紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

bande dessinée

2016年07月22日 | 美術館・博物館
階段上ったり降りたりあれやこれや大忙し。暑いとこから寒いとこで自律神経大混乱の日々。そんな現実世界からしばし逃れ、心の毒素をブ〜ッと抜くべく国立新美術館へ行ってきました。
自由奔放な筆さばきと豊かな色彩、ドラマチックな構図で描かれたヴェネツィアのルネサンス絵画。聖母子像などの宗教画が展示されているアカデミア美術館展です。ヴェネツィア絵画の巨匠、ティツィアーノが描いた《聖母子(アルベルティーニの聖母)》も素晴らしいですが、サン・サルヴァドール聖堂から特別出品された《受胎告知》の神々しさには心打たれます。あの暗闇の中で見るからグッとくるんでしょうかね...。
次は国立新美術館をあとにして六本木ヒルズへ。ここではルーブル美術館をテーマにした漫画展と、ジブリの大博覧会が開催されています。フランスで「9番目の芸術」とされる漫画。フランス語圏で漫画は「bande dessinée(バンド・デシネ)」と呼ばれ、その特徴としては美しいフルカラーの作品が多く芸術性も高いとのこと。その漫画でルーブルを表現する今展覧会。展示してある漫画は個人的によくわからないもの少々ありましたが...漫画を芸術として昇華させるセンスはさすがフランスって感じです。
ジブリの大博覧会は予想以上に混んでました。映画館のポスターや新聞広告、設定資料などが壁一面に掛けられています。人が多くなければじっくり見るとこなんですが。奥の部屋にはグッズみたいなのがずらり陳列。思わず手が出そうなものばかり。
ちなみに会場内は撮影禁止ですけど、唯一写真撮影OKなのがラピュタの飛行船。プロペラ動いて上昇したりします。夕方あたりに見たらライトアップされるとか!? あと公式グッズショップがどこまで連れて行くのかと思うような場所にあります。油屋のクリアファイル買っとけばよかった...。
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