九月のパーゴルフ・ダブルス選手権に出る前あたりから、球にまともに当たらなくなった。
ことごとくトップする。
初心者に戻ったみたいだ。
ふつうの人とどこか違っているのではないかと思うくらい、私の場合、崩れ始めると極端に崩壊する。
赤城に備えてのホームのラウンドでも、ノーボギー(言うまでもなくパーセーブの意味ではなく、全ホール ダボ以上ということ)のハーフ66だった。
後半は練習に徹しようということで、スコアをつけずに試し打ちしながらのラウンドとなったためスコア提出を免れているが、スコアメイクってどうするんだっけ?ってくらいに酷い。
ティーショットはひと頃ほどのチーピンは治まったにせよ、巻き球の傾向が続く。
チーピンを怖がって振り切ることができなくなっているのか、OBは出るのに、飛距離は出ない。
トップするから、2打目以降でも平気でOBを打つ。残り100ヤードからでもOBを打つ。
この日も乱れ調子のまま、前半64.
オールボギーのハーフ45を目安にしていたのに、50台を通り越して60台を平気で叩く。
後半途中で濃霧中断、よかったと思う。
黒歴史が、記録(スコアカード)には残らないから。
それに、濃霧の中で僅かに射す光の風景が好きだったりする。
トランプ組とのラスベガス・マッチ、
大木金太郎兄には、一発逆転を起こすバーディーを期待されたが、ふがいない私。
( ゴルフの賭けアラカルト )
~ ラスベガスは、二人それぞれのスコアを並べるのだが、バーディーを取った方の組は相手のスコアの並べ方を逆にできる。
たとえばPar5でバーディーを取った組のスコアがそれぞれ4、9で、相手が5、9だったとしたら、普通は49対59だが、49対95になる。
リングの外にいるまんまで、タッチを交わしてリングに入ることすら出来ていない感じだ。
今回は赤城カントリークラブではなく、赤城温泉街に宿をとった。
同じ赤城とはいえ、山の反対側に回り込むように一時間ほど走らないといけないのですが、
料理も温泉も素晴らしかった。
てまえは、山女魚の刺身。これははじめて。
真ん中は、群馬名産の「銀ひかり」。虹鱒なのに、身が赤い。
山の宿で食べる名産は多々あれど、刺身の魚というのはあまりないと思う。
さて、朝風呂からあがって朝日を待つひと時。
下手なゴルフが、はたして湯治で治るのか。
二日目も呪われたように60台を続けた前半だったが、後半は20打近く改善して、47でホールアウト出来ました。
(最終ホールで2m弱のバーディーパットを決めていれば、ラスベガスも一気に50点縮められたのに。)
湯治というより、やっぱり後半出だしのPar、これが何よりのクスリになったのだと思います。
ようやくゴルフをやってるフィーリングを取り戻す。
トランプに、左への回転が止まってすくい打ちになっている点を指摘されました。
右軸への過度な意識が、スイングのバランスを悪くしてるように思う。
ダブルス選手権を挟んでの九月以来のスランプ、これで脱出を図ります。
右足のかかと使いを丁寧に改善して安定させる。
テーマにしている右サイドを柔らかく長く使うことにもつながる。
でも、ゴルフダイジェストには逆の記事が。右足カカトをつけて右足つま先を上げている。
吉田一誉プロのレッスンのほうが、これまでの私には合っている。
右肩が下がらなければ、こちらのほうが飛ぶし、右足の長さが安定して揃うからいいと思う。
要は、それくらい右軸足の足遣いは重要だということ。
頭と首を起点にした抑制と方向感で、蓄積された身心の習慣(クセ)を正して行くアレクサンダー・テクニーク、
もともとは音楽演奏者や舞台俳優のための技法のようで、ポールやスティングもレッスンを受けていたらしい。
これをゴルフ用にアレンジして使えないものか。
50代からの身心の遣い方に必要な柔らかさや、自然力の引き出し方みたいなもののヒントがあるような気がする。
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