られることではなく、大人にとっても同様で、
          人が生きていくための、しあわせになるための、大切な大切な
          ことだと感じます。


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研究員(Mae)の本紹介です


   本間 正人著  自由国民社〈1,600円税別〉

 『「最高の能力」を引き出す  コーチングの教科書』



  コーチングとはコミュニケーションスキルの一つです。
  現在は企業でも広まってきていますが、教育の世界でも
  注目されはじめています。
  この本は、教育現場における可能性・有用性を、コーチングの
  基本理念から説明し、コミュニケーションスキルとしての
  用い方・考え方を、やさしく詳しく説明してくれています。
  教育学と学習学のちがいについて理解を深めることにより、
  子どもが受動的に知識を伝えられる教育と子どもが主体的・
  自律的に学ぶ学習では、後者が勉強のみならず人生のいたる
  ところで大切になってくることがわかります。
  コーチングは学習を目的としています。
  コーチングによるコミュニケーションスキルによって、
  個人の内側へ働きかけ、子ども一人一人のやる気を
  引き出す理論と実践を知ることができます。



          ~本書の一節より~
     人 「どうして君は合格点を取れなかったんだ?」
     事 「合格点を取れなかった原因は何かな?」
     人 「なんで君はこんな問題を起こしたのだ?」
     事 「こういう問題が起こった原因は何だろう?」

   「人の質問」は、質問を受けた人にとっては、自分が責められている
   感じを持ちがちです。そうすると、防衛的な反応が引き出されてしま
   います。
    他方、「事の質問」は、ある程度、事態を客観的に見ることができ
   ます。自分が批判の的、矢面に立っていないときには、ある程度冷静
   な分析が可能になるわけです。
    コミュニケーションはキャッチボール。「事の質問」は、「ボール
   を相手のとりやすい位置に置く」やり方だといえるでしょう。





        ・・・発する言葉をかえるのは、物事をつくりかえるのと
          同義だと感じます。人の認識が言葉一つで変化していく
          様子を見ることができました。
          言葉によって、世界が構築されます。
          言葉を知ること、言葉を扱えること、言葉に敏感である
          こと。このスキルを高めることは、子どもにとっても
          教師にとっても、非常に大切であると思います。
  

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研究員(Mae)の本紹介です


  杉山 登志郎著  学研<1,700円税別>

『子ども虐待という第四の発達障害』



  虐待が脳に影響を及ぼすことを、医学・精神・学習・発達の
  さまざまな角度からわかりやすく伝えてくれる本です。
  虐待された子は、発達障害の様相を示しますが、子ども虐待
  による障害の方が、軽度発達障害よりも広範囲で、治療も
  困難となるのです。
  力による脳の損傷ではなく、虐待された事実によって脳の機能が
  損なわれてしまうということが明らかにされています。
  逆説的にとらえると、養育者の無償の愛情は、子どもの脳を
  育てる必須の要素となっていることになるでしょう。
  教育現場では、「虐待」ということで解けるケースも多々ある
  ようです。
  教育にかかわる私たちは、虐待による子どもの症状のあらわれ
  方を知っておく必要があります。


       ~本書の一節より~
   自閉症児への作業療法の経験の深い担当作業療法士の
   感想は、次のようなものである。
   「自閉症は、連合野を刺激すれば皮質まで届くという感じが
   あるけれど、(虐待を受けた)Lさんにはそういうところが
   見られなかった。脳がまるでいくつかのブロックに分かれて
   バラバラに動いている感じだ。」



     ・・・治療にあたる人の生の手ごたえとしてのこの言葉を
       読んだとき、虐待による脳の損傷の度合いというものを、
       生々しく臨場感をもって感じました。
       力を加えなくても、脳の機能が損傷してしまうことが、
       確実に伝わってくる言葉でした。


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研究員(Mae)の本紹介です


 佐藤 曉著  学研〈1,800円税別〉


『通常の学級に学ぶLD・ADHD・アスペの子どもへの手立て
    発達障害のある子の困り感に寄り添う支援』


 わがままな子、自分勝手な子、怠けている子、このようにとらえて
 しまっている子どもの中に「困り感」が存在している可能性がある
 ことを知らせてくれます。
 やりたいのにできない、何をしたらいいかわからない、言われた
 ことがわからない・・・ここに子どもの困り感があるのです。
 この困り感を正しく知ることによって、一人ひとりに合った適切な
 手立てを構築することができるのです。
 問題として見えているのは、困り感から発生した結果として表面に
 あらわれている現象です。
 根本にある子どもの困り感を発見することで、支援の仕方は
 ずいぶん異なってくることがわかります。


       ~本書の一節より~
    はじめに着手すべき作業は、「子どもに何を身につけさせるのか」を
   明らかにすることである。
    「これができないし、あれも問題だから、どのようにしたらいいか」と
   いう質問をよく受ける。そう尋ねる教師に、「では、先生はこの子に何を
   身につけさせたいのですか」と問うと、「そう言われると困るのです
   が・・・」と口ごもってしまうことがある。



      ・・・問題だけを見つめてしまう教育現場となっていることが
        伝わってきます。
        出発点が問題の凝視ということになっているのが問題で、
        問題の原因を出発点に定めていないということが問題である
        ことを実感しなくてはなりません。

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研究員(Mae)の本紹介です


  佐々木 正美監修 宮原 一郎画   学研 〈1,900円税込み〉


『自閉症児のための絵で見る構造化  パート2』


  保育園・幼稚園から、就労に関するまで、自閉症児の一生にわたる
  サポートを展開しています。
  TEACCHプログラムによる視覚的構造化、物理的構造化の実践の
  ために、わかりやすい画とともに説明がされているのが特徴です。
  現在、自閉症児の生活・学習空間に関する物理的構造化の意義は
  だんだんに浸透してきているといえるでしょう。
  しかし、ただ単にモデルとなる構造化を進めればいいというわけでは
  なく、その子の個性に合った構造化が必要とされています。
  保育園や学校で、家族とともに過ごす場で、就労先で、それぞれの場
  での構造化と、その必要性を理解することが大事です。
  調理に関する視覚的構造化は、将来の自立につながる
  実践報告であり、視覚的構造化の工夫をすることによって、
  自閉症児の将来の可能性を大きく引き出すことができる
  ということを教えてくれています。



      ~本書の一節より~
   いつ、どこで、何を、どれだけ、いつまでにすればよいか、したいのか、
   あるいはすることが期待されているか。これへの適切な答えが環境や
   状況への適応である。学校はそれらを学ぶところである。



     ・・・「期待」されていることを読み取ることができないのが
       自閉症児です。「期待」を大きく期待する学校という場では、
       不安と混乱のきわみで緊張し続けることになるでしょう。
       TEACCHプログラムの構造化は、見通しを持たせ、
       安心させ、自立につなげるための支援として有効に働く
       ことがわかりました。

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研究員(Mae)の本紹介です


 内山 登紀夫著  学研〈1,800円税込み〉


『本当の TEACCH 自分が自分であるために』


  自閉症を持っている子どもたちへの、そして将来の自立のために、
  本当に必要な支援を考えているプログラム「TEACCH」を
  成り立ちから内容、現在のあり方まで多岐にわたって概要を
  伝えています。
  支援としては、得意な点、弱点を見極めて、個人個人に合った
  プログラム作成による個別化と、安心できる環境を用意し、
  落ちついてものごとに取り組むための構造化の設定を理解する
  ことが大事です。
  自閉症を正しく理解することと、自閉症特性に配慮できることが
  支援と教育の大きな柱となるのです。


         ~本書の一節より~
    定型発達の子どもだったら、同じ場所でやることが昨日と今日とで
    違っていても驚かないだろう。定型発達の子どもは「だれ」と「何」
    をやったかには関心があっても、「どこで」やったかはあまり気に
    しないし記憶にも残りにくい。自閉症の子どもは「どこで」「何」を
    やったのかのつながりが記憶に残りやすい。



     ・・・だからこそ、構造化による安定が必要となるということが
       わかります。構造化は、子どもの自由にさせなくていいのか
       という批判を受けるときもありますが、まず枠組みという安定を
       つくらなければ、自閉症の子どもは自分の意志で動けない
       ということなのです。
       枠組みという安定があってはじめて、ようやく落ちついて
       自分自身の行動ができるのです。

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研究員(Mae)の本紹介です


  二宮信一著  学研〈1,600円税別)

『発達の気になる子といっしょに  ココロとカラダ  ほぐしあそび』


  軽度発達障害を持っている子のカラダは、かたいことが多いのです。
  かつ、末端の指先などを細かく思い通りに動かすことに困難を感じて
  いる子もいます。
  カラダをうごかしながら、指を動かしながら、自分の意志どおりに
  カラダが動くという経験を多くさせて、自分のカラダが動くという
  認識のチャンスを増やすことを目指しています。
  また、動きを練習するだけではなく、遊びを通してコミュニケーションの
  仕方を学ぶこと、表情を学ぶこと、姿勢や歩き方などの基本動作が
  身につくことまでを含めて、考えている本です。



           ~本書の一節より~
       体は、自分自身が入っている器です。


     ・・・まさにそのとおりで、自分の体を自分が動かしているという
       認識がなければ自分という世界を保つことが難しくなることを
       改めて思います。   

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研究員(Mae)の本紹介です


     品川 裕香著   中央法規 〈1,900円税別〉

『心からのごめんなさいへ
 一人ひとりの個性に合わせた教育を導入した少年院への挑戦』


  「メタ認知」能力が弱いために、自分の気持ちも相手の気持ちも知ることが
  できず、自分の体さえも制御することができない子どもたちがいるという
  ことを、新たに認識しなくてはなりません。
  LD、ADHD、アスペルガー症候群など軽度発達障害を持つ子どもに
  共通しているのは、メタ認知能力の弱さであり、宇治少年院では発達障害の
  ない在院生にも見られる傾向でした。
  安全で安心が確保される環境を整えることを土台として、スモールステップ
  の導入、モデリング、それぞれに創意工夫を重ね、個人個人の認知能力、
  傾向(=個性)に合わせた教育を浸透させていく実践と効果は、教育に
  かかわるすべての場所で取り組まなくてはならないことです。


         ~本書の一節より~
   しっかり人の話を聴く経験。
   人の話を聴いて自分はどう思うのか考える経験。
   そして自分が考えたことを言葉で人に伝える経験。
   少年院に来るまでそんな機会も経験もなかった、という彼らの言葉は重い。
   どういう事情があったにせよ、だ。そんな、一見些細に見える経験のなか
   から、人が学ぶものは非常に大きいのだから。


     ・・・わたしたち教育にかかわる者は、どの段階で、メタ認知能力が身について
       いない子どもを見つけることができるのでしょうか。
       自分自身で分析できる、あるいは自分自身を分析できる
       思考能力・思考過程を、随時意識的に確認できるメタ認知能力を、
       個性に合わせてつけることができるのは、小学校でしかないと
       感じています。
       いま、メタ認知能力が身についているかどうかを、
       学校教育の過程で確認していくシステムづくりが
       必要とされているのでしょう。

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研究員(Mae)の本紹介です


     佐藤 曉著 学研〈1,700円税別〉

『見て分かる 困り感に寄り添う支援の実際
――通常の学級に学ぶLD・ADHD・アスペの子どもへの手立て』


  読み進めていくうちに、LD・ADHD・アスペルガー症候群の
  子どもを支援するための本ということを忘れて、豊かな学級づくりを
  展開させていく本なのだなと認識してしまうでしょう。
  なぜなら、子どもが安心する環境・規律・授業の組み立てなどの
  すべては、定型発達の子どもたちにとっても、落ち着いた学習の
  ためには必要なことであるからです。
  まず、安心・安全な場をつくりあげないと、発達障害を持っている
  子どもたちは、学習に取り組めません。
  しかし、定型発達の子どもたちにとっても、これは同様のことです。
  今すぐにでも取り組める環境・学級づくり、学習への向かい方、
  それをわかりやすく示してくれています。


            ~本書の一節より~
   全部できたら、好きなシールをはる。終ったあとに、子どもが望むことを
   ほんの少しでも用意するのがコツである。ただし、こうした手だてには
   賞味期限があるので、「今日は乗りがもうひとつだったな」と思ったら、
   次の日には目先をちょっと変えてみる。そういう教師の勘は磨かないと
   いけない。


      ・・・学級の作り手は教師であるけれども、受け入れるのは子どもたちである
        ということを「賞味期限がある」という言葉で端的に表していて、
        おもしろく感じます。読み手にやさしく、ちゃんと伝えたい!
        という意志を感じます。

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