アップルパイ

晴れて爽やかなお天気。
風はちょっと冷たい。


昨日は友達の誕生日だった。
小学校から一緒で、中学高校と同じ美術部だった。
大人になると年賀状だけの付き合いになってしまった。

結婚して地元に住んでいた彼女とは、私が２年前実家に戻ったためまた交流が復活した。
と言っても、これまで４回ほどあっただけ。
近いからいつでも会えると思っているとなかなか会わないものだ。


金曜日に生協の配達で紅玉が届いた
早速甘く煮て、林檎ジャムを作った。
そして昨日の午前中にパイシートを使ってアップルパイを焼いた。

誕生日にパイを届けようと、早速彼女に電話したら留守電だった

アップルパイをお菓子の箱に入れてラッピング。
なぎぃが焙煎した珈琲豆もセットして、ケーキ屋の紙袋に入れていつでも持って行けるように準備した。

午後また電話したが留守電だった


夕方にも１回、夜にも電話したが留守電。
ちょっと心配になった。

彼女は夫の両親と２世帯住宅で暮らしている。
義父は食事の介護が必要なので、滅多に家を空けることはない。
夜になっても帰ってないとなると、義父の具合が悪くなったのか、あるいは近くに一人暮らししている実母の体調が悪いのか。

数年前、誕生日に電話した時の不在の理由はお兄さんが臨終だった。

いろんなことが頭を駆けめぐったが、今日電話していなかったら、近くに住む別の友人に聞いてみようと思って寝た。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


今日の朝、時間を見計らって電話しようと思っていたら、ケータイが鳴った。
彼女の元気そうな声が聞こえた。

昨日は義兄に義父を頼んで、夫と二人でホークス戦を見に行って、食事をして帰ってきたとのこと。
楽しい誕生日を過ごしたようでホッとした。

一日遅れだが、無事アップルパイを渡すことも出来た。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　




彼女に届ける分は丸く、家族の分は一人分ずつのアップルパイにした。
両親と夫は美味しそうに食べてくれた。

なぎぃとくぅはリンゴの煮たものが嫌いだ。
なのでアップルパイは食べない。

紅玉が届くこの季節だけの楽しみアップルパイ。
自分で食べてもとっても美味しかった。