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第597夜 釣りの格言1

2008-07-10 23:49:42 | 釣り談義
2008.7.10(木)

今夜は釣りの格言のようなものを幾つか紹介してみよう。

『釣りは3年で名人、5年で先生』・・・釣りも3年やれば名人で、5年もやれば先生の域に達するらしい。でも名人の方が上のような気がするけど・・・。

『初夏の増水後は豊魚、秋の増水後に好魚なし』・・・アユ釣りに関しての成句。初夏の若アユは遡上 中であり、大雨などで増水して押し流されても再度上流を目指すが、秋は産卵を控えて下流を目指しているので増水すれば流れに乗って一気に下流に達し二度と帰ってこない。


『休日明けに大漁なし』・・・休日ともなれば釣り人が大挙して押しかけ荒らしてしまい、翌日は散々な釣果に終わるということ。川釣りでは特に顕著とか。

『川釣りは1人、海釣りは3人』・・・安全面と釣果を考えた時、川は1人1瀬が理想であり、海は危険が伴うので3人組が良いとのこと。

『女連れの釣りに危険なし』・・・女性が同行していると無理は出来ないし、雰囲気も和やかになるということ。

『沖の魚を取らんとして、岸の魚を逸す』・・・まずは足元に潜む魚を確実にものにすることが大切と言うこと。近場よりも遠くの釣場、岸釣りよりも船で沖に出た方が大物が釣れるはずと考えるのが釣り人の悲しい性とか。

『エビでタイを釣る』・・・わずかの元手や労力で大きな利益を得ること。同じ意味の西洋の諺に『鯨を釣るのに小魚を投げる』がある。

『海広くして魚の踊るにまかす』・・・度量の大きいことのたとえ。『水広ければ魚遊ぶ』ともいう。

『海背川腹』・・・魚の焼き方のコツ。一般に川魚のように脂肪の少ない魚は開きにした身の方を先に焼き、海の魚は皮の方から焼くと上手に焼けるということらしい。

『ウミガメを見たら大漁』・・・漁師の間では『網にかかったカメに酒を飲ませて海に返すと大漁』とも言われる。ウミガメは黒潮に乗って南から北へと移動するので、ウミガメが来たと言うことは、南方のカツオやマグロが来る前兆。

まだまだ先達たちが残した格言は沢山あるのだが、今夜はこれくらいにしておく。明日もまた続きを書こうと思う。

今日の暦
・上弦
・四万六千日、寺や神社の縁日で今日参拝した者には、4万6千日参拝したのと同じ御利益や功徳があるとされる。
・国土建設記念日、1948年(S23)建設院が省に昇格して建設省(現国土交通省)が開庁した。
・ウルトラマンの日、1966年(S41)TBSテレビで「ウルトラマン」の放映が開始された。
・納豆の日、語呂合わせ。1981年に関西納豆工業協同組合が制定し、1992年に全国納豆協同組合連合が追認した。

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