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星槎教育研究所ブログ★相談員の部屋

みんなちがって、みんないい。一人ひとりの宝物を見つけながら。

明日 品川裕香さんの新作が出ます!~「働く」ために必要なこと 就労不安定にならないために

2013-05-06 23:43:22 | 本の紹介
明日 5月7日に、品川裕香さんの著作が筑摩書房から出版されます。
『「働く」ために必要なこと 就労不安定にならないために』
 ちくまプリマ―新書という高校生向けシリーズですが
 大人が読めるように書かれているそうです。(読者も成人が多いらしい)
 
 会社や学校、家庭などあらゆる組織にうまく適応できない背景を
 犯罪学と脳神経の特性と心理学から分析し、
 社会不適応を起こさないために何をターゲットにして
 どう戦略戦術を立てて実践していけばいいのか、
 基礎的なことがわかってもらえるように書かれています。

 私も、今課題としていることと重なっているので、ぜひ読みたいと思います。
 また、8月に予定しているLSAの講座(就労に向けて)でも品川さんにお話しいただけるように
 お願いいたしました。楽しみです!

藤堂高直さんの本が 全国学校図書館協議会の選定図書に選ばれました!!

2012-07-18 13:54:41 | 本の紹介

NPO法人EDGE代表 藤堂栄子さんのご子息 藤堂高直さん著

『DX型ディスレクシアな僕の人生──「読む」「書く」は苦手だけれど』

が全国学校図書館協議会の選定図書に選ばれました!!

 

読み書きの苦手な子どもたちに勇気を与え、全国の学校の図書館で多く購入されると思います。

この本は、高直さんに会った星槎グループ宮澤会長が、「ぜひ、本を書くように」と勧め、出版への段取りをつけたもの。

全国の星槎の学習センターや事業所・星槎教育研究所で購入できます。


「発達障害白書」2011年版~特集 子ども・親・家族のメンタルヘルス ―いま、必要な心のケアは何か?―

2011-10-05 06:37:57 | 本の紹介
「発達障害白書」2011年版 
   特集 子ども・親・家族のメンタルヘルス
       ―いま、必要な心のケアは何か?―
          日本発達障害福祉連盟 編 B5判222頁 CD-ROM付き
          定価3,150円(本体3,000円+税)

内容紹介
  発達障害に関する読みやすい年報。関係法規・通達・答申等はCD-ROMに収載。
 1961年、『精神薄弱者問題白書』として刊行され、その後、書名を変えながら刊行されてきた年報の通算47冊目。

  第1部・特集のテーマは「子ども・親・家族のメンタルヘルス──いま、必要な心のケアは何か?」。
  WAM(福祉医療機構)助成事業「障害児の親のメンタルヘルスに関する研究
  ─うつ状態の早期発見と家族支援─」の研究成果を踏まえ、
  さらに幅広い視点で発達障害のある子に関する、
  家族も含めたメンタルヘルスについて課題を明らかにし、
  また社会的支援の在り方について考察している。

  第2部で2009年度の斯界の動向を網羅し、
  第3部に年表・統計・関係団体名簿等の資料を掲載。
  イヤーブックとしての役目を果たしている。
  関係法規・通達等は、付録のCD-ROMに収載。
 

  詳細は、日本文化科学社HPにて。

  ★
  先月開催されたLD学会でも
  親のメンタルヘルスは全国LD親の会のテーマとして大きく取り上げられていた。

    「子どもをほめなさい」と言われてほめていると
     姑から「そんなことでほめているから、
     甘やかされてこんな子になる」と言われると・・・。

  とくに発達障害は 理解されにくいため
  母親が「育て方が悪い」と 夫・姑・近隣の人などから責められることも多い。
  学校に行けない子と、家で向き合って 
  不安や焦りに包まれて苦しんでいる人もいる。

  そんなときわかってくれる仲間や支援者がいると心強い。
  そういう居場所を作りたいと思う。
  
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星槎教育研究所セミナー&ワークショップのご案内です。
全国中にファンの多い花輪敏男先生をお招きして
「不登校・ひきこもりへの対応」について学びます。
  ※ 登校拒否ではなく「不登校」という言葉を
    最初に提唱した先生です。

詳細はこちらをご覧ください

『不登校・ひきこもりへの対応』
  ●第1部  不登校対応チャートによる対応 10:30~12:30      
     ・不登校をどうとらえるか、その意味を考えよう
     ・現在の状態を理解しよう ・家庭内での関わり方のポイント
     ・専門機関の利用の仕方  ・再登校の準備のために

  ●第2部  ケースに基づく演習 ~こんなときどうする 13:30~16:30
     家庭訪問するとき、家庭内暴力があるとき、ゲームにいりびたって
     いるときなどケースに基づく対応について演習します。

日 時 平成23年 10月16日[日] 10:30~16:30(10:00開場)
  NPO法人 星槎教育研究所 不登校・ひきこもり理解セミナー

会 場 星槎湘南大磯キャンパス(全国の会場にTV会議システムにより配信)
       芦別・帯広・仙台・新松戸・立川・厚木・横浜・静岡・浜松
       富山・福井・高松・今治・福岡西
       ※ 会場地図はこちら受講料 1日2,000円
お申し込みはこちらから
  
【主催】NPO法人 星槎教育研究所 【共催】星槎大学
【後援】川崎市教育委員会・二宮町教育委員会・大磯町教育委員会
    LD親の会「けやき」・川崎市自閉症協会・NPO法人東京都自閉症協会


花輪先生プロフィール (FR教育臨床研究所 所長)
  共栄大学客員教授・東北文教大学非常勤講師
○公立小学校教諭・指導主事・教頭を経て、
  平成12年より国立特殊教育総合研究所情緒障害教育研究室室長。
  平成16年同研究所教育支援研究部総括主任研究官。
  その後、特別支援学校校長を経て 現職。
  

○日本LD学会理事・特別支援教育士SV、上級教育カウンセラー、
学校教育相談学会など、全国的に幅広く活動。
著書・編著 『エンカウンターで不登校対応が変わる』
      『FR式不登校対応チャート』(図書文化)など



  
  

「泥かぶら」がまっさきに紹介されました。 ・・・人生がうまくいく48の物語

2011-07-28 11:42:47 | 本の紹介
28日29日は神楽坂の小学生たちは、高尾キャンパスで合宿でした。

その高尾キャンパスにある新制作座文化センターの方から
「泥かぶら」が本にとり上げられ、話題になっていることを伺いました。


その本は これ、『読むだけで人生がうまくいく48の物語』
中井俊巳さんの最新著書で、
心の糧というメルマガで紹介された話から選ばれたものだそうです。

“逆境に負けない”“夢をかなえる”“人間関係をよくする”などテーマ別に、
読むだけで元気になれるストーリーが48紹介されています。

もくじ
第1章 プラス思考になれる8つの物語
第2章 夢をかなえる8つの物語
第3章 逆境に負けない8つの物語
第4章 成功をもたらす8つの物語
第5章 人間関係をよくする8つの物語
第6章 愛と豊かさを感じる8つの物語

「泥かぶら」は、プラス思考になれる物語のトップに選ばれています。

「泥かぶら」をご存知でない方は こちらの紹介ページをご覧ください。
昭和27年の初演以来 日本はもとより海外でも公演され続けた名作です。
いじめ問題や特別支援教育、 
プラスの気持ちに切り替える認知行動療法
など いろいろな切り口から見ることができます。

わたしも 舞台を二度拝見いたしましたが
「自分の心を照らし 磨く」作品だと思います。

新制作座「泥かぶら」の公演スケジュールは
コチラをご覧ください。

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2011 『不登校・ひきこもり理解セミナー』申込受付中 
※詳細はこちらから

◆10/16(日)『不登校・ひきこもりへの対応』10:30~16:30 

 講師 花輪 敏男先生

 メイン会場:星槎湘南大磯キャンパス
 ※全国の会場を双方向のTV会議システムでつないでお送りいたします。
  全国会場一覧はこちらから

◆10/30(日)『大人の発達障害を考える』 13:00~17:00

 講師 星野仁彦先生 市川拓司先生 品川裕香先生

 メイン会場:三鷹市公会堂 別館3F会議室
 ※全国の会場を双方向のTV会議システムでつないでお送りいたします。
  全国会場一覧はこちらから

 お申し込みはこちらのフォームまたは、星槎教育研究所にメール又はFAXに必要事項(氏名・住所・電話番号)を記入の上お申込ください。
 TEL 03-5225-6245 FAX 03-5225-6246 MAIL tokyo@seisa.ed.jp
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うすいまさとさん 『自閉症のきみの心を探して』ぶどう社から出版

2010-12-03 11:22:08 | 本の紹介
3人の障害をもつ子と生きる
シンガーソングライター
パパが書いた、子育て奮戦記!


発達障害の彼らにも、ちゃんと思いがあるんだ!
それをもっとポジティブに、多くの人に知ってもらいたい!
僕は、歌で、彼らの思いを伝えよう!
「直人(長男、自閉症)の不思議な行動や少ない言葉を手がかりに、
直人の世界に寄り添って、
大切にしていることを必死に探して見つけたとき、
直人の心に少しだけ触れることができたような気がして嬉しいのです。
そんな宝物探しのような日々です。」
(本文より)


2009年度星槎教育研究所セミナーでも
歌い語っていただいた
うすいまさとさんの
本がぶどう社から発売されました。

CDと同時発売です。

 (うちのDVDには両方収録されています。
  残念ながら 歌の部分の音はそれほどよくないのですが)

本についての詳細はぶどう社のサイトをご覧ください。


このBLOGでのうすいさんの紹介は


ご覧ください。

吉野先生推薦書籍

2010-11-04 12:11:46 | 本の紹介

~環境調整の視点から発達を考える~
第6回『不安やイライラの多い子どもを家庭でどう支えるか』セミナーにて、
吉野先生の推薦書籍が紹介されました。

①『ワークブック アトウッド博士の〈感情を見つけにいこう〉1 怒りのコントロール』 1,260円
 トニー・アトウッド (著), 辻井 正次 (監修), 東海 明子 (翻訳)



②『子どもをキレさせないおとなが逆ギレしない対処法』 1,470円
 A. フォーペル (著), P. シャープ (著), E. ヘリック (著), Adrian Faupel (原著), Peter Sharp (原著),                  
 Elizabeth Herrick
(原著), 戸田 有一 (翻訳)




③『教室で自尊感情を高める』 3,990円

  デニス ローレンス (著), Denis Lawrence (原著), 小林 芳郎 (翻訳)




④『
だいじょうぶ 自分でできる心配の追いはらい方ワークブック』 1,575円
ドーン ヒューブナー (著), ボニー マシューズ (イラスト), 上田 勢子 (翻訳)





 


『自閉症感覚 ~ かくれた能力を引き出す方法』

2010-11-02 10:03:54 | 本の紹介

今 付箋をつけながら、くりかえし読んでいる
オススメの本です。

これから 少しずつ内容と考えたことについて ご紹介していければと思います。



トニー・アトウッド博士(自閉症の世界的権威者)
『テンプルは私のヒーローだ。
自閉症の理解に世界でもっとも貢献した人物は、まちがいなく彼女だろう。 』

出版社からのコメント

  自閉症の当事者が、その特有の考え方や感じ方、得意なことや苦手なことを、
  みずからの経験を踏まえて分かりやすく解説した本。
   仲間にとけ込むにはどうしたらいいのか? 
  一般常識を身につけるには? 
   個性はどこまで大切にするべきか? 
   そして、自閉症特有の能力を活かすには? 
  著者は、アメリカの著名な自閉症者で、動物科学者でもあるテンプル・グランディン。
  医師や専門家ではなく、自閉症者本人による専門的な解説であるというところに、
  大きな意味があります。
  そのため、本国アメリカのamazon.comでは、
   刊行から1年以上経った2010年現在でも、
  関連書のランキングベスト3を占めるバイブル的存在です。
  自閉症・アスペルガー症候群の人をより深く理解するために役立ちます。


カバーの折り返し

 「私は、人が目の動きで気持ちを伝え合うことを、
 50歳を越えたころに本で読んで初めて知りました」

   コミュニケーションがうまくとれない、いつもパニックを起こしてしまう----
   自閉症の人たちは、アンバランスで鋭敏な独特の感覚ゆえに、
   学校で、社会で、苦しんでいる。
   しかし、みずからも自閉症をかかえながら、動物科学者として活躍する著者は、
   「自閉症感覚」は磨けば光るダイヤの原石だと言う。
   どのようにサポートすれば、自閉症の人たちは輝くことができるのか?
   彼らの社会的自立をめざすための究極のテキスト。

著者 テンプル・グランディンさんについて

   コロラド州立大学准教授。動物科学者。
   動物施設の状況を監査する会社を経営しながら、
     自閉症関連の講演を多数行なう。
   2歳のときから自閉症の典型的症状(言葉を話さず、常同行動を行なうなど)が
     現われ、さまざまな療育を受けた。
   『動物感覚』(NHK出版)はニューヨークタイムズ・ベストセラー。
   ほかに、『我、自閉症に生まれて』
     『自閉症の才能開発』(以上、学習研究社)など著書多数。

目次

日本語版刊行に寄せて  中京大学現代社会学部 辻井正次
まえがき  ルース・サリヴァン博士
自閉症をよく知らない読者の方へ
テンプル、人生について語る(トニー・アトウッド博士によるインタビュー)
はじめに


第1章 自閉症と診断されたら

   診断名にとらわれない
   子ども向けの簡単な療育プログラム
   3つの思考パターン
   高い期待が結果を生む


第2章 子どもの学力を伸ばすには

   自閉症の私はこんなふうに考える
   柔軟性を身につけさせる
   「概念」について教える
   才能を伸ばす
   やる気を起こさせる
   本好きの子どもにする
   テレビゲームにのめりこんだら......
   問題解決の実用的なスキル

第3章 感覚刺激に対処する

   こんなふうに見える
   こんなふうに聞こえる
   自傷行為と痛みの感じ方
   感覚統合療法を取り入れる

第4章 言葉の遅れがある人を理解する

   よくある3つの質問
   感覚が混乱した世界に住むティト
   こんなふうに気持ちを伝える
   課題はすみずみまで見せる

第5章 問題行動に対処する

   「ただのいけない行動」と区別する
   私のいじめ体験
   不作法を許してはいけない
   善意について教えるには

第6章 人づき合いへの第一歩

   注意の切り替えが苦手
   社会のルールを学ばせる
   感情豊かな人もいる
   自尊心をはぐくむ
   対人関係を成功させる4つの秘訣

第7章 薬物療法とバイオメディカル療法

   西洋医薬と代替療法を組み合わせる
   薬の使用----危険性と効能を知る


第8章 脳の働き方

   サヴァンの天才的能力
   木はよく見えても森は見えない
   極端な男性型の思考
   赤ん坊の頭の大きさ
   視覚的に考える脳

第9章 おとなになってから

   大学進学のアドバイス
   車の運転はできるのか?
   楽しい仕事か趣味をもたせる
   就職のアドバイス
   個性を大切に
   「ソーシャル・ストーリー」の活用
   アスペルガー症候群の人の可能性
   自閉症の遺伝子と天才の関係

訳者あとがき
おすすめの図書リスト



「ひきこもり」の現状と支援―訪問サポートの現場から―

2010-06-29 14:44:39 | 本の紹介
当研究所訪問サポート士・池田太郎による、
ひきこもりの現状と支援について、ならびに星槎のコンパス事業に関する文章が、
全国青少年教化協議会の機関紙「ぴっぱら」に掲載されました。

著作権者の許可を得て、転載致します。














「ぴっぱら2010年7-8月号」(財団法人全国青少年教化協議会発行)より

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環境調整の視点から発達を考える
2010発達障害理解セミナー

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7回シリーズDVD お申し込みは こちら
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発達特性の視点を持った
教員・支援員・相談員・親のための
2007・2008・2009特別支援教育セミナー


自閉症スペクトラム SSTスタートブック ~ チームで進める社会性とコミュニケーションの支援

2010-06-14 10:22:45 | 本の紹介
『自閉症スペクトラム SSTスタートブック
   チームで進める社会性とコミュニケーションの支援』


「ズバッと解決LIVE2010 in 群馬」 SST達人の一人
藤野博先生編著です。

指導場面の作り方から指導内容の組み立て方までをセットにした
SSTをチームで進めるためのノウハウが満載です。

ご了解を得て、学苑社のぶろぐから転載させていただきます。

~楽しくできるSSTサークルの作り方~
実際に行なっているチーム支援をもとに、
自閉症スペクトラム障がい(ASD)の子どもたちが、
学校などの生活場面で社会的な行動を獲得できるようになるための
指導プログラムを紹介します。

◆目次
第1章 自閉症スペクトラム障がいとソーシャルスキル・トレーニング 藤野 博
 自閉症スペクトラム
 社会性を育てるための3つの柱
 ソーシャルスキル・トレーニング(SST)とは
 コミュニケーションをサポートする方法
 行動を助ける方法
 環境の調整
 参加をサポートするために
 ASDの子どもたちのためのSSTの構成

第2章 指導場面の作り方と子どもへのかかわり方 伴 光明
 指導場面作りの考え方
 基本の指導場面は意図的に作る
 偶発的な活動場面を指導に生かす
 つなぎの場面を意図して作る(応用編)
 意図を形にする3つの「間」
 空間の作り方〈活動場所を作り、モノを配置する〉
 時間の作り方〈見えない時間を見えるようにする〉
 人間の作り方〈子どもにとって ヒトも環境〉
 指導場面の作り方のポイント(まとめ)
 指導場面の作り方(基本キット)
 教材作りや活動作りの考え方

第3章 指導内容の組み立て方 森脇 愛子
 レシピ1…アセスメントと目標
 レシピ2…指導内容の組み立て方
 レシピ3…SSTのテーマとステップ
 ステップアップ…活動1年間計画を立てよう
 レシピ4…教材の作り方
 もうひと工夫…ミーティングじょうずになるために
 もうひと工夫…ファミリーサポート・プログラムの作り方

第4章 個別トレーニングの作り方〈じっくりタイム〉相澤 千花・森脇 愛子
 コミュニケーションスキルを身につけるための8つのトレーニング  
 トレーニング1…〔おはなしマスターになろう〕聞きかたじょうずになろう
 トレーニング2…〔おはなしマスターになろう〕話しかたじょうずになろう
 トレーニング3…〔おはなしマスターになろう〕呼びかけじょうずになろう
 トレーニング4…〔おはなしマスターになろう〕かわりばんこじょうずになろう
 トレーニング5…〔ヒーローへの道〕カオのコントロール
 トレーニング6…〔ヒーローへの道〕ぼく・わたしの表情辞典  
 トレーニング7…〔ヒーローへの道〕きもちメーター
 トレーニング8…こども相談室
コラム1 友達と一緒に遊びたいヒロトくん

第5章 集団ゲームの作り方〈いきいきタイム〉遠藤 綾子・伴 光明
 身につけたコミュニケーションスキルを使って友達と楽しむ
 ゲーム1…なんでもバスケット〈かけ声にポイントをおいたフルーツバスケット〉
 ゲーム2…ふたりでビンゴ〈イラスト/シンボルマークを使って、二人で楽しむビンゴゲーム〉
 ゲーム3…カード探しリレー〈体を動かす神経衰弱〉
 ゲーム4…ミステリー列車〈役割のある電車ごっこ〉
 ゲームからイベント・セレモニーへ
 ウォームアップ〈ホットな関係づくりには、心と体のウォームアップから〉
コラム2 頑張りすぎてしまうエリカちゃん

第6章 おやつ時間の作り方〈はらぺこタイム〉田村 春菜・藤野 博
 おやつ1…場面設定
 おやつ2…約束と仕事
 おやつ3…おやつの選び方と用意の仕方
 おやつ4…子ども同士の自由会話を促すコツ
コラム3 1番になりたいタカシくん
コラム4 集団生活が苦手だったリョウくん
付録 教材・ツール
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星槎国際高等学校本校 インターンシップの取り組みも紹介 ~『特別支援教育×キャリア教育』

2010-01-06 12:06:52 | 本の紹介
昨日は所用でほぼ終日霞が関近辺にいました。
そこで空き時間ができたので
政府刊行物センターへ。

まず目に入ったのが 環境庁関係。
ここにはフリースクールの授業で役に立つ面白そうな本がいっぱい。
たとえば・・・


つぎに教育・就労で文部科学省・厚生労働省関係。

ここでもいろいろな本を買い込んでしまいましたが
その中の一冊がこれ。


『特別支援教育×キャリア教育  
―インターンシップ・就労支援はここまで変わる 』


●インターンシップと就労支援の現況と課題
●障害のある子どものインターンシップと就労支援の実際
●今後のインターンシップ・進路指導
など、全国の先駆的な実践を紹介!納得の13事例を紹介する
という本です。
文部科学省の 特別支援教育調査官 石塚謙二先生編集です。

 ★
「星槎のインターンシップも紹介できるとよかったのに・・」
「どこの事例が紹介されているのだろう・・・」と思って
内容をみると
なんと 通信制高等学校の事例として
星槎国際高等学校の進路担当 牧野先生が13事例の一つとして
「 通信制高校の取り組み」を発表していました。

牧野先生~!!
早く教えてくださいよ~と
政府刊行物センターから北海道に電話してしまった
mitsuでした
皆様も ご一読ください。

ADHD くるめサマートリートメントプログラム の本がついに!

2009-12-07 11:23:54 | 本の紹介
とてもうれしいお知らせです!



昨年度のセミナーご講演いただいた、
山下裕史朗先生 の サマートリートメントプログラム の本が、ついに出版されました。

『ADHDをもつ子どものための支援プログラム』
くるめサマートリートメントプログラムの実際
遠見書房 3,780円




(以下出版社紹介文より)
~夏休みの数週間を用い、ADHDの子どもたちを集め、
半合宿形式で行うくるめSTPは、行動療法とSST(社会技術訓練)
を骨子に、他職種のチームアプローチや子どもたち同士のグループの力
などを取り入れ、軽度発達障害の子どもたちに欠けがちな、
できる喜び、達成感、自尊心の向上などを促すものです。~

                     


セミナーで紹介していただいたビデオの中で見られた、
きびきびとしたプログラムは本当に圧巻でした。
ADHDに対する支援プログラムの一つのやり方を
ズバッと提示されたことに衝撃を受けました。


この方法が合うのでは、というお子さんを前に、
何度も山下先生のHPを訪問したり、
ポイントの内容をいくつか考えてみたものの、
なかなか難しいなあ、と思う日々・・・。

早速、当研究所でも注文させていただきました。
手にするのが楽しみです!


クラスで気になる子の支援 ズバッと解決ファイル  ~ 阿部利彦先生の新刊です

2009-10-30 15:56:15 | 本の紹介
星槎大学の講師もお願いし、
星槎教育研究所の書籍に原稿をお願いし、
U_SSTワークの監修もお願いしている

阿部利彦先生の新刊です。
クラスで気になる子の支援 ズバッと解決ファイル  
ご紹介が遅くなってしまいました。

まっかな本です。
ハートが熱い。


わたしは販売初日にLD学会で金子書房の編集担当者加藤さんの
手から購入しました。
早期購入者特典のズバッと缶バッジがおまけに付いてきました。
  これは見本 この中の一つだけ。

内容は、クラスの中にいる様々な「気になる子」。
その理解の仕方や支援の方略を、複数の専門家が達人として登場し、
わかりやすく提案しています。

田中康雄先生も
「読みやすい!気持ちよい!勇気がわく!必読の解決方法。
 子どもに向き合う手立ては,必ずある!」
と 推選してくださっています。


はじめに――子ども“の”応援団・子ども“が”応援団

ケースファイルNo.1 すぐあきらめてしまう子
 教えて達人!「支援者としての心得(その1)」
ケースファイルNo.2 パニックになりやすい子
 教えて達人!「子どもの社会性を育むには」
ケースファイルNo.3 「うそ」をつく子
 教えて達人!「教育相談に生かす行動療法」
ケースファイルNo.4 落ち着きがない子
ケースファイルNo.5 乱暴な子
 教えて達人!「乱暴な行動への理解と対応
          ――衝動的攻撃行動をコントロールする
             注意機能」
ケースファイルNo.6 勝ち負けにこだわる子
 教えて達人!「気持ちの切り替えを支援する」
ケースファイルNo.7 おしゃべりがとまらない子
ケースファイルNo.8 字を書くのが嫌いな子
 教えて達人!「感覚統合の視点を応用して不器用な子の
          支援を考える」
ケースファイルNo.9 失敗を恐れる子
 教えて達人!「不安階層表の活用方法
          ――不登校支援ケースを通して」
ケースファイルNo.10 場の空気が読めない子
 教えて達人!「心の理論」
ケースファイルNo.11 片づけられない子
ケースファイルNo.12 「影」でコントロールする子
 教えて達人!「支援者としての心得(その2)」

おわりに 

COLUMN:ちょいトレ
――子どもや保護者に寄り添える支援者を目指して
1 服の印象を相手に合わせる
2 場面や相手に表情を合わせる
3 相手に姿勢を合わせる
4 声のトーンを合わせる
5 呼称を合わせる
6 体内時計を鍛える
7 面接に「沈黙」を取り入れる
8 面接のペースを考える
9 大切な話題に触れる場所を考える
10 テーマを掘り起こし過ぎない
11 即答しない勇気をもつ
12 〈出会いの達人〉たれ!

達人の面々
菅野 純(かんの・じゅん) 
早稲田大学人間科学学術院教授。
専門は、臨床心理学、学校臨床心理学。

原口英之(はらぐち・ひでゆき)
埼玉県所沢市立教育センター教育相談員。
専門は、臨床心理学、応用行動分析。

小貫 悟(こぬき・さとる)
明星大学人文学部准教授。
専門は、臨床心理学、発達臨床、教育臨床。

嶋田洋徳(しまだ・ひろのり)
早稲田大学人間科学学術院教授。
専門は、認知行動療法、行動臨床心理学、健康心理学。

大石幸二(おおいし・こうじ)
立教大学現代心理学部心理学科教授。
専門は、応用行動分析、特別支援教育、学校ソーシャルワーク。

今井正司(いまい・しょうじ)
日本学術振興会特別研究員PD、早稲田大学非常勤講師。
専門は、認知行動療法、認知臨床心理学、神経行動科学。

坂本條樹(さかもと・じょうじゅ)
埼玉県所沢市発達障害・情緒障害通級指導教室「フロー」教諭。
専門は、教育心理学、学校カウンセリング、生徒指導。

加藤陽子(かとう・あきこ)
十文字学園女子大学人間生活学部人間発達心理学科専任講師。
専門は、教育臨床心理学、学校カウンセリング、学生相談。

菊島勝也(きくしま・かつや)
日本大学文理学部心理学科准教授。
専門は、児童青年期の臨床心理学、学校カウンセリング。

川上康則(かわかみ・やすのり)
東京都立港特別支援学校主任教諭。
専門は、特別支援教育、個別の指導計画、感覚統合。

美和健太郎(みわ・けんたろう)
埼玉県飯能市立教育センタースーパーバイザー
専門は、教育臨床心理学、認知行動療法。

藤野 博(ふじの・ひろし)
東京学芸大学教育学部教授。
専門は、コミュニケーション障害学、臨床発達心理学。

中村智成(なかむら・ともしげ)
埼玉県所沢市立教育センター教育相談室主任相談員。
専門は、応用行動分析、教育相談。

黒川君江(くろかわ・きみえ)
東京都文京区立小日向台町小学校教諭、全国コーディネーター研究会事務局長。
専門は、通級指導、特別支援教育、校内支援体制。

角張憲正(かくばり・のりまさ)
市井の心理療法家、東武中央病院相談室顧問。
専門は、臨床心理学、現象学的心理相談法、学校コンサルテーション。


(「著者紹介」は刊行時のデータです)







阿部利彦先生の新刊です ~『クラスで気になる子のサッとツール&ふわっとサポート333』

2009-09-13 22:57:36 | 本の紹介
いいところ応援計画の阿部利彦先生が
(星槎教育研究所編著の『クラスで育てるソーシャルスキル』
の第一章にも寄稿いただきました。ありがとうございます)
ほんの森出版から新しい本を出されました。

その本は、
クラスで気になる子のサッとツール&ふわっとサポート333
~LD、ADHD、高機能自閉症を持つ子が教えてくれた~
http://www.honnomori.co.jp/です。


阿部利彦 著 協力:西埼玉LD研究会
ほんの森出版 定価1,890円(本体1,800円)


先生方の工夫と学び合いから生まれた、
サッと役立つ支援ツールと、ふわっとやさしいサポートの方法333。
毎日の子どものトラブルを減らし、授業がスムーズになります。

<おもな目次>

第1章 特別支援教育の12か月
 スタートのその前に 特別支援教育でもっとも大切なこととは?
 4月 新しい出会いや出発を援助する
 5月 いきなり「リバウンド」!?
 6月 子どもたちとのコミュニケーションアイデアと感覚への配慮
 7月 プール指導、学期末の支援と夏休みにオススメの本
 8月 先生も充電を――夏休みのオススメ
     オススメの映画、子どもにハガキを出そう、工作のすすめ
 9月 休み明け、教室での配慮
 10月 集団活動への参加
 11月 公開授業における支援
 12月 保護者懇談会における支援
 1月 冬休みの過ごさせ方と次年度へのフェイディングの開始
 2月 次年度への情報整理と引き継ぎ
 3月 子どもたちに育てられて

第2章 教科別の特別支援

 教科別の特別支援 「つまずき」に配慮した学習支援
 国語 言葉を楽しむ
 算数 めざせ! 算数(数学)はかせ
 理科 子どもの可能性を引き出そう
 社会 ここまでやるか! 社会
 音楽 「音が苦(おんが“く”)」にしない授業
 図工 子どもの「思い」をふくらませる
 習字 三つの支援ポイントを中心に
 英語 声を出さなきゃ始まらない

まとめ 特別支援教育のスピリッツ

あとがきにかえて(小関京子)
阿部からひとこと(阿部利彦)


この本も「ふわっと」シリーズで
クラスでの支援が333種類紹介されていて
役に立ちます。ぜひ ご覧ください。

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発達特性の視点を持った
教員・支援員・相談員・親のための
2007・2008特別支援教育セミナー
2007セミナー感想は こちら DVD お申込みは メールにて
2008セミナー感想は こちら DVD  お申込みは こちら
・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・★・・
2009発達障害理解セミナー
くわしくは こちら   DVD付き 7回パッケージのお申し込みは こちら

『発達障害のある子とお母さん・先生のための思いっきり支援ツール』

2009-08-05 18:23:52 | 本の紹介
星槎教育研究所フリースクール・支援センターのスタッフGENです

今日は本の紹介です。

9月5日(土)に大阪(大阪府私学教育会館)で行われる、
発達障害理解セミナーで講師をしていただく武藏先生の
『発達障害のある子とお母さん・先生のための思いっきり支援ツール』です。



武藏先生によると発達障害のお子さんは
「目に見えないこと(気持ち・ルール・意図・概念など)」の
取り扱いがとても苦手。

「目に見えないこと」に対する弱さは、しばし、
学校などの生活環境で子どもたちを苦しめています。
誤解され「自分勝手な子」、「躾のなっていない子」に
周りから思われてしまうこともあります。

この『思いっきり支援ツール』では、
子どもたち一人ひとりの状態と生活に焦点をあてて
「見えないことやもの」を「見える、分かる、考えやすい」
ように工夫するための手立てがたくさん紹介されています。

例えば、p26の「食器洗いに悪戦苦闘のチイちゃん」という
テーマでは、食器粗い手順表を使って分かりやすい工夫を提案。

それ以外でも発達障害のお子さんにが苦しみがちな問題に対して、
さまざまな支援策が紹介されています。

お子さんの理解や対応で困っている保護者の方や
先生におすすめの一冊です

ふわっとサポートできるクラスに
みんなが居心地のよいクラスに
イジメのないクラスに
U_SST ソーシャルスキルワーク
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年間指導計画実例・1年~6年までのプログラム一覧・紙面見本・パンフレットはこちらをご覧ください  


気になる子がわくわく育つ授業~品川裕香さんの最新作

2009-06-28 21:21:28 | 本の紹介
最新作と言っても出版は昨年末。
ありがたくも品川さんからも贈呈いただき、
早く紹介しようと思っていたのですが
思いをどうこめようかと迷っているうちに、遅くなってしまいました。

品川裕香さんの「気になる子がわくわく育つ授業--成功事例編」


この本は、品川さんが取材してきたものの,
現時点での集大成ではないでしょうか?

● 出版社からのコメント
 『マンガで解説 
  LD・ADHD・アスペルガー症候群 気になる子がぐんぐん伸びる授業』
  (品川裕香著)の続編。
  LD(学習障害)やADHD(注意欠陥/多動性障害)などのある子への支援を
  するために、2007年4月から「特別支援教育」が本格実施されました。
  診断名が一人歩きしたり、表層的な対応を示唆したハウ・トゥ本が数多く
  出版されたりして、教育現場は混乱しています。
  本書では、特別支援教育の最新状況と課題を整理した上で、全国の自治体、
  学校での成功事例を紹介しています。
 
  LDやADHD、アスペルガー症候群など、発達的な課題のある子どもたちだけ
  でなく、いじめや不登校、非行など学校不適応を起こしている子どもたち
  までふくめて、
    すべての子どもが伸びて育つ教育とは何か。
    何をターゲットにしてどういう戦略を立てるべきか。
  犯罪学や公衆衛生学のエビデンスをベースに卒業後の子どもたちの状況を
  踏まえながら解説。
  成功事例ごとに4コママンガを使って、わかりやすく読めるのが特徴です。

●目次
  第1章 2008年の当事者たち
  第2章 現状分析と新たな視点
      (子どもたち、若者たちを巡る現状  
       教育権はだれのものなのか?)
  第3章 成功事例編
        ・学校経営・学級経営を戦略的に行う
        ・セルフ・エスティーム(自尊心)を上げる
        ・学習レディネスを指導し、基礎学力をつける
        ・学級経営・授業を改善する
     具体的でポイントを付いた39の事例は大変参考になります


 裕香さん・・・
 「広島少年院」の問題が発覚して
 ツラく悔しい思いをしていらっしゃるのではないでしょうか。
 お父様が亡くなられた痛みもまだ失せていないでしょうに。
 
この本のあとがきに
 品川さんの教育ジャーナリストとしての原点になるのではないだろうかと
 推察している「アメリカでの小学生時代のイジメ」のことが書かれています。
 そして、取材で「幼い日の私のような子どもたちに出会う」と・・・。

 この本の脱稿直前に亡くなられたお父様の言葉
 「人間万事塞翁が馬。人としての矜持を忘れずに、諦めたり恨んだりせずに
  今できることを精一杯、それも楽しみながらやるのみ」

 いい言葉ですね!!
 お父様のご冥福をお祈りいたします。

 そして 裕香さんの次作を楽しみにしています。
 「家庭内暴力」について書いてほしいな。