紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

芒種の北陸路 その三

2018年06月09日 | ニッポンの奥深さ (番外篇)
日航金沢の朝食も和洋バイキングです。オニオンリング、スクランブルエッグ、ボローニャソーセージその他いろいろある洋食コーナー。和食は石川の治部煮がありました。やさしい味わいですが添えたわさびがツンとくる一品。スルメイカの麹漬け、甘エビのうまかったこと...アイスクリームとコーヒーで締め。車麩のフレンチトースト頼むの忘れたわ!!



金沢駅で1日バス乗り放題チケットを買って、金沢城公園に向かいます。迫力ある石垣が見えてきました。これが加賀百万石の城ですか...積み方が違う石垣の美しいこと。石垣の博物館と言われるだけのことはあります。




野面積み、打ち込みハギ積み、切り込みハギ積みなど、さまざまな種類の石垣。海鼠壁も良い。

 三十間長屋。
 玉泉院丸庭園。


前田利家公とお松の方を祀る尾山神社。境内には庭園もあり見どころ多し。


 レンガ壁。



金沢21世紀美術館。気軽にぶらりと立ち寄れるこの美術館の開放的なこと。ガラス窓からは明るい陽光が差し込み、雨の日には床がずぶ濡れになるであろう部屋もある。思わずニヤッとすること必至。





無料の展示ゾーンだけでもそれなりに楽しめます。



兼六園は広すぎてどこにいるのか分かりません。有名な灯籠は観光客の撮影スポット。兼六園はトイレもおしゃれ。



豊かな水のある風景。日本最古の噴水もあり。



兼六園の中にある前田家の奥方御殿、成巽閣。建物内部は撮影禁止ですが、縁側からの庭園は可となっています。御殿内部は優美な造り。2階の数寄屋風書院造りの壁色や天井のデザインに注目です。1階の縁側には柱がなく開放的な景色が広がっています。兼六園の喧騒が嘘のような静けさ。



昼飯は回転寿司〜ということで近江町市場のもりもり寿司に向かうも店前には大行列が。どんだけ待つのか見当もつかないので、仕方なく近江町コロッケで甘エビクリームコロッケと金沢カレーパン棒みたいなやつを食します。熱々でうまいがこの3日間あぶら地獄ですわ。




金沢駅でお土産あさり。長生殿で名高い森八の生〆は一度食べてみたかった...もうホロホロ。車内で食べる用に笹寿司を購入。れんこ鯛?と鮭が熊笹に包まれた香り豊かな一品です。
北陸新幹線かがやきはまもなく発車時刻。
「一筆啓上 おかずもうまい米うまい 体重計には近寄らぬ」 ー完ー

初めの頁に戻る
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 芒種の北陸路 その二 | トップ | ミラクル エッシャー展 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ニッポンの奥深さ (番外篇)」カテゴリの最新記事