「発達障害白書」2011年版
特集 子ども・親・家族のメンタルヘルス
―いま、必要な心のケアは何か?―
日本発達障害福祉連盟 編 B5判222頁 CD-ROM付き
定価3,150円(本体3,000円+税)
内容紹介
発達障害に関する読みやすい年報。関係法規・通達・答申等はCD-ROMに収載。
1961年、『精神薄弱者問題白書』として刊行され、その後、書名を変えながら刊行されてきた年報の通算47冊目。
第1部・特集のテーマは「子ども・親・家族のメンタルヘルス──いま、必要な心のケアは何か?」。
WAM(福祉医療機構)助成事業「障害児の親のメンタルヘルスに関する研究
─うつ状態の早期発見と家族支援─」の研究成果を踏まえ、
さらに幅広い視点で発達障害のある子に関する、
家族も含めたメンタルヘルスについて課題を明らかにし、
また社会的支援の在り方について考察している。
第2部で2009年度の斯界の動向を網羅し、
第3部に年表・統計・関係団体名簿等の資料を掲載。
イヤーブックとしての役目を果たしている。
関係法規・通達等は、付録のCD-ROMに収載。
詳細は、
日本文化科学社HPにて。
★
先月開催されたLD学会でも
親のメンタルヘルスは全国LD親の会のテーマとして大きく取り上げられていた。
「子どもをほめなさい」と言われてほめていると
姑から「そんなことでほめているから、
甘やかされてこんな子になる」と言われると・・・。
とくに発達障害は 理解されにくいため
母親が「育て方が悪い」と 夫・姑・近隣の人などから責められることも多い。
学校に行けない子と、家で向き合って
不安や焦りに包まれて苦しんでいる人もいる。
そんなときわかってくれる仲間や支援者がいると心強い。
そういう居場所を作りたいと思う。
----------------------------------------------------------------------------------
星槎教育研究所セミナー&ワークショップのご案内です。
全国中にファンの多い花輪敏男先生をお招きして
「不登校・ひきこもりへの対応」について学びます。
※ 登校拒否ではなく「不登校」という言葉を
最初に提唱した先生です。
詳細は
こちらをご覧ください
★
『不登校・ひきこもりへの対応』
●第1部 不登校対応チャートによる対応 10:30~12:30
・不登校をどうとらえるか、その意味を考えよう
・現在の状態を理解しよう ・家庭内での関わり方のポイント
・専門機関の利用の仕方 ・再登校の準備のために
●第2部 ケースに基づく演習 ~こんなときどうする 13:30~16:30
家庭訪問するとき、家庭内暴力があるとき、ゲームにいりびたって
いるときなどケースに基づく対応について演習します。
日 時 平成23年 10月16日[日] 10:30~16:30(10:00開場)
NPO法人 星槎教育研究所 不登校・ひきこもり理解セミナー
会 場
星槎湘南大磯キャンパス(全国の会場にTV会議システムにより配信)
芦別・帯広・仙台・新松戸・立川・厚木・横浜・静岡・浜松
富山・福井・高松・今治・福岡西
※ 会場地図は
こちら受講料 1日2,000円
お申し込みは
こちらから
【主催】NPO法人 星槎教育研究所 【共催】星槎大学
【後援】川崎市教育委員会・二宮町教育委員会・大磯町教育委員会
LD親の会「けやき」・川崎市自閉症協会・NPO法人東京都自閉症協会
★
花輪先生プロフィール (FR教育臨床研究所 所長)
共栄大学客員教授・東北文教大学非常勤講師
○公立小学校教諭・指導主事・教頭を経て、
平成12年より国立特殊教育総合研究所情緒障害教育研究室室長。
平成16年同研究所教育支援研究部総括主任研究官。
その後、特別支援学校校長を経て 現職。
○日本LD学会理事・特別支援教育士SV、上級教育カウンセラー、
学校教育相談学会など、全国的に幅広く活動。
著書・編著 『エンカウンターで不登校対応が変わる』
『FR式不登校対応チャート』(図書文化)など