「早く雨が降ればいいのにね。 アンは溜息を付いた。 「何もかも、乾き切っているんですもの。 可哀想に畑はいかにも哀れな 様子をしているし、木々は腕を伸ばして 雨乞いをしているようだわ。 あたし、庭に出るたんびに 胸が痛くなるのよ」 【「アンの青春」 第18章】 |
こちらは今日も快晴の空となりました。
晴れるのは、“晴れ女”? の私としては嬉しい限りなのですが、
「野菜の生育が悪い」 ~なんて巷の声が聞こえて来るようになりますと、
やはり心穏やかではありません。
ただ、幸いにも湿度がありませんから、
気温の割には爽やかな日々を送っています。
それにしても、程々の雨でいいですから、
降ってくれませんと本当に困りますね。
尤も、この程々が一番難しいのかも知れませんけれど。
ところで今日の 『アンの世界』 の言葉。
これまで何度、引用したか分かりませんね。
庭のそこかしこに生えているドクダミも連日の晴天で、
へなへなと・・いかにも哀れな様子をしています。
こんな時、雨でも降れば・・。
今、せっせと採ってはいるのですが、
まだまだ蕾のものも多いですし、もう少し生育するまで待ちたいのですが、
この哀れな様子を見ていますと、そんな訳にも行きません。
【香りのポプリも】
さて、「白い追憶」 とは、
どくだみの花言葉。
「どくだみ」 らしからぬ
ロマンティックな花言葉に、
せめてもの花言葉だと。
~なんて、性懲りもなく
毎年同じ事を言っていますね。
そして先日、買い求めた本も
「アンの想い出の日々」 と。
期せずして追憶やら想い出
ばかりとなりました。
そんな今日。
木漏れ日の下(もと)で、
どくだみのお茶作り。
と言っても、単に
鋏で切り刻むだけですけれど。
戸外ですから勿論、
散らかしても大丈夫です。
連日の晴天で、どくだみも超特急で乾燥していますから。
切り刻む傍らからプ~ンと瑞々しい香り。
今、そのお茶を頂きながら、
PC を打っていますが、新茶の味は格別です。