ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
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ブログの効用と内観の方法

2010年01月13日 | ブログについて
1日5分 頭がよくなる習慣
佐藤 伝
中経出版

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タイトル通り、効果的な勉強方法について書かれた本で、さらっと読めてしまう内容ですが、
「ブログを使って仕組みを作る」、「ビジョンボード化」といった、
ブログを書くことの意味や効用を後押ししてくれる内容に惹かれました。

<どんどん成長させていくスーパーノートとしてパソコンを使えば一生ものの記録になりうる>

勝間和代さんの読書進化論にも通じる考え方です。

最近、1冊のノートに記録することの効用を説く本がいくつか出版されてますが、
あちこちにメモで書き散らしていくのではなく、一本化できれば、それは強力な振り返りのツール、データベースになりえます。

ましてや、それがパソコン、Web上なら、タグ付けして、どんどん書き足していけます。
書き散らかすのに比べ、振り返りもしやすいので、意識への定着もスムーズ。

振り返りながら、足りない部分を肉付けし、考えやアイデアを膨らませていくこともできます。
関連したタグがリンクして、シナプスの如く繋がっていけば、相乗効果も生まれやすくなります。

ぼくも、ここまでブログを9カ月続けてきて、趣味化するまでになっていますが、
著者のいうとおり、
" 自分だけの一生もののデータベースが自然に構築されていく快感は、やってみた人にしかわかりません。アナログの紙ノートと違って、音楽や映像、動画までも保存できるところは、まさにスーパーノート。"

然しながら、著者がすすめる、メモ代わりに活用する、というところまでは行ってませんし、
ブログという体裁上、何もかもインプットしておくようなモノには至ってませんが、
考え方自体は大いに共感しました。

"人間は生涯 学び、成長していく生き物"ではありますが、同時に、どんどん忘却する動物でもあるので、
拠り所になるような、もうひとつの引き出し、あるいは脳みそとして、
整理することは後回しにして、とにかく ドシドシ気づいたことを書き留めておく、という発想は面白いと感じます。

<壺中有天( 自分の現実生活の中に別天地を持とう!)>

古来から『壺中有天』といいますが、これは、一人で学ぶことを楽しむ、という心の余裕を持ちなさい、ということ。
一人でいることを楽しめる、味わい、感謝できる。
そういった心のキャパシティの大きさが、自分自身を次のステージへ押し上げて行くのだと、著者は言います。
心のキャパシティとして、別天地を持っている、というのは愉快なことだとぼくも思います。

<人生は遊行(ゆぎょう)だ!>

この「遊ぶ」というワ―ディング、度々引き合いに出していますが、
もともと遊行というのは、お坊さんが布教のために、さまざまな場所を巡り歩くことをいうのだそうです。
先憂後楽(せんゆうこうらく)、という考え方もありますが、
お釈迦様は、自らを極限まで追い込んだ苦行の末に、「苦行の必要はない」と悟ったとのこと。
荒行の末に悟りを開いたという弘法大師空海も、著作「性霊集」の中で、
" 同志よ、どうしてゆったりと遊ばないのか」と述べているとのこと。

この遊び感覚、楽しむ感覚、が大切なのですね。
苦しい時、大変な状況の時は、
自分を遠くから見るような感じで、それを自分で宇宙に実況中継してしまうような気持ちを持ちなさいと、ありました。

<「内観」するときに、自分を独楽(コマ)にみたててみる>

この本の中で、一番気になった箇所が、この自分を独楽(コマ)に見立てるイメージでした。

伸び悩んだ時はここを読め!軸がなければ、コマは回らない。
そして軸を立てたら、コマの半径で表されるエンロール(”縁”ロール =人を巻き込んでいく力)を持って、行動しなさい、と。

このイメージを持って、1日に1度 瞑想(内観)すると、
自分の軸、自分の芯にあたるコア意識が日に日に強固なものになっていき、自分に対する静かな自身になる。

この「軸」ってワ―ディングも何度かブログで採り上げてきました。

「内観」(自分の心が何を囁いているのか聞いてみて、それをコントロールする)する時、イメージを上書きする時にも使えそうな気がしました。

苫米地氏の言う、
逆腹式呼吸によって、呼吸を意識に上げ、潜在意識にアクセスしやすい状態にしたうえで、
この軸のたったコマと一体化したイメージを持つことは、有効な無意識レベルの強化トレーニングになるのではないか、
と感じました。
コマが滑らかに廻っているか、鉄のようなゴロゴロした音を発しているのか、
水晶のようなキラキラしたものなのか、
五感にマッピングして共感覚的なイメージを持つトレーニングもいいかもしれません。

無意識のレベルを強化すること~逆腹式呼吸と共感覚
http://blog.goo.ne.jp/lifelongpassion/e/166e56b80d2321b3d3bfd05e9dde773c )


 

(↓)相対性理論で示される「現在の私」からみた光円錐の形にも似ています。   
   コマの左右の非因果領域をかすめながら、
   円錐形の上下方向と関係を持つ意識(あるいは無意識を含めた人間の認識。)

       気宇壮大に過ぎる妄想かもしれませんが、
   仏教は、非因果領域の存在や、無意識レベルと意識レベルのアクセス、といったものについても示唆しているのかもしれません。

おそらく、観念的に過ぎて、何を言ってるのだか、さっぱりわからん、って感じを持たれるかもしれません。

なんとなくぼーっとしているイメージを、相対論や異次元理論、潜在意識の存在や脳科学、等を絡ませて、
追々自分なりに、もうちょっと整理していきたいと思います。

(・・? 別に気が狂ったわけでもないのですが、この辺りの未だ解明されていない抽象的な領域について、単に興味があるだけ。
意味不明でしたら、あしからず お許しください。<(_ _)>

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