お口直しが必要かも。
さすがにぼくも、今見るといっぱいいっぱいかもしれません、スカーフェイス。
今日観た2本目は、まったりした時間の流れる草薙剛くん主演の「山のあなた」。
"東京のお客さん"が、大正ロマンの香りがして素敵でした。
台詞の言い回しまでレトロ。
鄙びた温泉に行きたくなりました。
Trailer: 山のあなた Yama No Anata (2008)
山のあなたといえば、教科書にありました。(カール・ブッセ詩、上田 敏訳)
もっとロマンチックな詩かと思いきや、意外に冷静沈着、逆説的な言い方をしています。
山のあなたの 空遠く
幸い住むと人のいう
噫(ああ)、われひとと尋(と)めゆきて
涙さしぐみ、かえりきぬ
山のあなたに なお遠く
幸い住むと人のいう
山の向こう遠い彼方に
幸福があると人は言っていた。
他人をさそって行ったけれども
幸福を見つけることはできなかった。
それであきらめたかというと、そうでもない。
人はまた、こう言う。
「あなたが出かけていった山は近すぎたんですよ。
もっと遠くの山ならば幸福があったのに」
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