【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

手紙の品格

2013-06-27 19:41:36 | 心の宝石箱








パーサ・シャーリーには手紙を書く才能があり、
時を経て後までも美しさと
香気を留める言葉と思想が、
書き手の美しい個性を具体化していた。
手紙は愛情深く、親密で、神聖であった。                 
                   【「アンの愛情」 第21章】



   昨日の雨は上がり、梅雨の晴れ間だった今日。
  尤もスッキリ、快適という訳には行きません。

   お昼の湿度は67%。(これでも朝より1%下がりました)
  ムシムシしています。昨日は寒いくらいでしたのに。
  でも、じっとしていれば十分、我慢出来る暑さです。






   さて、昨日はハワイに
  住んでいる叔母から
  手紙が届きました。

   メール中心の昨今。
  手紙なんて本当に
  久し振りです。

   しかも叔母の文字は、
  昔から典型的な美文字。

   水茎の跡も
  麗しい文字です。

   海外に住んでいながら、
  いつも和紙遣い。

   今回は筆文字では
  ありませんが、勿論縦書き。

   縦書き推奨派? 
  の私としても嬉しい限りです。

   美しい日本の言葉は、
  縦書きに勝るものはないと思うのです。

   書や文字の奥深さ、和歌や俳句などに込められた思いは、
  さらさらと流れる縦書きの文字にあると。

   かつての日本人がそれこそ、一言、一言に込めた、こだわり。
  言霊(ことだま)の宿る日本語を私もこれから
  精一杯、したためようと思うこの頃です。