星のひとかけ

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スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Sviatoslav Knushevitsky)のチェロ

2017-12-24 | MUSICにまつわるあれこれ
ひさしぶりの更新です、 パパのレコード棚シリーズ 第4弾

聴いてみたらとっても素晴らしかったので、、。 旧ソ連 USSRの録音を日本でプレスして販売していたという「新世界レコード」というレーベルのものです。

まったくお名前の読めない cello 奏者が書かれていて、 検索したら ヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Sviatoslav Knushevitsky)という方でした。 ウィキがこちらに>>


side-1 がシューマンの「トロイメライ」 
svyatoslav knushevitsky - Schumann traumerei


side-2 が サン=サーンスの「白鳥」
Svyatoslav Knushevitsky - the swan

、、トロイメライの 最初の一番低い音、、 その出だしの一音に震えました。。 なんて深い音、、。 とっても古いチェロなんだろうなぁ… とっても良い楽器なんだろうな… 
表現力も豊かで、、 いつまででも聴いていたい。。
繰り返してもう三度も聴いています。

トロイメライは日本語のサイトが見つからなかったけど、 同じピアニストの方 Alexei Zybtsev とのUSSR盤がネットに載っていたので、 それによると 1951年の録音のようです。

「白鳥」の方は、 CD化されたものがありました(ライモンダCD>>
こちらの録音は1956年のようです、 こちらも同じピアニスト。
上記のサイトにこのチェリストの説明も少し載っています。 「男性的」という語がありますが、 私もそう思いました。 ゆったりと深く、 力強く、 表現力豊か、、

1曲ずつではすぐに終わってしまうので、 席を離れることもできません、、 このCD 12曲も入っているの、、 欲しくなってきてしまいました。


パパのレコード棚シリーズ 過去ログ>>

 ***

やっぱり、、 たまにレコードで音楽を聴くのは良いですね。 
パパが元気だった頃のクリスマスには、 庭から杉? 松? 枝を切ってきて鉢に植えてツリーにして、 点滅する電飾を巻き付けて、 お星さまやお人形の飾りを下げて、、 天井には金や銀のモールをパパが吊って、、

、、私は待ちきれなくて 「ねぇジングルベルかけていい?」って レコードを早くかけたくてしょうがなくて、、 それは黄色いソノシートだったので あんまり何度も私がかけたので終いには破れてしまった記憶があります。。 すごくすごく幼い頃、、 そんなクリスマスをしてもらったのは パパとの幸せな思い出のひとつ。



さあ、 イヴの夕餉をつくらなくては、、

シングル盤ではなくて、 子供の頃聴いた LPレコードをかけることにします。。 そのレコード話はまた… 


どうぞ よき聖夜を…
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