夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

一生モノ考

2010-01-28 23:57:30 | Weblog
 未だ高齢のパソコンとつきあっている。 日本経済の向上に貢献する為に後継機投入を考えているのだが、その偉大なる計画を先延ばしにするような買い物をたて続けにしてしまい、
「あ~、もうちぃっと余裕できるまでガマンガマン」
 という羽目に陥ったのである。
 買ってしまった物とは、ずばりセーター&コート各一着だ。 バーゲンのシーズンが悪いっ!と今さら机を叩いても、出て行った軍資金は戻ってこない。 いつもなら無計画な出費などあり得ないのに、或るフレーズに取り憑かれた結果、パソコン購入が遠のいてしまった。
 そのフレーズとは――

 一生モノ。

 セーターとコートがこちらに向かって囁きかけてきた言葉だ。 
 店員が売りつけたわけでもなく、実のところは
「こんな服って一生ものだもんね」
 と、勝手に己に言い聞かせて納得したこともあり、品物に後悔はしていない。 しかし改めて “一生モノ”とは?等と考え始めたら、どの辺りから定義が当てはまるのか悩ましくなってきた。 数十年使えれば良しとするのか、次世代に渡すぐらいまで保つのが本来なのか。 それが身につける物か、使いこなす物か、条件によっても異なってくるだろう。
 誰か膝を打つような説明をして下さらないかしらん。


コメント
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