紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

書のチカラ

2009年01月30日 | 美術館・博物館
「文字の力・書のチカラ」展という新聞記事をふと見つけ、翌日には東京丸の内の出光美術館に向かっている自分の姿...。こういうコトには迅速行動でして。
ほのかなあかりに照らし出される書作品の数々。会場内はとくに大混雑でもなく、これはじっくりと鑑賞できそうです。『黒白相変』という書は、薄明かりの展示室内でその存在を誇示しているかのような力強さが感じられます。小野道風の筆による『小嶋切』は、儚く消えてしまいそうな仮名文字に魅せられます。文字は単なる情報伝達の手段ではなく、その内に秘められた何かをも伝えてくれる...そういうチカラが書にはあるのかもしれません。
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ブッつぶれたカタチ

2009年01月28日 | 洋菓子・パン
クロワッサンの形はどこへ行った。ブッつぶされたメゾンカイザーのクロワッサン・オ・ザマンド。端っこに唯一残っていたクロワッサンの重ねられたサクサクした生地。しかし中のクレームダマンドの浸食具合が予想以上で、すぐにパイ生地はおろかクッキー生地も影をひそめる。2日前に食べたオーバカナルのザマンドが軽く感じられる。メゾンカイザーのザマンドは重量級なり。
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ARTS&CRAFTS

2009年01月28日 | 美術館・博物館
職人の手作業が生んだ重厚な木製の肘掛け椅子。静かな光が印象的な『聖アグネス』のステンドグラス。貴族の館が相応しい燻し銀の燭台。実用品の中に美が見いだせる、そんなモノを一堂に集めた「生活と芸術-アーツ&クラフツ展」です。
日本における民衆的工芸品(民芸)の展示室には、日本各地の民芸品で飾られた『三国荘』の一部を再現。ほっと心休まる空間が垣間見えます。こんな部屋で過ごせたらどんなにか...。
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阿修羅ファンクラブ

2009年01月28日 | 美術館・博物館
阿修羅像の特製会員ピンバッジ。3月31日から開催される東京国立博物館「国宝 阿修羅展」の先行前売券で「阿修羅ファンクラブ」の会員になりました。
何十年も前に『魅惑の仏像 阿修羅』という本を興味津々で見て過ごし、数年前に初めて興福寺で本物の阿修羅像を拝み...今春この東京でふたたびお目にかかれようとは。4月上旬に予定されているファンクラブ特別鑑賞会...会員数は未知数なり。ひょっとして通常の観覧時よりも多いのではなかろうか。
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粉雪舞い散る脱穀峠

2009年01月26日 | 洋菓子・パン
もうすでに「LIFE&ART」のステッカーは配布終了か?「アーツ&クラフツ展」と連動したキャンペーンステッカーをもらおうと、AUX BACCHANALES(オーバカナル銀座店)に行ったのだが...。パンだけじゃステッカーはもらえなかったりして。
粉砂糖が雪山のように見えるクロワッサン・オ・ザマンド。クロワッサンの中に包まれたクレームダマンド(アーモンドクリーム)はそれほど多くはなかったような気が。クッキー状に焼かれたダマンドのザックリした食感が良。
その後に行った青山ブックセンターにて「LIFE&ART」のステッカーをゲットしました。これを持って「アーツ&クラフツ展」に行くと、ポストカードがもらえるのです。
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礼拝堂のかおり

2009年01月23日 | 民族雑貨・お香
アルメニアペーパーとかいう紙のお香、これを名刺入れなどにしのばせておくと、ほのかに良い香りが楽しめるのだそうで。お香の類いには興味アリ、早速そのアルメニアペーパーを見に行ってきました。東京駅の新丸ビルにある〈サンタ・マリア・ノヴェッラ〉というお店。元々はイタリアの修道士が始めた世界最古の薬局とのこと。店内に足を踏み入れると...重厚な棚がドーン。その中には小さな瓶がいくつも陳列。スタッフの方に「紙のお香はありますか?」と問いかけて出てきたものがこれ。
「アルメニア紙」...赤い小箱から取り出してみる。ほのかにやわらかなミモザの香りが、たおやかに漂う。
そして実際に燃やしてみる。香りに奥深さが出て、凛とした空気に変わるのがわかる。こんな紙切れ燃やしただけでこれほどの香りにつつまれるとは...。
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the MEERKATS

2009年01月15日 | 写真・映画・音楽
ギラギラと太陽が照り付ける灼熱の大地、アフリカ・カラハリ砂漠。そこで懸命に生きている小さな動物がいる。地下の巣穴から顔を出したミーアキャットだ。アフリカ大陸最強と言われるゴマバラワシが、その小さな姿を捕らえようと旋回している。そんなことも知らず餌に夢中...。
映画「ミーアキャット」は、イギリスBBC放送の驚異的な映像技術が光る自然ドキュメンタリーです。彼らの低い視点で撮られた映像は臨場感に溢れ、危険な自然環境に対する緊張も高まります。きょう一日を懸命に生きるミーアキャット。後ろ足と尾で直立する姿、時折見せる愛らしい仕草に癒されました...。
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DSで三国志

2009年01月14日 | AKIBA系趣味的な
充電アダプタどこへやったかわからない...知人から超中古価格で手に入れたDSです。任天堂のゲーム機器はスーパーファミコン以来。しかしその頃はPC-98のゲーム(ああ懐かしや)に移行しつつあったので、あまり使っていなかったような気が。まずは君主にまみえん!ということで「三国志DS2』です。新しいゲームは操作方法を覚えることから...これがまためんどう。しかしDSならば場を選ばず、気軽に遊べるのが良いのです。
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寒中のアキバ路

2009年01月08日 | ニッポンの奥深さ (AKIBA篇)
一年の計はアキバにあり!という大義を以て、いざ出陣。同行の旅人はアキバに関しては飽くことを知らぬ上総國のjであります。今回も冬コミ明けの新刊大量入荷が目的のようで...いつものようにゲーセン廻りからスタート。金と銀のネジ型ぬいぐるみ(形がなんとなく♨卑○×)に目を付け、たった1回でゲットしたのはjで...闘争心が出てきたこちらは、序盤からなんと千円もゲーム台に寄付をしてしまいました。
午前早々に生○羽達♨惑×≦舞!の同人誌の店(特になし)。お次はガチャポン会館へ。ここで見つけたのは「WALL・E/ウォーリーのジオラマフィギュア」と「原色爬虫類トカゲ図鑑」です。ウォーリーはお掃除ロボットやら美容ロボットのみ(笑顔バージョンのEVEが欲しかった)。トカゲ図鑑はシンプルなニホントカゲを狙っていたのですが出てきませんでした。



お次はラジオ会館へ。その中のガチャポンで見つけた「海洋Iシリーズ」。これ、海洋堂の製作かと思っていたら違うようです。ハンドウイルカのつるつるした肌。ザトウクジラの豪快なジャンプ。300円にしてはリアルすぎる彩色と造形は感動モノです。



もう昼食にしようということで、いつものAKIBA ICHIに向かって歩きます。どこでもいいから早く座りたい...とのリクエストで、アキバ海岸というカレー屋にしました。だいぶ食べ進めたチキンカレーを激写。



食後はまたコミックと同人誌の店廻りを。奥へ続く階段を上り上りコミック売場へ。平日とは思えないほどの人人人。ここではまた笑いのツボにハマるコミックをチョイス...ククク。こっちのは明太子みたいなムックが水辺にたたずんでいる...これは表紙買いです。



終盤は運命(さだめ)のようにドンキへ続く道を歩きます。たこ焼きのにおいがしたらそこが終着駅。古いエスカレータで上へ上へと進みます。jがクレーンゲームをしている間に、ひとりで菓子コーナーをぐるぐる探索。隅にあった吉本芸人コーナーで発見したこれ。"バカキーホルダー(サカタ)"とレシートにも商品名が印字されていました...即買い。
寒中のアキバ路がサカタで終わるとはまったく予想していませんでしたが、海洋シリーズの造形美に魅せられ、キーホルダーに戸惑い...何かしらネタが見つかる街です、アキバは。
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あの行列は幻か?

2009年01月06日 | 洋菓子・パン
年末の大行列を見てビックリした東京駅のARINCOに再び。昼過ぎに店の前を見たら並んでいる人もいませんで、待つことなく抹茶ロールと京ロールを持ち帰りました。これは何となく食パン?のような生地...卵白たっぷりの生クリームが詰まっています。抹茶の香りは豊か。京ロールの丹波の黒豆はうまい。しかし個人的にはこの生クリームの甘さはシツコイかもしれません。自分は生クリームよりカスタードクリームのほうが好みなので、そう思うだけかもしれませんが。
ちなみに...食べ切れなくて一日冷蔵庫に入れておいたロールは、クリーム冷え冷えで軽く食べることができました。
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