星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

ジーターが・・・

2012-10-14 | …まつわる日もいろいろ
昼間 試合は見れずにスコアだけ見ていたので知らなかった。。 今知った、、

ジーターが骨折だなんて…

ショック、、、 


こないだ へんなこと書かなきゃよかった。。 

あぁ~、、、 ごめんなさい。



最高のエクスプローラーの音色

2012-10-14 | MUSICにまつわるあれこれ
きょう、、

 ギブソンのサイトが「歴代最高のギブソン・ギターの音色 TOP10」を発表(http://amass.jp/12133) という記事を見て、 興味深く読みました。。。


1位は U2のジ・エッジのエクスプローラーの音かぁ。。。

ペイジも押さえ、、 ギブソンサイトのコメントにもあるように スラッシュのレスポールも無く、 ZZのフライングVも無く、、 なぜに エッジ?? といぶかる声もきっと多いような気もしますが、、

ん~~、、 数少ない私が聴いた生音の音色の中で、 最高のギブソンギターの音色は やっぱりジ・エッジの音だったかも。

エッジの弾くエクスプローラーの音色は、 ほんとに《夢》みたいな音だったもの。 で、 エッジがそれを奏でる姿を見て、 聴いていた時は ほんとに天に昇るような気持ちだったから、、。

 ***

でも、 どっちかと言うと ジ・エッジで印象深いエクスプローラーの音色は、 「New Year’s Day」よりも 「Out of Control」だなぁ。。。 ほんとかっこ良かった。

この本物の音色は その場所で聴かないとわからない。 youtubeや、 CDでだって、 ほんとのところはわからない。。 会場の空気の中を伝わってくる音って、 ぜんぜん違ってたんだもん。。

でも、、 思い出してみるに、、 エッジがエクスプローラーを弾く姿を見るようになったのは、、 わりとあとになってからではないかと、、。 初期のライヴでは この曲もエクスプローラー弾いてない。
U2 - Out Of Control (Belfast 1981)

New Year’s Dayも 弾いてないぞ。。
U2- New Years Day (Live 1983 Germany)

レコーディングではエクスプローラーなんだろか。。 ま、、 とにかくも、 ジ・エッジのエクスプローラーの音色は 《最高》です。

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もひとつ、、

8位の ジェフ・ベック先生の「Cause We’ve Ended As Lovers」ですが、、 あれはレスポールでいいのか??

確かに ジェフのオックスブラッド時代ではありますが、 前に教えていただいたように ハムバッカー付きのテレキャス(テレギヴwiki>>)でレコーディングしたという話だぞ。。。

ジェフのギブソンだったら、、 やっぱりBBAのぶっとい音時代で、、
Beck Bogart & Appice - Superstition - 1973

 

ジェラルディン・ブルックス著『灰色の季節をこえて』 : 再生の物語

2012-10-12 | 文学にまつわるあれこれ(ほんの話)
『灰色の季節をこえて』 (ジェラルディン・ブルックス著 高山真由美 翻訳)



たいへん面白かったです。。
幾度も涙してしまう悲痛な出来事ばかりの この物語にたいして、 「おもしろい」とは何事、、 とも思えるのですが、 みごとに読ませる物語でした。 

以前に書いた 『マーチ家の父 もうひとつの若草物語』(>>)の著者の、 小説家第一作目の作品が、 この17世紀英国のペスト禍の村を描いた今作で、、 もともとブルックスはジャーナリストだったそうで、 さすがに緻密な取材と、 それを「眼に見えるように」鮮やかに言葉にする描写力と、 そしてジャーナリストらしく「人の関心を離さない」ストーリーテリングの力があると思いました。

内容は、 Amazonとかに載っている内容紹介を見ていただくのがよいかと、、(>>

ペスト、、 と言えば、 アルベール・カミュの『ペスト』を思い出しますね。 好きな作品でした。。 好き、、というか 感動しました。 もう長いこと読み返していないから細部ははっきりしないけど、、

カミュの舞台はアルジェリアで、、 時代は? 新聞記者も出てきていたから、 19世紀以降の話・・・かな?

ブルックスの描いた時代は1665年~66年のイングランド中部の小村。 カミュに比べたら何の医療知識も、 情報も無い、 中世さながらの暮らしをしている農民たちの村。 、、実際、 この年、 ロンドンでペストの大流行が起こったそうで、 ダニエル・デフォーの著作に 『ペスト』という本があるそうだ。。 (Amazon>>

デフォーはロンドン生まれ。 ペスト大流行の年には5歳? ということはその渦中を生き延びて、 そして実際にその時代を体験した者の話からこの本を書いたんだろう、、 こちらは未読なのでいつか読んでみよう。。 、、でもデフォーだからな、、 心して読まないと。。

 ***

日に日に死者が増えていく。。 その絶望の中で 人々は決断しなければならなくなる。 どこかへ行くのか。 どうやって家族を守るのか。

、、どうしてこのように悲しい物語を読もうとするのだろう、、

と自分を振り返って考える時もある。。 でも自分で答えはわかっている。 自分自身の問題、、、 それから、 9・11以後、3・11以後の世界を生きている自分たちの問題、、、 その時代の「物語る」という意味についての問題。。。 ブルックスがこの本でデビューしたのが2001年、というのも不思議な気がする、、 たぶん9・11前の執筆なんだろう、、、 何を想って書き、 そしてあの困難な時期をどう想って過ごしたんだろう。。

カミュの『ペスト』は男たちの物語だったと思う。 さながら戦地で要塞を死守する兵士たちのような、、。 不思議なほど 女たちのことは思い出せない、、 確か、 主人公の医師の妻は 遠くの街にいたんだっけ。。

『灰色の季節をこえて』は、 女たちの物語、、と言っても良い。 もちろん、 重要な人物の牧師や、 いろんな家庭の男たちも、 それぞれ見事に描き出されているけれども、 何と言っても 命を産み、 毎日の糧を与え、 愛する者たちの身の回りを整え、、 そうやって休むことなく働いているのは女たち。 、、生身の血と、病いに弱い現代の男性諸氏には 重荷な情景もあるかもしれない。 そんなグロテスクな場面が描けるのも 女性、だから? 

たった18歳で寡婦になった主人公アンナの変化もよく描かれている。 最初、 どうしてこんな悲しい物語を、、と 思ったけれど、 読み終えるとまったく気持ちが変わっている。 まさに、 「再生」の物語。

『マーチ家の父』でもそうでしたが、 ちゃんと関心をとらえて離さない「ロマンス」の部分もあって、 ほんとうに巧いと思う。 出来過ぎ、、というか、 第一作だからそれなりの演出を、、という感じがなくもなく・・・ あれだけペストが猛威を奮っている中でなぜに主人公は病気にならないのだろう、、と ちょっと思ったりもしたけど、 最後まで読んで、 あとがきも読んで、 ペストの事が少しわかると、 そのことも納得できるように書かれている。。 なるほど丁寧な取材のもとに書かれているわけだ。

、、そしてそして、、

エピローグを読むと、 ニヤッとするからくりも隠されているのですね。 そうか、、 だからこの場所、、 なんだ。 と、それに気づいてなおさら 気持ちが「再生」する。 著者は 何かを「つないで」いきたいと願ったのかもしれない、、

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いずれ、 デフォー作も読んでみよう。。 で、、 またカミュも読み返してみようか。。

、、これを書いていて思い出したことがある。。

このペスト流行の時代を描いたデフォー作『疫病流行記』が原作の ショートアニメーション映画を昔見た。 パペットアニメーションで 悲しい物語だった。 このビデオに入っています↓

short6(1999~2001) (allcinema)

 

ウォーケンもおじいちゃんになりました、、

2012-10-05 | 映画にまつわるあれこれ
ヤンキースの地区優勝、 良かったですね~。 9月以降、 イチローさんの活躍も見れたし、、

あとは、、 ポストシーズンの更なる大活躍を期待して、、 球場警備のお馬鹿な警官が不審者とまちがえてジーターを撃たないように! と願うばかりです・・・(笑)

↑というのは 先週見た映画の話。。。 いや~ 笑った笑った、、 ジーター撃つか?! ネタバレなので映画のタイトルは伏せておきましょう。 「おれたちダメ刑事」…とか??

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今朝も ずいぶん笑わせてもらいました。。 こちらの映像↓

Watch Cooking with Christopher Walken with Special Guest Richard Belzer

「クリストファー・ウォーケンと一緒にお料理を」、、というだけで 一種のホラーなのに…(笑)

ウォーケン登場の姿の、、 そのウェストゴムのおスボンを見ただけで、、 いきなり爆笑。。。 可笑しすぎる。。 で、、ふたりのおねいちゃんは誰? 娘?? ちがうよね、、 ウォーケンがスーパーにお買い物に行くし、、、

最高に面白いです。 ぜひ見て下さい。

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ところで ↑これを見てて、 思い出したウォーケンの映画。 『ザ・バッド』



モーガン・フリーマン クリストファー・ウォーケン ウィリアム・H・メイシー 、、という ベテラン大俳優3人が繰り広げる、、 犯罪アクション映画・・・ か? レンタルの分類の棚は「アクション」だったらしいです。。

何の前知識もなく、、 上のパッケージ写真を見たままで映画をご覧になるのが良いかと。。

3人のおじ(い)ちゃま達、 最高です。 オープニングでの 頬の線がたるみかけ、、 心持ち腰も曲がりかけたウォーケンの姿を見ただけで、、 なんだかうるうるしてしまいそうでした。。 あんなに美しかった(←『戦争の犬たち』の頃ね) ウォーケンも、、 年をとるのだと。。。

芸術の秋、、 そして 人生の秋を感じるお年頃の方々(我々)にも ぴったりの映画だと思います(笑)。 先ごろ、、 スペイン(でしたっけ?) 教会のキリストのフレスコ画をおばあちゃまが修復をして えらいことになっちゃったというニュースがありましたけれど、、 ちょっとそんな話も脳裏をかすめる・・・ 

登場人物のおじ(い)ちゃま、 おば(ぁ)ちゃまが、 とっても愛しくなる映画なのでした、、よ。 ウォーケンを愛してきた方には ぜひともお薦め~。