星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

bon voyage

2015-05-26 | MUSICにまつわるあれこれ
あんまり久しぶりで ブログの書き方わすれてしまったわ、、、(笑

いつのまにか 夏! ですね。 、、何から書こうかしら、、

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約半年前の 昨12月、 アート・ガーファンクルさんの渋谷公会堂の来日公演に行きました。 確か、 以前にもその頃のライヴの様子のことなど、 ちらっと書いたと思いますが、、 

素晴らしく上手なギタリストさんとたった二人でのアコースティックライヴ。
確かに かつての最上級のお声は お年を召されて掠れて来てはいましたが、 でも、 会場の空気を微かに震わすようにして 耳に届く声の響きは、 誰のものでもない 特別な天使の歌声でした。

上↑のリンクした日記にも書きましたが、 「The Singer」というベストアルバムの中で、 各曲に対する自分の想いを独特の表現でコメントされているのですが、 そこに書かれていた事と似た想いを、 詩を朗読するように曲と曲の間で語って、 それを丁寧に女性の方が日本語に翻訳朗読してくださって、、

何の曲だったか、 「これはホテルで朝食のオレンジジュースを飲んでいた時…」という部分の 日本語の「オ・レ・ン・ジ・ジュース」という言葉を聞き取って、 横から真似して「おれんじ・じゅーす」と真似してみたり、、 さすが耳が良いのですね

どの曲も懐かしく 美しく 心に響いたのでしたが、 思いがけず不意に泣きそうになってしまって困った曲が 「Homeward Bound」。。 高校生の頃から歌詞をそらで歌えるくらい好きな曲でもあったし、、
、、たぶん、、 このひと月前に、 田舎の葬式に出るため帰郷したせいもあったと思うけれど、、 胸がつまって、、 でも嬉しくて、、 いい歌だった。。。



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途中、 まるでアートのお休み時間を取るように、 自分の息子さん(、、と言ってももうしっかりオジサン)が出ていらして、 やはり美しいハイトーンヴォイスで数曲歌って下さったり、 アートと二人でデュエットするのも美しかったけれど、 (その日の音源がamassさんに載っていました↓)
 12/10日本公演から息子とのデュエット・ソング「Take A Message To Mary」

youtubeではあまりわからないけれど、 生音で聴くと、 二人とも美しいハイトーンなのだけれど、 空気を伝わってくる声の艶がやっぱり全然違うの! 掠れているんだけど、 アートの声のほうがほんとに何か声の周りに何かを纏って響いてくる感じ。。

そして、 最後は、、 「この曲をピアノ無しでどうやって歌うんだろうね…」とひとりごちて、、 「でもやってみるよ」、、と


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あれから半年も、、 あっという間に経ちました。。

今年初めに出た 吉井さんの「クリア」、、 の、カップリングの「ボンボヤージ」、、
、、タイトルでなんだかもう解ってしまっていた気もするけど、、 発売前のサンプルだったかな、、 最初の歌詞の一行を聴いて、、 よくわかって、、
CDは手元にあるけれど、 まだ一度しか聴けていない。。 買ったその日に一度だけ聴いただけ。。 もう、、 よしいクンてば、 どんだけ私を泣かす気なんだ、、ばかやろ、、、 って。。。

、、というわけで 新アルバムもまだしっかりと聴けてない。。 (一度は聴いたかな、、) EMIでの新セレクトアルバム「SUPERNOVACATION」ももうすぐなんだっけ…? (今検索したら 明日発売だって…汗)


、、 ごめんね、、 だいぶ出遅れちゃってます。。

そろそろ、、、 聴けるかな、、 「ボンボヤージ」。 すごく、 すごく、 いい歌だよ、、 それは一度聴いただけでもわかってる。

よい旅を、、  私は まだ少し歩くから。。