紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

ゴッホとゴーギャン展

2016年10月14日 | 美術館・博物館
まだ開幕して間もないからか、待ち時間もなくゆっくり見られました。東京都美術館で開催中のゴッホとゴーギャン展。先日行ったデトロイト美術館展にもゴッホの作品ありましたけど、こちらの方が展示数多いので良いかと。
南仏アルルで共同生活を送ったゴッホとゴーギャン。性格も芸術性も違うこの二人、初めは良かったんですが、だんだん激論。プチプチプチの末...果ては耳切り事件まで勃発!! ゴーギャンは逃げるようにしてパリに舞い戻ります。ゴッホの夢見た共同生活はたったの2か月で終了しましたが、それでもお互い刺激を与えあったはずで...。その後ゴーギャンはタヒチに渡り、二度とゴッホに会うことはありませんでした。
ゴッホの《古い教会の塔、ニューネン(「農民の墓地」)》、《パイプをくわえた自画像》、《靴》の重々しい色彩がゴッホらしくて好み。《石膏トルソ(女)》も良い。
ゴーギャンの《肘掛け椅子のひまわり》は心に響くものがあります。在りし日のゴッホを思いながら。
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デトロイト美術館展

2016年10月11日 | 美術館・博物館
ここ最近は写真撮影ができる美術展が多いような気がします。上野の森美術館で開催されているデトロイト美術館展もそのひとつ(毎週月火のみ)。モネやルノワール、ゴッホなど有名どころの名画が撮影できるとあって、あちこちでカシャカシャという音が聞こえます。すべての作品が撮影可能となっていますが、一部の作品だけはSNSなどの拡散が禁止されていますのでご注意を。
気に入ったものだけ何枚か撮るっていう楽しみ方なら、まあ良いんじゃないでしょうか。一枚一枚ぜんぶ撮っているのとかそういうのはなんだかな〜と思いました。レンズ(スマホ画面)越しでしか名画を見ていない状態はどうなんでしょ。撮影ができない日にあらためて来た方が、作品とじっくり向き合えるかもしれません。
セザンヌの《三つの髑髏》、モディリアーニの肖像画が好み。

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