星槎教育研究所ブログ★相談員の部屋

みんなちがって、みんないい。一人ひとりの宝物を見つけながら。

「My 世界」 ~本当の世界はどこにあるのか~

2007-11-09 14:14:20 | フリースクール 今日のひとコマ

研究員です。

今回は、「本当の本当の世界はどこにあるの?」をテーマに                           本当の世界とはどこにあるのかを探してみました。

   本当の世界ってだれが知っているのでしょうか?

     本当の世界ってどこにあるのでしょうか?

             世界はひとつ。でも・・・

 現実の世界では、一人ひとり背の高さがちがったり、                                          首をかしげていたり、まばたいていたり、                                     同じ世界を見ても、見る角度が違っていれば、認識される世界はそれぞれ異なります。

                     つまり

もうそこで、同じ時空間にいたとしても、                                          互いが知る世界は、微妙に違う世界となっているのです。

 Aの人はAの人が見る世界を語ります                                            Bの人はBの人が見る世界を語ります                                     Cの人はCの人が見る世界を語ります                                     Dの人はDの人が見る世界を語ります                                                                           ・・・                                                            Zの人はZの人が見る世界を語ります

       さて、本当の世界はだれが語ることができるのでしょう?

        (授業では、神?という答えも出ました・・・

   超越的な存在でないと本当の世界をとらえることは                            ムリなんじゃないか?という気持ちから出た答えだと思います)

        さてさて、本当の世界を語ることができるのはだれでしょう。

           ・・・だれも語ることはでません。                                   本当の世界はあるのですけど・・・

       これは、人と人との間に強烈な溝があるということです。                    同じ時空間にいても、同じ世界を享受することができないのですから。                    いま、現実の世界の認識にこれだけのズレがあるならば、                              過去としての思い出は、ますます互いに隔たり、                                 違うものとなっていくでしょう。                                            そして、                                                       深い心の奥底で、人と人がちがうということを知っているから、                         人は人を許し、人は人を受けとめる                                           ということをするのだと思います。

さて、実践!

                   

       ひとつの世界のズレ認識実践です                             バナナとリンゴとカキとゆずとカップで構成されたひとつの世界                       ひとつの世界が2つになり、10つになります

                1人に2枚ずつ、異なる世界を表現してもらいました。                                 1人の中に2つの世界が見えています。

 

 

5人ずつ2つの世界。                                                                                           全部で、                                                     10つの世界が現前化しています。                                        ひとつの世界がさまざまに変化しています。                                   でも、                                                          バナナとリンゴとカキとゆずとカップの世界を、そのままあらわすのはできないのです。