紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

自在置物

2015年07月25日 | AKIBA系趣味的な
江戸時代の伝統工芸である自在置物。現代の造形師、竹谷隆之氏が作るとどうなるか…これが海洋堂のタケヤ式自在置物。そのシリーズから自分好みの「髑髏」が発売されました。先月同じもので鉄錆色の髑髏が出たんですが、今回はその着色版です。昭和のひとならピンとくる「ガイコツキーホルダー」のようなその姿。あの骸骨が突っ立ってるポージングに一目惚れ!?です。

 

飾り台に汚し塗装。おしゃれは足下から。
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生命大躍進展

2015年07月24日 | 美術館・博物館
汗ダラダラで不忍池で蓮を見て...そのあとは科学博物館で開催中の生命大躍進展へ。ここには会場限定の海洋堂カプセルフィギュアが!! ぜひネアンデルタール人を狙いたいところですが、それはまあのちほど。
生命の誕生から人類へ。その40億年という進化の過程を紹介するこの展覧会は、カンブリア紀の生物の化石など展示物は化石や復元模型が主体となっています。ちなみに会場内で流れる映像以外は写真撮影可。ちょうど夏休み期間中ということもあって、焼酎学生(小中)が多いこと...化石ひとつひとつ撮ってます。



右図はノルウェーから初来日した奇跡の霊長類化石「イーダ」(飯田ではない)。化石にも美が存在するとは。
ちなみにカプセルフィギュアはアノマロカリスをゲット。グッズは手ぬぐいとか気になるもの多し。夏休み終わって落ち着いたらもう一回行ってもいいかと思います。たったひとつの細胞から始まった人類への進化。CGで再現された祖先の驚くべき姿。それは壮大な物語でありました。
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不忍池のハス

2015年07月24日 | 公園・庭園・遊園地
蓮の葉に雨粒いったりきたり
きのう雨が降ってたので、そんな図が見れるかな~と思ってたんですが、朝から33度のくそ暑さ。雨粒より自分の汗のほうがダラダラという残念な結果に。でもまあ蓮はやっぱりキレイですよね。シャワーヘッドが以外と好きだったりしますが。

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洗練された美しさ

2015年07月09日 | 美術館・博物館
20世紀を代表する陶芸家、ルーシー・リーの回顧展が千葉市美術館で行われています。ウィーンの美術学校で絵画や彫刻を学ぶつもりが、なぜか陶芸に目覚めたルーシー。初期の作品からこれぞルーシー・リー的なデザインの円熟期までおよそ200点を展示。その大半が日本初公開なのだそうで。
ぐい呑みにしたいような小鉢。ロクロ失敗みたいなぐにゃりとしたフォルムの鉢。よ~く見るとちょい傾いている花器。そういうところが人間らしく温かみのあるデザインかと。ハッとするほど発色のいいブルーのうつわは、口縁部に塗られたブロンズ釉が全体を引き締めています。これでカツ丼とか食べたらどんな味するんでしょうかね…。
そのうつわは偶然の賜物か天性か。
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画鬼暁斎

2015年07月03日 | 美術館・博物館
明治初期に来日した英国人建築家、ジョサイア・コンドル。彼が設計した赤煉瓦造りの三菱一号館。その明治時代の建物を復元した三菱一号館美術館で、コンドルの日本絵画の師匠である河鍋暁斎の展覧会が行われています。
幕末から明治にかけて活躍した暁斎は、戯画や動物画、仏画などなんでもござれの天才的絵師。美人画の描き込まれた着物の柄には思わず見入ってしまうほど。
暁斎の絵はマジメ!?なものも多数ありますが、やはり自分は妖怪ものだとかぶっ飛んだモノに心惹かれます。カエルや骸骨がモチーフとなる絵が多いので、個人的には好きな絵師の一人。カーテン一枚掛けた春画のコーナーは生々しく、そして莫迦莫迦しくて良いかと...。
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