ミケランジェロのデッサンとかその類は見たことありますが、大理石彫刻となるとイタリアとか現地に行かないと見るのは難しい...でも今まさかの上野にミケランジェロの彫刻作品が2体も来ているなんて!! 国立西洋美術館で開催中の「ミケランジェロと理想の身体」展です。
ダヴィデだかアポロ神だかわからない未完の彫像《ダヴィデ=アポロ》。のみの彫り跡が生々しく、ミケランジェロの存在が感じられそうな作品です。背中にある石の塊が矢筒となるか...今となっては知る由もありません。ゆるやかなS字カーブを描くそのボディライン。しなやかな造形美を目にして、ちょっとお腹を引っ込める所作なぞ。
長年による修復でよみがえった《若き洗礼者ヨハネ》。古代の理想美を表現した初期の傑作です。御御足の美しいことと言ったら...なでさすりたいような思いがします。ちなみにこの彫像と同じエリアにあった、ベネデット・ダ・ロヴェッツァーノの《若き洗礼者ヨハネ》。こんなモヤシっ子みたいなヨハネ...足が細くて弱々しくて、どうにも気になって仕方がない彫像でした。
上の画像《ラオコーン》のみ写真撮影可。
国立西洋美術館の本館はル・コルビュジエの設計。明かり窓のなんと美しいことか。
ダヴィデだかアポロ神だかわからない未完の彫像《ダヴィデ=アポロ》。のみの彫り跡が生々しく、ミケランジェロの存在が感じられそうな作品です。背中にある石の塊が矢筒となるか...今となっては知る由もありません。ゆるやかなS字カーブを描くそのボディライン。しなやかな造形美を目にして、ちょっとお腹を引っ込める所作なぞ。
長年による修復でよみがえった《若き洗礼者ヨハネ》。古代の理想美を表現した初期の傑作です。御御足の美しいことと言ったら...なでさすりたいような思いがします。ちなみにこの彫像と同じエリアにあった、ベネデット・ダ・ロヴェッツァーノの《若き洗礼者ヨハネ》。こんなモヤシっ子みたいなヨハネ...足が細くて弱々しくて、どうにも気になって仕方がない彫像でした。
上の画像《ラオコーン》のみ写真撮影可。
国立西洋美術館の本館はル・コルビュジエの設計。明かり窓のなんと美しいことか。