紅薔薇 は真っ盛りだった。 セーラは元からこの薔薇が好きだった ―― 薔薇自身、セーラと同じく、 溌剌とした生命の喜びで活き々としていた。 【「アンの友達」 6.】 |
早くも重い空で明けた今日。
ポツポツと雨が降り出して来たのは、午前11時頃。
最近の私は、ピチピチと木を切るのが楽しくて、
暇さえあれば、鋏(はさみ)さばきも軽やかに? 入れる始末。
但し今の季節、虫の付かない貝塚伊吹(カイヅカイブキ)や
南天(ナンテン)などに限られますが。
(虫と言えば、最近は、これまで見た事もないような
黄金色の毛虫? がいて、肝を冷やしたものです。
気を付けませんと)
ほぼ終わった所で雨が降り出し、
これ幸いと? 止めたという訳です。
尤も、今はやんでいますけれど。(午後4時現在)
さて昨日は、まだ蕾だった
リラ版 「公爵夫人の薔薇」
が開花しました。
厳かに、華やかに。
今年は早春に芽を付けた新芽が
早々と病気にやられ、開花が
例年より随分、遅くなりました。
でも、こうして咲いて
くれて感謝しています。
半ば、諦めていましたから。
それにしても病み上がり?
の面影は微塵(みじん)もなく、
花の女王の威厳と品位は、
いささかも衰えていません。
何事もなかったかのように、
凛としていて。さすがです。
そして、もう一つ、
リラ版 「白い貴婦人」 も。
再び花芽を付けています。
幸い虫も付いておらず、ホッ。
ハーブも好き、青い花も好き、朝顔も好き。
でも、「たかが薔薇、されど薔薇」。
薔薇の存在があるなしで、気分が全く違います。
より芳(かぐわ)しい庭が、これも再び戻って来ました。