紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

君たちはどう生きるか

2024年03月15日 | 写真・映画・音楽
先日アカデミー賞を受賞した『君たちはどう生きるか』を、ようやく見に行きました。この映画が公開されてからの評判に、「何が言いたいのか意味わからん」とか「?!」とか「ぽかーん」とか、散々なことばかり書かれていたこの作品。見ようかどうしようかグズグズしているうちに、今回のアカデミー賞受賞ということで、やっと重い腰を上げて映画館に足を運んだ次第であります。
宮崎監督の最後の作品と称した『君たちはどう生きるか』でありますが、事前情報は一切入れずに見た感想は…インコかわいいに決定しました。ワラワラもいいんですがね(居酒屋の名前?!)。ちなみに集合体が苦手な方はちょっと注意が必要かもしれません。
スタジオジブリの作品をすべて見たわけではありませんが、いろんな宮崎映画のエッセンスがうまく融合した作品かと思います。そんなに堅苦しく考えずに、スクリーンに映し出される世界を楽しめばいいんじゃないでしょうか。
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DUNE デューン 砂の惑星 PART2

2024年03月08日 | 写真・映画・音楽
『デューン 砂の惑星 PART2』がいよいよ日本で公開されますが、3月8日〜10日の3日間限定で先行上映されることを、きのう知りました(行動が遅い!!)。これはIMAXとドルビーシネマ限定ですのでお間違いなきようお願いします。ちなみに入場特典としてポスターが配られました。砂で形取られたIMAXの文字が、風に吹かれてサラサラと崩れゆくさまは、何かの暗示なのでしょうか。
ティモシー・シャラメ演じるポール・アトレイデス、その端整な顔立ちとスラリとした姿は健在。PART1で毒を吹きかけられたハルコンネン男爵は、タールの沼みたいな浴槽で未だデトックス中でしょうか。ハルコンネンの陰謀により滅んだとされるアトレイデス家。ポールはアラキスの公爵としてハルコンネン家に聖戦を仕掛けます。
惑星アラキスは、どこまでも続く砂漠の世界。その砂地を叩くと鼓のような音がする場所もあります。興味本位でドンドン叩いたら要注意。それは砂漠に潜むバカでかい砂虫(サンドワーム)を呼び寄せているんですよ。IMAXの大画面でこちらに押し寄せるサンドワームの迫力ときたら...ビリビリと体が震えるほどの重低音で、あなたをどこまでも追いかけ回します。

この迫力は映画館でしか体験できません。ぜひIMAXシアターでご覧ください。
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オラファー・エリアソン展

2024年03月05日 | 美術館・博物館
開業して幾らか経ちますけど、何かと話題の麻布台ヒルズに行ってきました。3月末までは麻布台ヒルズギャラリー開館記念として「オラファー・エリアソン展」が開催中です。数年前にもオラファー・エリアソンの展覧会を見たことがありますが、環境問題を考えさせられる展示物が面白かった覚えがあります。今回はあくまでも開館記念として「ほんの少しだけお披露目します」と思えるレベルの展示内容ですので、前回のオラファー・エリアソン展のようなインスタレーションを期待していると、「はぁ?」となりますのでご注意ください。
作品自体は大変に素晴らしいものばかりで、期間限定ではなく常設展示だったら嬉しいんですが…。



蛍の生物圏(マグマの流星)》、《ダブル・スパイラル》



暗闇にのたうち回るホースから水ほとばしり、ストロボライトが光り輝くその瞬間、出現するかたち在り。



麻布台ヒルズ内にある坪庭のような空間。天井に吊り下げられたオラファー・エリアソンの常設インスタレーション。



森JPタワー展望フロアからの眺め。東京タワーが目の前に。ちなみにこの展望台は4月17日で一般開放を終了するそうです。



低層部の建築は英国のヘザウィック・スタジオがデザイン。緑あふれる中央広場にもアート作品が。



いちいちお洒落な意匠。



330mの超高層ビルは今のところ日本一(2024年現在)



東京タワーは徒歩圏内。いつの時代にもその姿はカッコ良き。
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