【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

心の中にもこの一輪

2013-06-13 17:53:53 | 薔薇の追憶








「あたしお料理は出来ないけれど、
癇癪かんしゃくおさえる事は出来てよ。
それは大事なことよ。
それにあたしは一度も お天気 の事を
こぼした事がないの。
それは 更に大事な事だわ」                 
              【「アンの愛情」 第10章】



   朝からカンカン照りのその空は、
  まるで梅雨が明けたかのような青空。

   湿度はないのですが、気温が鰻登りに上がり・・。
  一瞬、今が7月のような錯覚を覚えたものですが、まだ6月。

   今からこの暑さと雨が降らないお天気では、
  先が思いやられます。雨乞いでも行ないたい心境です。

   そう言えば、「雨乞い小町」 と呼ばれている小野小町。
  こんな歌がありますね。

   「雨にます神も見まさば立騒ぎ天の戸川のひぐちあけ給へ」
  それにしても歌を詠んで雨乞いなんて、何と風流なのでしょう。

   我が国には美しい言葉や巧みな言葉には、
  言霊が宿っているという信仰があるからだそうですね。  

   ところで今日の例文。
  『アンの世界』 にも、こんな言われがあるのですね。
  暑いとか寒いとかこぼすものでないという事・・。

   つい時候の挨拶気分で口にしてしまいますが、
  共通点を見つけて何だか嬉しくなりました。




   今日も前置きが
  長くなりました。

   さて、リラ版
  「ピンクの小公女」。

   今、次から次へと
  花芽を付け、私の目を
  楽しませてくれています。
  それこそ、もう何年も。

   本当に華奢で小さな身体。
  どこにそんなパワーが
  秘められているのかと・・。

   この薔薇に接する度につい問いかけている私がいます。
  活けたり、ポプリにしたり大活躍の薔薇でもあります。