星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

花から、 華へ、、。

2008-03-30 | …まつわる日もいろいろ
土曜日は早起きして お弁当づくり。。 前日、夜までお仕事だったのでありものを詰めただけ、、、になっちゃいましたが、、、 花びら風に ソーセージを散らしてみようとしたら、、なんだか〈パックマン〉みたい。。

今年は、開花からいっぱいに咲くまでが余りに速くて、、来週まで、お花、、もつのかしら。。
公園でお弁当ひろげるには、まだちょっと肌寒いくらいで、
でも、ほんと、、今年はいろんなサクラの咲き始めが早くて、、 青い空にとっても綺麗でした。












サクラ色の淡雪の中をとおり抜けたりするのも、素敵だけれど、
いつか、阪東玉三郎さん監督、吉永小百合さん主演の映画 泉鏡花原作の『外科室』で見た、
躑躅など、色とりどりの華いっぱいの植物園、、(たしか小石川植物園?)、、へも出かけて、
あの映画のような、目眩むような季節に歩いてみたい。。
ほんと、 一幅の「夢の画」を観ているような映画でしたね。
 
 ***

お花見にお出掛けのポイントは、、、 午前中、に限ります、、よ。
(昨日なんて、 お昼頃にはもう、 入場制限がされていて大変のようでした、、)


さくら 咲くまで。。

2008-03-25 | …まつわる日もいろいろ
あっという間に、日々、そこかしこで開き始めましたね、桜の花。

この花は、図書館前でいっぱいに咲いていたサクラ。 ソメイヨシノではないようです。
今日は、2時間図書館で調べものをして、、 そのあと、公園の遊歩道をお散歩して、、
まだ夕方のお茶に間に合う時間に、お買い物して帰って来ました。

、、ほのかに染まる枝々を見上げながら歩いていると、どうしても、去年のこと思い出してしまう。胸骨にがっちりと固定帯巻いて、誰かにぶつからないように、、 息が切れないように、、。おそるおそる初めてお散歩したあの道。。 自分じゃないみたいで怖くて生きてる不思議でただただ一生懸命で不安で胸がどきどきで。。

それが今日は、、コンクリートブロックみたいな全集やら、事典やら抱えて、コピー室を行ったり来たり、、。 ふたたびこんなことするなんて、去年は想像すらしなかったわ。。

 ***

「あなたは、プレッシャーには強いから、きっと大丈夫!」、、とお友だちがメールくれました。
嬉しかったけど、、 本当は、全然強くないんだよ、、。 
術後、いろいろ大変なことがあって、PTSDのような状態で毎日過ごしていた頃に較べたら、まだまだいいかもしれないけれど、、 それでも独りで泣いてたりもする、、ほんとに、、パニックになりそうで。。
、、もうちょっと本決まりになったら報告できると思うけど、、。

でも、サクラを見上げながら、いまはスイスイ歩けてしまうんだもの。 人間の力て、、スゴイね。 でもねえ、、サクサクなんて全然行かなかったものね、 夜中に先生たすけて~、、って行った事もあったものね。 サクラ咲くまでの一年は、、やっぱり長いよね。

、、というわけで、、 まだまだ夜のお勉強はやらない! 

グレン・グールドの「...And Serenity」ってアルバムに、いい言葉が書いてあったので引用してしまいましょう。。

  「芸術の目的は、アドレナリンの瞬間的な放出ではなく、
   驚きと穏やかな心の状態を、生涯かけて築いてゆくことにある」
                         (グレン・グールド)
 

春、、だより

2008-03-19 | …まつわる日もいろいろ
昨夜は、 ベッドで本を手にしたまま、 電気も点けたまま、 瞬時に眠ったもよう。。
また本読みの日々にも、、、

でも、、かならず目薬を注さないといけないので、ほんとはこういうことしちゃダメなの。
もう本当に、、 かなり悪いんですって。。。 視神経ぼろぼろなんですって。。
ここでくい止めて置きたいわね、、と、 美しい女医先生も心配して下さるから
でもね、、 本を読むのも、 PCも、悪くは無いんですって、、。 
睡眠は大事。。 ストレスは大敵。。
、、、 春眠をこよなく (お子ちゃま並みに)、、 の日々です。 元気、よ(笑)。

目覚めたら、お友だちからメールが届いていました。 新しいパヒュームを買ったって。。
、、恋をしているんだろうな、、。   春、、、だな。。
 
 ***

昨夜、、 夢をみました。
あたらしい 歌を うたってくれていました。 

レーベルサイトの、 コートにマフラー姿の写真をみるだび、、 心の中で呟きます。
  「よしいくん、、 もう春、だよ、、」

頭の中は、、 春!

2008-03-12 | …まつわる日もいろいろ
梅の話題につづいて、 今年の桜だよりの話題もきかれはじめました、この頃。。
この春は、 ピンクとか、 イエローとか、 グリーンとか、明るい色目のお洋服が流行りそうで、 とぉ~ってもウレシイ。 加えて、 フラワープリントや、 幾何学プリントや、 カラフルなのがお店にも溢れていて、 着たい! ぜひ着たい。

、、、なんてね、、 医療費がかさんで、じつは極度の金欠病なのです。だから、たぶん、百貨店のブランドコーナーに並んでいるようなお洋服は、たぶん買えないのです。。
、、でも、でも、、 ん年、ん十年前にお友だちの披露宴にお呼ばれしたときのサクラ色や、ビビッドピンクのお洋服とか、 ママン(婆ちゃんといふべきかしら、、)がお勤め時代に着ていた、摩訶不思議なプリント柄のワンピースとか、、 狙っている品物はいくつか。。 体型だけはしっかり変わっていませんのでね、この20年余り。。 なんだか、楽しみ。 コートを脱ぐ季節が、、ちょっと、楽しみ。

 ***

なんて、 デパートウォッチングを楽しんでいた矢先。。 いきなり、状況の変化が!

今年の目標は、 「自分に出来るお仕事を、一生懸命にやらせていただく」、、という意味のことを、たしか年始に書いた記憶がありますが、、 ある意味、 これもお仕事といえばお仕事。。 自分のライフワークにもかかわるお仕事。

そのお申し出を、いきなり旧知の先輩からいただきとつぜんの状況変化。。 昨年も、お誘いはあったものの、 とにかく自分の体力が日々の暮らしを成り立たせるだけで精一杯、、もう二度と、研究活動に足を踏み入れることは叶わなくても、命とひきかえとなってしまうんでは仕方ないか、、、と、自分では納得もちゃんとしていたし。。

なのに、なのに、、よくもまあ見捨てずに機会を持たせようとして下さるなんて、、、
その熱情、友情、心情に、、ほんとうに報いたいと思います。 それと、こうして命を永らえさせてくれたドクターの献身に報いるためにも、 可能ならばやり遂げてみたい。
、、、「半年待って、亡くなった人がいるから」、と、、手術を優先させたボス先生。。そのかわりに、いくつかの機会を断念しました。 でもそれは後悔してない。。 だけど、 手術のあとで、もう一度体力を取り戻して、挑戦することができるんだよ! 挑戦できたんだよ! 、、って、言うことができたら、きっと先生も本当に嬉しく思って下さるだろうなあ。。 まだ、相談してないけど、、 来月の診察の時、打ち明けてみよう。 たぶん、、 うまくいくと思う。。 本当に、自分で無茶さえしなければ、、。

、、、というわけで、 にわかに、忙しくなりました。 でもきっと、だいじょうぶ。

多忙をおして助言してくれる先輩、 しんどいとき近くで話をきいてくれるクリニックの先生、 本当に困った時には絶対なげださないはずのボス先生、、、 みんなに感謝して、ちょっとがんばってみる。。。

おもいのまま、、、

2008-03-09 | …まつわる日もいろいろ
おととい、 お友だちご夫妻と私の3人で、 「京王百草園」へ出かけて来ました。
お天気も晴れ晴れ、 風もなく、 こんもりしたお山が、白やピンクの小花模様に彩られて、
もう、なんてのどかな、心やすらぐ風景なんでしょう。。。

この前の週に体調が悪かったせいもあって、お友だちも心配してくれていたし、、 それに、こういう病気を抱えていると、自分でどんなに気をつけたつもりでも、 どうしても身体が自分の思いのままにならない時がやってきます。 そのことを本当によく理解してくれている人とでないと、 正直言って、共に行動するのもだんだんつらくなってきてしまうこともあります。 
、、、でも、この日はお互い病気を乗り越えてきた四半世紀越し(!)の友だし、 なんたって頼れるダンナ様もいてくださったので、ほんとうに心強かったです。 男の人、って、とくに何をしてくれるわけでなくても、ちょっと荷物持ってくれたり、坂道のぼれないのをニコニコ黙って待っててくれたり、 そうして、もしも何か起きても、きっとおたおたしないで病院連れてってくれるし、、(そんな風にはならなかったけど)、、ただ一緒に居てくれるその安心感だけで、ずうっと元気に散策を楽しむ事ができました。

ほんとうにありがとうね、 昔から優しい「友」ちゃん夫妻。

ところで、 こちらの可愛らしい花の名は、、、




  「おもいのまま」 というのですって。

ひとつの枝に、白、薄桃、紅、まだら、、と、それこそ思いのままの色を咲かせるからなのだそうですが、 つぼみも紅や白で、とっても可愛らしい。 見ていて楽しくなります。

「おもいのまま」、、、 自由気まま? 、、、 それとも 願いも全て思いのまま?
、、、 あるいは、、、、 今こうしてあるがまま? 、、、 誰かへの思いのままも偽らず? 、、 いろ~んな「思い」がありますね。。

、、、「ねぇ、ねぇ、見てみて?」と、 あの日お友だちとこの可愛い花を愛でていた時の、
その幸せな、とってもあったかな思いのまま、、 この春を送っていきたいと思います。