季節をすすめる雨

明け方雨の音で目が覚めた。大粒の雨がまた降っている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


雨の音で目が覚めた時、ああ、今日のブログの書き出しは「明け方雨の音で目が覚めた」だなと思った。
思った瞬間に夢に引き込まれた。

大粒の雨が降っているのか、雨音が凄い。
窓を開けてみると、何と雪が積もっている。
たっぷりと積もった雪に雨。
急いで写真を取ろうとデジカメを持って外に出る。

すでに雨で雪が溶けかかっている。
雪の積もっているところを探していると、駅に出た。
ホームの反対側の線路が何本も引き込まれたところ。

遠目に見えるホームにはクリスマスの飾りがある。
左手の電車の上の雪の写真を撮ろうとしたら、右手からトロッコ列車のような電車がやってきた。
幼稚園児がぎっしりと乗っていて、一斉に雪合戦のように雪玉を投げている。
必死に写真を撮ろうとするのだが撮れない。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


次に目が覚めたら８時近かった

やけに生々しい夢だった。
夢の中で、窓を開けて見た雪景色は実家の庭だった。
その庭は、家を建てるためにつぶしてもうない。

季節をすすめる雨が降りしきっている。