星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

新緑。

2007-04-30 | …まつわる日もいろいろ
きらきら欅並木の緑は
とてもやわらか。

梢を眺めながらのランチです。




ほっと ひと息。

2007-04-27 | …まつわる日もいろいろ
ちょっとだけ、、なんだけど、
パソコンやメール入力が、 今の私の体調には良くないみたいなので、
ここもちょっとだけ、、 でゴメンなさい。

でも、確実に、 よくなりつつある、、 と思うよ。


  ***


   夕方、私たちは下町のユウハイムという古びた独乙菓子屋の、
   奥まった、大きなストーブに体を温めながら、ほっと一息ついていた。


昭和8年の堀辰雄の作品、『旅の絵』 の一節です。

「ユウハイム」、、というのは、今もバウムクーヘンで有名なお菓子屋さん、ですよね。

この作品の舞台は、異国情緒あふれる 神戸の街。
今も、 神戸の街に、 そのお店はあるかしら? 
神戸はだいぶ前に訪れたきりだけど、 またいつか 行ってみたいな。

明日からのGW。
旅に出ることは出来ないけれど、
電車に乗る練習もしたりして、 お外でお茶、 したいな。

良いお天気がつづくといいですね。



東京にもあったんだ、、。

2007-04-23 | …まつわる日もいろいろ
先週は、 結局3度も病院へ行ってしまった。
まあいい。
物事は 良い面だけをみることにしよう。

 ***

フォトは、 今日の夕陽ではありません。 
4月の、、 いつだったかな、、? 風の強かった日。

本日のタイトルは、
そう、 このところラジオをつければ毎日聞こえる歌、ですね。

この歌を初めて耳にしたのも、 病院でした。
毎日、 ちいさな空だけを眺めていた頃だったから、
その ちいさな空でも、 いつもいつも 綺麗だと思ってた。
だから この歌が心に沁みました。

病院の起床は、6時でね、 
春まだ浅い その頃は、 ちょうど洗面を済ます頃
朝日が昇ってきた。

東の廊下の窓に光が溢れて、 廊下一面が長く長くバラ色に染まるの。
毎朝、 その光を眺めてた。

きみは元気かな。。


今晩、泊めて (笑)

2007-04-16 | …まつわる日もいろいろ
昨夜、、
救急外来へ、、。

休日の、しかも夜。 タクシー飛ばして。
費用のことかんがえたら、 ふつう行かないよなあ、 高いなあ、、
と、 思うんだけど
しんどいのと、 不安なのとで、、 「やっぱ、 病院行く!」

当直のセンセが心電図取ったり、いろいろ診て下さる一方、
ICUにいる循環器の当直の先生に、 連絡をとってくださる。
、、 「今夜はS先生なんですけど、ICUで手が離せないから、データ出たら見せに行って来ますね」
と外科当直のセンセが仰ってくださる。

そうこうするうちICUから電話。
「、、ええ、、S先生に会いたがっていますよ(笑)」と声がする。 (←私のことだ)

(またS先生、当直なんだぁ、、、) UMAクンの事書いたときのセンセが脳裏に浮かぶ。。

間もなく、 入って来られたS先生のお顔見た途端、 ベッドの上で思わず手を振るおバカな救急患者の私。
、、いえ、、 しんどいことには変わりないんだけど、、。
S先生とお話をしながら、 状態について説明してもらって 
(↑自分で自分の状態が判断出来ない、というのがそもそも自分の肉体って何? って思ってしまうんだけど、、)

以前に陥ったような危険な状態にはならないから大丈夫だよ、とS先生に言われて、
なんとなく 不安がおさまる。
でも、、 「今晩泊めて?」 、、とちょっとだけ 甘えて(?)みたけれど、、 駄目だった(笑)。

「ボス先生にちゃんと話しておくから」 と、S先生。 
 (う、、 ボス先生、、 なんで来たの、、って言うだろうなあ)
でもぉ、、 ダメダメな甘ちゃん患者でいいや、、 と思うことにしよう。

無理にがまんしないで。。
S先生に会えたから、 よしとしよう。。 

 ***

昨夜、 あわてて花瓶に投げ入れていったカーネーション。 今朝もう一度 水切りして。
大好きな ドガの踊り子 の花瓶に。



療養読書記。

2007-04-12 | 文学にまつわるあれこれ(ほんの話)
術後、少しよくなってきた頃、
「ルーブル美術館」特集の雑誌とか、
「CDジャーナル」とか、
ぱらぱら眺めていたのだけど、

そろそろ物語が読みたいなあ、、と思って
「何かファンタジーものとか読んでみようかなあ、、」と言ったら
持って来てくれたのが、 スティーヴン・キングの『ダーク・タワー』。

、、、まあ、ダークファンタジーも (特に映画なら) 好きだし、
キングが自分の『指輪物語』を書きたい、 と熱い思いで書いたものだし、
、、、 しかし 、、、 まだ序盤の、男の子が交通事故に遭うシーンで、 無理。

退院後、 寺田寅彦の随筆集を読み終えて、 おなじ漱石師弟関係の
内田百の 『長春香』を読み出したら、、 (昔読んだのに)
せつなくてせつなくて、、 中断。 、、だって、亡き友人を偲ぶ文章ばかりなんだもの。

そんな折、 あのハンニバル・レクターの若き日を描く (GW映画でもある)
トマス・ハリスの 『ハンニバル・ライジング』が発売されて、 友が読み終えたので
「私も読もうかなあ~」なんて軽い気持ちで読み出した。
最初、調子よく、 「やっぱり巧い」などと思いつつ、、 しかし 、、
コックさんが、、 痛そう、、 なシーン辺りで、 (ほんの序盤) 「う、、もうちょっと元気になってからにしよ。。」

いやはや、 読書にもリハビリが必要です。 (←読む本を選びなさい・笑)

今は、 ポール・オースター編の 『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』と、(最近、これを発案とするような実話を集めたNHKの番組ができましたね)
芥川龍之介の 『奉教人の死』と、
堀 辰雄の 『燃ゆる頬・聖家族』を、 つまみぐいのように読んでいます。 (どれも短篇)

大正期の、ものしずかな文体が、 いまの身心に馴染みます。
堀辰雄のは、学生期を題材にしたもの。 まるで、 ヘルマン・ヘッセの『デミアン』のようです。

 ***



ところで、
先月、 『ローリング・ストーン誌 日本版』が創刊になりました。 (もう次号も出ました)
写真のTシャツ、、 年間購読者へのプレゼントなのだけど、
たまたま創刊初日に某所で購入したら、もらえた(嬉)! 今、かなりお気に入りで着てます。

本国からのインタビュー記事などもあるけれど、日本版の重心はかなり、ファッション!にあり、
のようです。このあたり、これまでの音楽誌には余り無い感じ。
ロックファッションを眺めるにはかなり楽しい。。 が、それにしても新譜情報とかは極薄。

あと、UKと日本のアーティストをどのくらい取り込むか、にも期待、、かな。

ここにいます。 あたたかい陽射しのなか。

2007-04-01 | …まつわる日もいろいろ
今年はムリかなあ、、、。 

週末のお天気予報も思わしくなく
なかば諦めていた お花見。

でも、行けました。 毎年の いつもの場所。 
いつもの芝生の上。。 定位置。。

こんなふうに いつもの花と 空と ビルを眺めて
お弁当が食べられるなんて、 今年はムリだと思ってたから
すごい幸せ!!!
 



 大好きな山吹。



まだ胸骨を保護しないといけないので
たっくさんの人が集まってきたお昼時には早々退散。
でも、 子供たちが駆け回って、 フリスビーしたり、 バトミントンしたり、、
この場所が大好き。






八重桜は ちょうどこれから。
ここは、 次の週末でもお花見が楽しめそうです。