田舎町を散策

今日は雨かと思っていたが、夜のうちに降っていた雨も朝には上がった。
午後には青空が広がり今日も行楽日和だった。

昨日、博多駅に集合した大学の同期７人。
クラスは１２人だったが、九州在住は８人。
そのうち７人が集まった。

宮崎からやってきたＥちゃんとは１３年ぶりの再会だった。
前に会った時よりも若々しくて、最初誰だか分からなかった。
子育ても一段落しておしゃれになったようだ。

本当はみんなで海の中道海浜公園にネモフィラの花の絨毯を見に行く予定だった。
それでみんな軽装で、私はレジャーシートを持ってくるように言われてディバックに詰め込んでいた。

唯一男性でいつも来るＹ君が、自分の住む街に招待したいと言い出したため予定変更になり、田舎町を散策することに。
静かな海辺の町をゆっくりを散策しながら話をした。

写真の元旅館を利用したカフェでケーキと珈琲をいただきながらおしゃべり。
ゆっくりと流れる時間を楽しんだ。

海浜公園に行っていたら、人混みに疲れていたかもしれないねと、結果オーライ。

「湖の底に沈めていた宝箱が開くように記憶が蘇る」とＥちゃん。
同じ研修旅行の話をしても、それぞれ覚えている光景が違って面白かった。

洒落たカフェや人工的な公園では味わえない楽しい時間だった。

お互いに連絡先を交換しようということになった。
スマホを持っている人はなく、みんなガラケー。
赤外線通信で情報を送れる人は２人だけ。
送っても、どこにあるか分からないと言い出す人も。
文明の利器を使いこなせない年代だと笑い合った。

ケータイを持たない人も一人いて、結局はみんなで紙に書いてコピーして共有した。
今までは連絡を回していたが、これからは一斉送信できる。
また会おうねと手を振って分かれた。