紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

お伊勢参りの旅 その二

2010年02月15日 | ニッポンの奥深さ (番外篇)
外宮から10分ほど歩いて月夜見宮へ。こんな雨でも参拝客は何事もなく訪れます。伊勢市駅の近くにありながら、とても静かな雰囲気の別宮であります。ここでもご朱印をいただきました。
外宮からいよいよ伊勢神宮の内宮へ向かいます。内宮行きの路線バスに乗ろうとして、バス停留所の案内表示を見たら、410円となにげに高く、途中の倭姫宮まで歩くことにしました。降りしきる雨の中、外宮から内宮へ続く御幸道路を歩き続けると、こんもりした丘に倭姫宮の鳥居が見えてきました。
伊勢神宮(内宮)の別宮である倭姫宮。鳥居をくぐってからは、長い参道が続きます。これが歩き疲れたカラダに「これでもくらえ」的な試練であります。いままでのお宮と違って、すれ違った参拝客は1人しかいません。深い森を抜けてご正殿の前に佇みます。御敷地に敷かれた白石が清楚な印象の倭姫宮。誰もいないその静けさが「癒される」お参りとなりました。ここから内宮行きの路線バスに乗ろうと歩き出すと、数人の参拝客らしき人が歩いてきました。ここは静かで良いですよ~と心で話しかけます。鳥居の近くにある停留所で時間を...あ、2分後に内宮行き。なんてラッキーな。が...5分10分待ってもバスは来ませんけど。もしかしてさっき来た参拝客が乗ってきたバスが、内宮行きだったのでは?
気を取り直して、ふたたび御幸道路を歩き始めます。
途中の別宮、月讀宮にもお参りを。ガイドブックには「ゆったりとカーブした参道に、木漏れ日がやさしく注ぐ」と。ぐったりとしたカラダに雨風が容赦なく注ぐになっている、今の現状ですが...。この月讀宮には4つのお宮が鎮座していて、どことなく優雅な雰囲気が漂っておりました。



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