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騙される脳 (扶桑社新書) 米山 公啓 扶桑社 このアイテムの詳細を見る |
以前読んだ本の中の、鳥越俊太郎さんの指摘に、ハッとしました。
" 日本人は、春夏秋冬を人生だと思っている。
歳とともに考え方も服装も生きていること自体もグレーだと感じるようになる。
人生そのものまでが四季の移ろいと同じだと信じ込んで、いや信じ込まされている。"
気付かないうちに、知らず知らず、信じ込まされてることって結構ありそうです。
そのカラクリをわきまえておいて損はありません。
例によって、抜書きしておきます。
< 自慢マーケティング >
・脳内の快感物質、幸せの原料とも言われるドーパミンが最も分泌されるのが、報酬系と呼ばれるケース。
・他人に先んじて「新しい」ことを、「自分で」、満足する結果が得られることを「予測して行なう」、
この3要素が揃った、報酬系という働き
・繰り返し快楽を味わいたいがために、頭の中で何度も思い出す。
さらには、誰かに伝えることで、より快感を増幅させ、また「新しい」報酬系を求める。
この、誰かに伝えることによってパワーを増幅させていくことを著者は「自慢マーケティング」と呼んでいます。
自慢マーケティング、って上手いこといいます。そのとおりですね。
他とは違っていたい、そんな風に思うことって、少なくとも僕の場合よくあります。
でも、そこをワキマエテいるかいないか、この違いは大きい、とも思います。
< おやじマーケットはブームを生まない >
・男の場合、右脳、いわゆる「オタク脳」が発達している。
・共通の話題ではなく、自分の好きなことに関する、自分だけの情報にこそ価値があるという思いが強い。
いわゆる" 男のこだわり "を周囲に示したい、という習性。
・だから、みんながいいということに興味が持てない。
逆に人がつまらない、と思うようなことこそを、こだわって自慢することになって、女性から見れば理解しがたいことになってしまう。
男なので理解できます、この習癖。。男性諸兄、気をつけましょう。。
まぁ、分かってもらえなくても それはそれで気にしても仕方ないんですけどね
年末、年賀状作りやら何やらでこもっていると、読みっ放しの本が沢山あることをあらためて反省。
風邪っぴきだし(呑んだらソファで横になるな~)、あまり外に出ずに、抜書き程度でもいいから読んだ本に謝意を表そうと思ったら、
次の記事の読書ノート、存外 力入ってしまいました。
読書の記録って、1冊の本ごとにしなくても、何かしらトリガーになるような出来事とあわせて、
横串で、血肉になった箇所に絞ってソリューション・カット的に自分の言葉で書いてみるとかした方がいいかもしれないと思いました。
楽しまずにシンドイ思いを、こんなことで したくないですもんね。
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