紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

時系列アート

2016年06月17日 | 美術館・博物館
いつもの美術展とは違う展示。斜めに走る動線。すっきり!?したような空間。東京都美術館のポンピドゥー・センター傑作展です。
パリ4区にある鉄骨むき出しのまるで建築途中な建物がそれ。透明チューブ状のエスカレーターは深海生物の血管を思わせるデザイン。建物自体がすでにアートと化したポンピドゥー・センターですが、近代絵画コレクションはヨーロッパで最大規模だとか。
そして今回上野で展示されているものは、1906年から1977年までの時間枠に沿った1年ごと1作品。絵画だけではなく彫刻や写真、映像作品などジャンルを超えた近現代美術を展示。ピカソやシャガールなど有名どころから、ほとんど(全く)知らない作家までいろいろあります。作品の横には作者の言葉が書いてありまして、それを読みながら鑑賞するとなお良し。作品の解説がすべて付いているのも素晴らしい。
これがホントにアートなの!?というようなものも...個人的には好き嫌いがわかりやすい20世紀の美術作品。
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