![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/6b/f623a8cd89fe0949c87f225f1c456aef.jpg)
今朝は霧雨が降っていた。
朝のガーデンシクラメン
昨日までは肌寒かったが、今日は午後から日差しもあって暖かだった。
トップの写真は久しぶりに見られた青空。
灰色の空に飽き飽きしていたので、青い空と白い雲、ぐんぐん伸びていく飛行機雲などしばらく空を見上げていた。
山口県上関町で、原発の使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設の建設予定地で地質などを調べるボーリング調査が始まった。
住民や周辺自治体の反発や不安の声は無視される形になった。
すでに行われた文献調査と合わせて分析をし、建設が可能だと判断されれば、町が建設の是非を判断すると言う。
中間貯蔵施設とはいえ、使用済み核燃料の最終処分場は決まっておらず、いったん受け入れれば最終処分場になってしまう可能性がある。
上関町には、調査中は国から毎年1憶4千万が交付され、その後同意すれば20億円が交付される。いったん高額の交付を受ければそれが予算となり常態化して抜け出せなくなる。
国が金を払うとは言っても、それは国民の税金に他ならない。
私たちはいつそんなお金の使い方に同意したのか?
佐賀県玄海町では、明日から文献調査を受け入れるかどうかの検討が始まる。
踏みとどまるのか、踏み込んでしまうのか。
一旦始まると止められない公共事業の恐ろしさを、原発立地の住民は知っているだろうに。