a vacant mind

虚無と音楽

何もわからない

2005-06-09 | Diary
何故にこうしていることに対しての、違和感に悩んでいるのでしょうか?
誰か教えてほしいと思っていた頃が懐かしい気もする。いつかは変わるだろうとは感じていたが変わったとするならば感情を無理にコントロールしないということなのかもしれない、自分なんだけれど自分でない部分に関していえばコントロールが効きすぎているおかげで暴走をとめることができた。最終ラインをどこかでは感じてはいるんです。
 助けて、助けてと心で叫んでみても誰の耳にも届きはしないのに、わかってもらえる日が来るなんて信じていたんだ。成長はしていないな、ばかだなと思い返してみても、あの時点では違和感そのものが僕の問題そのものでした。絶対信じないという頑さで僕の視界に靄をかけてしまった、たぶん僕の頭には人の声がよく聞こえていなかった、というより耳を塞いでいた。
聞く耳ももたなければ、話すべきことも見つからない、直視するほどの目も持ち合わせていない。
助けて、助けてと思いながら助けを求めることができないというのも、ある意味不幸なのだろう。
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time of no reply

2005-06-09 | 音楽等
夏が去り、暑さも衰えてきた
秋が黄金のガウンをその身に纏おうとている
ため息が聞こえ、ぼくが後ろを振り返る
でも何も答えてはくれない時が流れていただけ

日は沈み、人々も家路についてしまった
ぼくは路傍に一人取り残されたまま
目の前を行き交うものたちに声をかけようと僕は顔をあげる
でも何も答えてはくれない時が流れていただけ

何も答えてくれない時がぼくに呼びかける
ここにとどまるようにと
ハローもなけらばグッバイもない
立ち去るにしても立ち去りようがない

丘の木々も黙して語らぬまま
またの日のために自分たちの夢をそっと隠しておくだけ
大地に根を張り、思いを巡らせ、わけを探り当てようとする
何も答えてくれない時のなかで

時が流れ、時は巡っていく
ぼくがここにどうして立っているのか
誰一人としてそのわけを尋ねてくれない
空を見上げて、自分なりにその答えを見つけだしているというのに
今は何も答えてはくれない時だという

何も答えてはくれない時がぼくに呼びかける
ここにとどまるようにと
ハローもなければグッバイもない
立ち去るにしても立ち去りようがない



word by Nick Drake (対訳:中川五郎)
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