ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

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狂いのすすめ/世逃げのすすめ

2009年05月30日 | 読書ノート
「狂い」のすすめ (集英社新書)
ひろ さちや
集英社

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「世逃げ」のすすめ (集英社新書 435C)
ひろ さちや
集英社

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エキセントリックな題名の本です。
いつも前向きをよし、としてきた僕ですが、最近はこのての逆説的な本を好んで手に取る傾向が。。。
「狂いのすすめ」にあった”世間の奴隷になってませんか?”という問いかけや、
「世逃げのすすめ」の、(共感するか否かはさておき)いろんな物差しがあることを認める心を持つことや、下に引用した、”さっさと世逃げしましょう”っていう大胆なフレーズに、気を留められました。

そうはいっても、ブログにも書いた"ビジョンボード"のように
自分の成功のスイッチをONにするものに囲まれていたい、という気持ちが邪魔をして、購入には至らず、
飲みの約束の時間までの間の立ち読みで終わってしまいました。

結局、頭をクールにしたくて、
ホーキング博士が書いた「ホーキング、未来を語る」と
7/22に日本でも奄美諸島北部で見られる皆既日食について書かれた「完全ガイド 皆既日食」を購入しました。

(ホーキング博士の本は、有名な「ホーキング、宇宙を語る」の続編みたいな位置づけの、アインシュタインの相対論や量子論、絶対的ではない時間の概念について、読みやすく書かれた本。イラストや写真も綺麗で分かりやすそうだし、大学時代に読んでた気さくな物理学者ファインマン教授の名前も出てきていて、じっくり読んでみたくなりました。)

(↓ 「狂いのすすめ」の書評です。)
http://ueshin.blog60.fc2.com/blog-entry-1060.html#trackback-top

現代の日本人って奴隷度はかなり高いのだが、それをまじめだとか「シカタガナイ」とかいって奴隷街道まっしぐらである。変えようとか抜け出そうとかの前向きな意識がほぼ芽生えない。

(↓「世逃げのすすめ」から)

世間はおかしな物差しで価値を測ります。あるいは歪んだ物差し、狂った物差しと言うべきでしょうか。
 でも、それを非難したって、意味はありません。世間はその物差しで運営されているのですから。世間に、そんな歪んだ物差し、狂った物差しを捨てよ! と命じても、世間はそれを捨てられない。捨ててしまえば、世間はいっさいの価値判断ができなくなります。
 だとすれば、わたしたちが世間から逃げ出すよりほかありません。
 逃げてどこへ行くのか……? それは、あとから考えましょう。
 まずは、なにはともあれ、われわれがすたこらさっさと世間から逃げ出しましょう。
 つまり、「世逃げ」のすすめです。

後輩との飲みはヘンチクリンな話に終始しましたが、
やりたいことが沢山あって、最近は1時間20分の睡眠で大丈夫になった、というタフさやもろもろのバイタリティには刺激をもらいました。

先週もそうでしたが、飲んで帰っても、さっとブログを書いてしまう自分にも驚いてますが。。

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