紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

お伊勢参りの旅 その三

2010年02月15日 | ニッポンの奥深さ (番外篇)
さらに御幸道路を内宮に向かって歩き歩き...もう江戸時代のお伊勢参りの気分でございますねえ。今夜の宿泊先である神宮会館を過ぎて、とうとうおはらい町に着いてしまいました。食べ物屋のニオイに誘われますが、まだ内宮にお参りしていないのでスルーということで。
雨でしっとりと濡れた宇治橋を渡って、いよいよ皇大神宮(内宮)へ入ります。檜の香りが清々しい、俗界から聖界へと続く宇治橋。まわりの山々には靄が立ちのぼり、なんとも幻想的な雰囲気に包まれています。手水舎で心身を清め、玉砂利が敷かれた表参道を静々と歩いていきます。まずは日本の総氏神であらせられる天照大御神さまに参拝のご挨拶を...。ガイドブックに載っていた光景がいま目の前に。感慨深いものがあります。



天照大御神の荒御魂を祀る荒祭宮にもお参りします。もう夕暮れ近くなので参拝客もまばら。静かな空気が満ちている荒祭宮です。神楽殿ではお神楽が奉納されているようで、雅な音色が響いてきました。厳粛な雰囲気のなかで内宮のご朱印をいただき、おはらい町に戻ります。そこの道沿いに赤福を発見。ひとつ買って宿屋へ向かいました。



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