紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

カタストロフと美術のちから展

2018年10月22日 | 美術館・博物館
藤子不二雄Ⓐ展を見た後は森美術館へ。カタストロフと美術のちから展という展覧会が開催中です。カタストロフ...大惨事という意味ですが、ここ十数年世界各地で発生した大惨事、そこから立ち上がろうとする力は、芸術家にとっても作品制作の大きな力になっているようです。どのように惨事を表現するのか。どうしたら惨事を風化させないようにするのか。復興や再生に向けて美術に何ができるのか...。



ベルギーの作家、ヘルムット・スタラーツの作品。



武田慎平の痕シリーズ。目に見えない脅威。



石鹸の通路。説明書きが恐ろしい。



池田 学の予兆。繊細な描写は何度見ても飽きません。



オリバー・ラリックのミサイル。これが本当であれば惨事を引き起こしかねない。



震災からの復興を願うプロジェクト。ある場所から見ると星が現れます。



坂 茂のクライストチャーチ仮設大聖堂。その模型ですがこれが結構いい...。




クレヨンで描くオノ・ヨーコの参加型インスタレーション。自分は「無」と書きました。たとえ無でもこの言葉は作品の一部になりますので...。



六本木ヒルズの水が流れる壁。何だか癒されます...。
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藤子不二雄Ⓐ展

2018年10月22日 | 美術館・博物館
「変な前売券」という名前のオリジナルグッズ付き前売券を買って見に行きました、六本木ヒルズで開催中の藤子不二雄Ⓐ展です。前売りでしか手に入らない全3種類のオリジナルデザインの変な缶バッジがもらえるなんて...早速会場へ。
エントランスには藤子不二雄Ⓐ氏の等身大フィギュアと笑ゥせぇるすまんの「BAR 魔の巣」が出現。ちなみにこの奇妙な世界はすべて撮影可ですので、遠慮なく変なフォトを撮りまくりましょう。



藤子不二雄として活動していた当時の4畳半部屋を再現。



フォトスポット多し。プロゴルファー猿にもなれます。



ブラックユーモア作品の短編ミニシアターが面白い。



笑ゥせぇるすまんは何かの番組のコーナーで放送されたものは覚えてますけど、かなり異色なアニメでした。



造形作家の竹谷隆之氏、影絵作家の河野里美氏とコラボした作品だそうで。



魔太郎がくる!! 来ないでください。



会場終わりにある小さな藤子不二雄Ⓐ氏の映像は必見。

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ディズニーでハロウィーン その二

2018年10月19日 | 公園・庭園・遊園地
ゆっくりランチタイムも取れない超過密スケジュールを組んでいるKちゃん。フック船長の名前がついたピザ専門店で、ピッツァ・スモールワールドというものを食べ歩き。食べながらスプラッシュ・マウンテンを待つのだそうで。ちなみにこのピザ(チキンとベジタブル)がうまくて感動。



あまりジェットコースター的なものに乗ることがない自分としては、こういう絶叫マシンが合うのか合わないのかわかりません。とりあえず乗り込んでみます。うさぎ丼?がどうたらこうたら...ゆる〜い感じでゆらゆら流れるままに。洞窟の先が明るくなってきたなと思ったら一気に急降下〜!! ずぶ濡れまではいきませんが、まあいい感じで(笑)。そのあとはウエスタンリバー鉄道、書き忘れましたがモンスターズ・インクのアトラクションも笑えます。ああいうノリは好きなんですけどねぇ。



スターツアーズの搭乗前がリアル。本当にカメラで映ってるのが面白い。こういうのはやはり待ち時間も楽しんでもらおうということでしょうね。そのあとはビッグサンダー・マウンテンへ。線路がゴトゴト音がする鉱山列車は果たしてどうなることやら。もう左に右に振り回されてスプラッシュよりも長い距離の急降下〜ウぇ...これヤバっ!!。もう喉カラカラで貧血みたいになりましたわ...ちなみに3大マウンテン制覇の夢はこれで崩れました(スペース・マウンテンのファストパス取れましたけど)。
とりあえずちょい休んでヒューイ・デューイ・ルーイのグッドタイム・カフェというお店で、ローストチキンパオをいただきます。ここのフレンチフライのうまいこと...パオも写真撮るの忘れましたが。



カリブの海賊は本物のジャック・スパロウが混じっていたら...。あんな大砲ぶっ放すそばで優雅にお食事している図は(笑)。幸せ感が溢れ出るイッツ・ア・スモールワールド。



始まりましたエレクトリカルパレード。昼間のパレードもいいですけど、夜のパレードがこんなに綺麗だなんて。電球の時代は大変だったでしょうね。



ブレブレ写真。なんだかわかりません。



いつも遠くで眺めていた花火が目の前に。こんな近くで花火を見たのも初めてかもしれません。音楽と花火の炸裂音が夜空を彩るさまは感動的。



花火の余韻そのままプーさんのハニーハントへ。この乗り物にはレールもないしどうやって動くのかよくわかりません。全く予想外のアクションが笑えます。次はピノキオの冒険旅行、子供向けのトロッコですが微妙に左右に振られるのはちょっと。はい次ピーターパン空の旅。21時過ぎると余計に忙しくなってきましたわ。ミッキーのフィルハーマジックは3Dメガネ着用。飛び出す映像だけかと思ったら、まさかここでも!!
最後はあれに乗らないと...とKがつぶやく先には船。こんな真っ暗で船ってどこ行きますの!?
ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション。象やカバの生息地をおしゃべり船長とすすむアトラクションですが、まわりは真っ暗闇で不気味な雰囲気のナイトクルーズ。ミッキーどこにいるの〜!?
朝7時前から22時の閉園時間まで15時間も遊び尽くした初ディズニー。時を忘れて夢のような時間が過ごせました。このゲートを出たらその魔法は解けてしまいますが、ディズニーランドはゲストもキャストも夢と魔法に包まれる国だな〜と思いました。
ー おしまい ー

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ディズニーでハロウィーン その一

2018年10月19日 | 公園・庭園・遊園地
ヨーロッパのアーケード街を歩いているかのような高揚感。ハロウィーンの飾りが目を引くこの地は...浦安市。そう、まさかの東京ディズニーラ〜ンド!! 紛れもない「初」ディズニーなのです。ちなみに同行者(一人でディズニーに足を踏み入れるなど以ての外)は、6月の北陸旅行で旅案内をしてくれたKちゃん。ディズニーに関してもプロ級ですので再びお世話になります。

朝7時ちょい前に舞浜駅に着いて、開園は8時からって聞いたけど1時間もどうするのか...と思っていたら、駅から続々とディズニーに向かう人人人。へ!? こんな時間からみんな入場ゲートの前で待ってるとは。まあ恐ろしや東京ディズニーランド。周りの人は頭にミミ乗っけたりハロウィーンの仮装(よく見るとディズニーキャラらしい)の人がけっこういます。



いよいよ8時開園のお時間。入場ゲートをくぐりワールドバザールを抜けると目の前には憧れのシンデレラ城が...まあ憧れていたわけではありませんけど、ディズニーランドといえばシンデレラ城でしょう。ちなみに今日の天気は曇りのち雨という予報が出ております。開園して初めはどこから行くかと思ったら、10:35のパレードが始まるまで待機だそうで。



2時間半待つ間にKちゃんが買ってきた骸骨のサンドウィッチ。薄切りハムみたいなやつと卵が挟んである。



スプーキー“Boo!”パレード始まりました!! 流れている音楽も耳に残りそうな感じで好み。



ミッキー登場!! デジカメで写しながら見るのはけっこう忙しい。



ちょいちょい登場する骸骨がいい味出してます。



初めてのパレードがあんな面白いものだとは...ずっと座りっぱなしで尻痛い足ガクガク。



ゾクゾクするパレードを見終わった後はホーンテッドマンションへ。昼前でもここは不気味な雰囲気です。こんな真っ暗な中で一体どうなるのやら...。その次に西部開拓時代のアメリカを蒸気船マークトウェイン号で優雅に船旅気分。そして東京ディズニーリゾート35周年パレードも見ます。



黄色いバナナみたいの気になる。

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デュシャンと日本美術

2018年10月12日 | 美術館・博物館
東京国立博物館では「マルセル・デュシャンと日本美術」という展覧会が開催されています。あの「便器」でおなじみのデュシャンですが、展覧会のフライヤーを見た時に、あれと千利休の花入れが一緒に写っていたので、こりゃ何だろうとは思っていましたが、デュシャンの作品を通して日本美術の新たな楽しみ方を見出す...みたいな展示内容だそうです。



会場内で光り輝く《泉》。まじまじと便器を撮影する自分はどうかと思いますが。



女装するデュシャンはあいにく撮影禁止!!



こちら日本美術の展示室。千利休の花入れも竹に切り込みを入れただけ。デュシャンの《泉》も単なる便器。あるモノを日常の用途から切り離し、芸術作品として意味付けることを「レディメイド」と呼ぶそうで、デュシャンの《泉》も千利休の花入れも同じ「レディメイド」となるようです。自分で作らんでそこらへんの持ってきて何じゃ!!的なものですが、これぞ究極の前衛美術でありましょう。
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フェルメール展

2018年10月09日 | 美術館・博物館
上野の森美術館といえばツタンカーメン展や怖い絵展での長時間待ちのイメージ...そして今回は「フェルメール展」ということで、また大行列必至であろう展覧会が開催されていますが、日時指定入場制というシステムのおかげか列はスルスルと進み、それほど待った感もなく会場内に入ってしまいました。普通なら借りることはないオーディオガイドも入場料金に含まれています。ガイドを首に掛けられて小雑誌(作品紹介)渡されて自分は単眼鏡も用意して、いつもより忙しいスタイルですが早速展示室の中へ。
日本美術展史上、最大の「フェルメール展」と銘打っている通り、現存する35点のフェルメール作品のうち8点(いま現在)がこの展覧会場にあります。そこは「フェルメール・ルーム」と呼ばれています。アセる気持ちを抑えて順序良く見ていきましょう。
17世紀オランダ絵画の数々。肖像画や風景画、静物画に風俗画を静々と鑑賞...上野の森美術館はそれほど大きな施設とは言えないので、静々どころかもみくちゃ状態。前菜なのにこんな大混乱で大丈夫でしょうか!? そんな俗世間と対比するような白く輝く道が目の前に。この先にフェルメール・ルームが...。
今回来日した8点のフェルメール作品、そのすべてがこの部屋に飾られているという。何という贅沢な空間。これぞ奇跡という他はありません。もしパイプオルガンの調べなぞBGMで流れていたら、その場で跪いて祈りを捧げてしまうかもしれないほどの光景です。もう感動!!とかその類の安っぽい言葉では言い表せません。
11年ぶりに《牛乳を注ぐ女》を見ました。パンのうまそうなこと。



日本初公開の《ワイングラス》。毎度毎度のフェルメール展よりはじっくり見られるかも。土日は知りません。
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銀座・手仕事直売所ふたたび

2018年10月02日 | 和モノ
松屋銀座で開催されている銀座・手仕事直売所。今日が最終日ということでもう一度。前回買った松本かおるさんの陳列棚で、また良さそうなもの見つけました。まあ一輪挿しですが花は活けずにそのままで飾ります。土の色、焼色、機械では出せぬ何とも言えないカタチ。これぞ「手仕事」です。



益子の陶芸家 鈴木稔さんの皿。このお店も味わい深い作品がいろいろ並んでいます。大與(だいよ)の和ろうそく。色とりどりでちっこいサイズがかわいい。その他には鹿児島のすすむ屋茶店の煎茶と手ぬぐいをゲット。来年も忘れなければまた行きますので...。

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