【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

しっとり露色 ~ その2

2013-06-20 16:46:36 | リラのお気楽ユメ日記



【水色の西洋朝顔】



暖かな 6月 の日光が、清らかな白い花を
一杯に付けた林檎の木々の間を縫い、
光輝く窓ガラス越しに射し込んで、
エバン・アンドリュウス夫人の
しみ一つない台所の床に、ちらちらと揺れる
モザイク模様を織り成している。
開いたままの戸口から、
果樹園やクーバーの牧場を長い間吹き廻って
かぐわしい匂いを付けた風がそよそよと訪れ、
窓際まどぎわに座っていたエバン夫人とその客には、
霧の立ち込めた細長い谷の水が流れ流れて、
きらめく海へと落ちて行くのが見晴らせた。                        
                    【「アンをめぐる人々」 9.】



   昨日の午後から断続的に降り続いた雨は、
  かなりの量になったようです。

   一夜明けた今朝は霧雨。降ったりやんだり。
  日射しが全くありませんので、一時の蒸し暑さは全くありません。
  それどころか半袖では少々、肌寒いくらい。

   それにしても、まだたった二日間の雨だと言いますのに、(それも待ち望んだ)
  早くも素敵な 『アンの世界』 の6月に、羨ましさを抱いている私がいます。


   さて、この雨で一番喜んだ
  のは半夏生(ハンゲショウ)
  でしょうか・・。

   下葉を早くも黄色くして
  青色吐息の様相でしたが、
  俄(にわ)かに生き返り、
  白さもその量を増やして
  来たようです。

   雨を喜ぶもの、嫌うもの。
  この時期、その差は
  歴然としていますね。

   そうそう昨日の白い西洋朝顔に
  続き、今日は水色が開花。

   この朝顔こそ、暑い夏が似合い、
  夏の朝の欠かす事の出来ない、
  一服の清涼剤でありますが、
  雨も、なかなか似合いますね。

   日本朝顔に比べても、
  雨に強い気がします。







   ところで、昨日に続き、今日も CM を。
  昨日の CM のように、何となく不快感を覚えるものもあれば、
  心にぐっと来る、それもありますね。

   今日の CM は、誰しも覚えのある思い出・・。
  勿論、私の場合も例外ではありません。

   休みで帰省する度に、駅まで必ず迎えに来ていた父の姿が重なります。
  それにしても三菱自動車、良い CM、作りますね。