次から次へとやることはあるのだけど、本を読んだりレポート書いたりしなければいけないのと違って、「ながら仕事」が出来る分、いつもよりも映像作品をたくさん見られたりしています。お友達が送ってくれた音楽ビデオや、録画したままの映画や。
映画大好きなBFの奨めで、以前『イギリスから来た男』という映画を見たのだけれど、ハードボイルドタッチのアクション物というのは大概、見終わったらすぐに忘れてしまうことが多いのに、不思議と色々な場面が時が経つにつれて、余計に印象が深まっていく映画だった。・・で、これが今や有名な監督、ソダーバーグだったと教えられ、想い起こせば観てる、見てる・・『セックスと嘘とビデオテープ』という初監督作品から次の『KAFKA』も、、、監督名など余り意識しない私はぜんぜんソダーバーグという名前を覚えていなかった。ああ、でも、時間が経過しても不思議な感覚が残っていて、また観ずにはいられなくなる、という点では共通していたのかも、と気づいた。
『セックスと嘘と・・』でカンヌのパルムドールをさらって以降、あまり日の目を見なくて、そんな時にスタッフ5人でみんな手弁当で撮ったという突拍子も無いモンティ・パイソン風映画『スキゾポリス』では、自ら主演もしていた。これが巧い!馬鹿げているけれどこの人、演技も脚本も編集も、きっと困るくらい才能が有り過ぎる人なのかもしれない。お顔もなんとなくボリス・ヴィアンに似ているけれど『スキゾポリス』はパタフィジュックな映画です。
ところで話を戻して、『イギリスから来た男』(原題The Limeyは英国人の蔑称)の主演、テレンス・スタンプのなんと格好イイこと!(テーマ音楽がThe Whoで、それももの凄くカッコいい) テレンス・スタンプが偏屈である意味繊細な英国人を見事に演じて、一方、成金のアメリカ人をピーター・フォンダが演じている。ピーター・フォンダという人(もちろんイージー・ライダーの格好良さは知っていますが)後に『だいじょうぶマイフレンド』とか(なんでまたこんな映画に・・)と思うようなしょうもない役をなさったりもして、でも不思議な魅力のある人です。アメリカ版『テンペスト』では魔術狂いのプロスペロー役をやったりもして、くだらないようでいて、なぜかそこが似合ってしまう。
あ、また話が逸れた、、、『イギリスから来た男』では、あの『ジュテーム・モア・ノン・プリュ』の美青年ジョー・ダレッサンドロの最新の姿も見ることができます(見るだけ、、という位、台詞が少ないのだけど)
最近はソダーバーグ監督、有名になって、ジョージ・クルーニー、アル・パチーノなどの大物スター出演の映画を撮っていますが、70歳近いテレンス・スタンプやピーター・フォンダや、かつてのジェームス・スペイダーをあんなに個性的に撮った手腕をまた見せて欲しいような気がする。教えてくれた彼に感謝。
***
昨夜、レッド・ツェッペリンのLIVE DVDが届いて、全編5時間もあるものの、さわりだけ見た。70年のロバート・プラントは、まるで19世紀の貴族かと思う位、美しかった。美しいばかりでなくて、天が特別の才能を与えたヴォーカリスト。ZEPPの演奏を聴くと、ロックはあれ以上完成のしようが無いと思う。
映画大好きなBFの奨めで、以前『イギリスから来た男』という映画を見たのだけれど、ハードボイルドタッチのアクション物というのは大概、見終わったらすぐに忘れてしまうことが多いのに、不思議と色々な場面が時が経つにつれて、余計に印象が深まっていく映画だった。・・で、これが今や有名な監督、ソダーバーグだったと教えられ、想い起こせば観てる、見てる・・『セックスと嘘とビデオテープ』という初監督作品から次の『KAFKA』も、、、監督名など余り意識しない私はぜんぜんソダーバーグという名前を覚えていなかった。ああ、でも、時間が経過しても不思議な感覚が残っていて、また観ずにはいられなくなる、という点では共通していたのかも、と気づいた。
『セックスと嘘と・・』でカンヌのパルムドールをさらって以降、あまり日の目を見なくて、そんな時にスタッフ5人でみんな手弁当で撮ったという突拍子も無いモンティ・パイソン風映画『スキゾポリス』では、自ら主演もしていた。これが巧い!馬鹿げているけれどこの人、演技も脚本も編集も、きっと困るくらい才能が有り過ぎる人なのかもしれない。お顔もなんとなくボリス・ヴィアンに似ているけれど『スキゾポリス』はパタフィジュックな映画です。
ところで話を戻して、『イギリスから来た男』(原題The Limeyは英国人の蔑称)の主演、テレンス・スタンプのなんと格好イイこと!(テーマ音楽がThe Whoで、それももの凄くカッコいい) テレンス・スタンプが偏屈である意味繊細な英国人を見事に演じて、一方、成金のアメリカ人をピーター・フォンダが演じている。ピーター・フォンダという人(もちろんイージー・ライダーの格好良さは知っていますが)後に『だいじょうぶマイフレンド』とか(なんでまたこんな映画に・・)と思うようなしょうもない役をなさったりもして、でも不思議な魅力のある人です。アメリカ版『テンペスト』では魔術狂いのプロスペロー役をやったりもして、くだらないようでいて、なぜかそこが似合ってしまう。
あ、また話が逸れた、、、『イギリスから来た男』では、あの『ジュテーム・モア・ノン・プリュ』の美青年ジョー・ダレッサンドロの最新の姿も見ることができます(見るだけ、、という位、台詞が少ないのだけど)
最近はソダーバーグ監督、有名になって、ジョージ・クルーニー、アル・パチーノなどの大物スター出演の映画を撮っていますが、70歳近いテレンス・スタンプやピーター・フォンダや、かつてのジェームス・スペイダーをあんなに個性的に撮った手腕をまた見せて欲しいような気がする。教えてくれた彼に感謝。
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昨夜、レッド・ツェッペリンのLIVE DVDが届いて、全編5時間もあるものの、さわりだけ見た。70年のロバート・プラントは、まるで19世紀の貴族かと思う位、美しかった。美しいばかりでなくて、天が特別の才能を与えたヴォーカリスト。ZEPPの演奏を聴くと、ロックはあれ以上完成のしようが無いと思う。