星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

Welcome! Cicadas...

2011-07-26 | …まつわる日もいろいろ
新聞でも TVでも 友人の間でも、、(蝉 鳴いた?)(蝉 鳴かないね)、、って、、 

日本人て こんなにみんな蝉が好きだったんだ、、ということをあらためて実感しております。

私も、、 昨日あたりから しわしわと か弱く鳴いているアブラゼミの声を聴いているけれど、 突き刺すようなミンミン蝉の声はまだ聴きません。。 やっぱりミンミン蝉の声も聴きたいよね、、、 やっぱりみんな蝉が好き。

、、今年、 蝉さんは決していないとか、遅いのではなくて、余りに梅雨明けが早かったので時間的にブランクがあるだけなんだ、、ということをお昼のTVでやってました。 それを聞いてちょっとホッとしたり、、、 みんなほんとに蝉が好き。。

、、そんなこんなで そういえば外国って蝉鳴くの?? ミンミン蝉っているの? とふと疑問に思ったら、、 NYとかって蝉いないんですって?? セントラルパークはあんなに緑濃い場所だから、 夏にはさぞかし蝉がかしましいのかと思いきや、、、 イギリスにも蝉いないのぉ?? 

、、と、、 とっても面白い映像みつけた。。 にっぽんの蝉、 まさに日本の夏、、
Damn Cicadas!! SHUT UP!!

よっぽど煩かったのね・・(笑)・・ 
こんなに鳴くのは 日本の蝉だけなのかしら。。


うちのばあちゃんは いつも蝉に (鳴け 鳴け いっぱい鳴けよ)って言ってました。。 地上での命が短いのをみんな知っているから、、 蝉に (黙れ!)、、なんて言わないよね。。。

蝉の合唱と… 住職さんの読経と… お線香の匂い…




きょうは 汗だーだーかきながら てくてく歩いて図書館まで。。。 大銀杏の下で風に吹かれながら、 ボトルに入れてきたアイスティー飲んで、、


これからいっぱい蝉が鳴くといいな。


John Cipollinaさん。。

2011-07-19 | MUSICにまつわるあれこれ
春からの吉井Flowers Tourに明け暮れて、 ずっと書きそびれていた話題を。。

 ***

クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィス(Quicksilver Messenger Service) という長い名前のバンドに行きついたのは、 Nicky Hopkinsさん関連のアルバムを検索していて ですが、、 60年代末あたりの 西海岸サイケデリックロックシーンには全然 いままで馴染みがなかったものですから、、 ジェファーソン・エアプレインくらいは多少は知ってても、 このバンドについては全然知りませんでした。。(て、今もよくわからない、、)

ので、 とりあえず Wikiを>>

ニッキー・ホプキンスさんが参加しているのは、この「Shady Grove」(1969)からで、、 それまでのアルバムを聴いていないのでよくわからないのですが、 このアルバムは確かに ニッキー色がすごく強くて、 ニッキーのソロ作「夢見る人 The Tin Man Was a Dreamer」を愛聴していた私には、 ニッキー独特のピアノのグルーヴがいっぱい聴けて楽しめました。

ちなみに 購入したのは 「Shady Grove」と、1975年の「Solid Silver」の2枚がセットになったリイシュー盤。 一度脱退したニッキーと、John Cipollinaが、ゲスト参加しているアルバムなのだそう。


「Shady Grove」の中には、ニッキーのソロ作にも入ることになる 「Edward, the Mad Shirt Grinder」という曲があって、 「夢見る人」版の方が完成された曲にはなっているけれど、 こちらのオリジナルには the Mad Shirt Grinderなる副題がついてる如く、 荒削りだけど 弾きまくりの、 バンドのセッションが延々と続く、、 とっても面白い作品で、 これ1曲聴くだけでも ニッキーファンとしては嬉しかったのでした。

ところで、 先のwikiには、 何かこのアルバム当時、まったくライブを行わず、、とありますが、 youtbで探したら、、 (なんだか このピアノ、 ニッキー弾いてない??)と思って、 よくよくコメントとか読んだら、 姿は映ってないけど、 やっぱりニッキーもここにいたのだということがわかりました~~。

Mona (1969) - Quicksilver Messenger Service
演っているのは、 Bo Diddleyさんの「mona」ですね。。 で、、 最初に 西海岸のサイケシーンは知らない、って書きましたが、、 これ観てて、 これとそっくりの情景を思い出して、、、(笑)

お子ちゃまの時に 近くの大学の学園祭にもぐりこんだ時に、 こうやって踊り狂っている情景に出会いまして、、(日本では10年後くらいでも まだこんな感じだったのかな…??) パンク少女にはタイムスリップしたような 衝撃的な光景でありました。。。 で、、 ここの男の人とおんなじように髪の長いお兄さんに 腕をつかまれて(踊ろう!)と誘われて、、 ビビりながら必死で拒絶していたのを憶えております。。 (児童略取だ~~~)

それはさておき、、 もうひとつ、、
こちらには、 ほんの一瞬だけ ニッキーが映っております(気の長い方はさがしてみてください)。 グランドピアノ持ち込んで弾いていたのね。。
Quicksilver Messenger Service - Subway (Live 1970)

、、というわけで、
時代だなぁ、、という感慨はありましたが、 つい最近になって、 どこかのネット上の写真で、 クイックシルヴァーの写真を見て、 ニッキーとそっくり(に見える)、 ガリガリに痩せて髪の長い人とニッキーのツーショットがあって、、 (こんな人いたかしら??)と思って調べたら、 それが John Cipollinaというギタリストさんでした。(ジョン・シポリーナというのか、 シポリナというのかよくわかんない)、、さっきの動画では、 髪を束ねているSGの人ですね。

 ***

その後の話から先にすると、、 John Cipollinaさん、、 89年に45歳ですでに亡くなっていて、、 でもRolling Stone誌の ギタリストベスト100の中では 32位の方なのでした。

親指と人さし指に、 アコースティックを弾く人のようにフィンガーピックをつけて、 それで それらの指で複数の弦を同時に弾きながら、 しかも小指のほうでアームを挟んでいるので、 ぐにゃぐにゃうにゃうにゃと音の揺らぐ、、 不思議~な 独特なギターを弾きます。
でも、 見た目は 長い髪をなびかせてカッコいいし、 メタル系とかではなく、 ブルース系の曲を こういう風にエキセントリックに魅せるギタリストさんて、、 今見るとすごくすごく新鮮ですね、、(80年代に見てどう思ったかはわからないけど、、今見ると すごくカッコいい!)

Who Do You Love - Cobra - Mona (1980) Cipollina-Graventies Band
両方とも ボ・ディドリーさんの曲ですよね。 こういう曲を延々と引っ張って、、 でもとっても惹きつけらる演奏ですよね、、 お客さんも湧くのがわかるし。。

John Cipollina / Nick Gravenites Band Unviciouscircle
SGを、 まるでスパニッシュギターのように弾いてるインスト曲。

John Cippolina - Hey Joe (Live) 1986
ジミ・ヘンドリックスのカヴァー。

 ***

ギターの音色として すごく好きかというと そういうわけではないけど、、 見ていてカッコいいですね~。 若き日のジョニー・ウィンターさんのようなワイルドさも ちょっとあるし (吠えるような歌声の感じも わりと好き)。。

2009年にDVDも出てるんだ、、、(でも日本で観れないですよね、これリーRockpalast: West Coast Legends 1



↑この中で、 Spencer Davis Groupの(スティーヴ・ウィンウッドさんの!)、、 「Keep on Running」をやってるみたいで、 なんかすごく聴きたくなってきた!! ていうか、、 ぜんぶの演奏のDVDが見てみたいな~~。


美味しいアイスアールグレイを

2011-07-15 | …まつわる日もいろいろ

夏・・・ 

こんな天気の良い日に、、 真っ青な空と海の近くで。。。 




ひっさしぶりの完全休日。 運良く一緒のお休みになった 半年ぶりのお友だちと、、 いっぱい喋って いっぱい遊びました。





すっごく暑いけど、、 風が気持ちよかった。。





帰路につく頃には こんな夕焼け。。 遠くに かなとこ雲が見える、、、 あそこは、、 雨・・・?





そして こんなまんまるお月さま。  


地球の自転を感じます。。。 きれいな星ですね、 ここは。



また会えました。

2011-07-12 | …まつわる日もいろいろ
太陽がちょっとだけ 西へずれたのを見計らって、、(通りに人ひとりぶんくらいの影ができるから)、、お買い物へ。。

すっごい暑いんだけど、 空は真っ青。 気持ちいい。。 ショッピングセンター近くのオープンカフェでは、、 ランチを楽しむビジネスマン&ウーマンがいっぱい。。 震災後、 すっかり消えた外国人ビジネスマンの姿もまた 以前のように。。。

自宅近くの舗道の植え込みも、 夏草がきらきら。。 そんなのを眺めながら歩いていると、、

その草の中から 目の前にぴょん!と 飛びだして来たのが、、、


あ、、、 前に見た小鳥ちゃんだ!

 ***

シジュウカラらしき 美しい鳥のことを書いたのは、 今年の初めでしたね(>>

あのときの鳥は15センチくらいだったけれど、 今日の鳥さんはあの時よりはるかに小さくて 尾も短くて、 体長10センチ足らず、、 でも 同じ種類の鳥さんだってことは 見てすぐにわかった。。 半年前に会った鳥さんの、、 子供? たぶん、、、そうだよね!



今度も、 まったく逃げずに私の手前をつつっ、、と  歩いて行って、、 私が近づいたぶんだけ、、 ちょんちょん、、と 先へ。。 じーーっと 携帯のカメラを向けていても、 逃げません。 余り近づいて逃げてしまったら残念だから、、 微妙な距離で。。  そしたら、 ピーーッ! という聞き覚えのある声で啼いてくれました。



それで、 こんな風に 時折こちらを振り返るような、 何か話しかけるような仕草を見せながら、 一緒に歩いて行くの。。 とっても可愛いでしょう? 

、、シジュウカラだとしたら、 4月~7月に卵が孵って、 20日ほどで巣立つそうなので(wiki>>)、、 きっと半年前の鳥さんの子供なんだと思います。 きっとそう。 こんなに人なつこく傍に出てきて、 危険な目に遭わないでね、、 近くには車もばんばん通っているからね。。

、、とうとう マンションの入り口近くまで一緒に来てしまったところで、 鳥さんがちょっと向きを変えたので、、 (じゃあね、 またね)、、と言って別れました。


来てくれてありがとうね。 


また 会おうね。

世紀児の告白

2011-07-10 | 映画にまつわるあれこれ
梅雨明け以降、 くらくらするような暑さがつづく毎日ですね。 

そんな昼下がり、、 久しぶりに 映画『青い棘』のサントラアルバムを聴いていたら、 1920年代のベルリンの 物狂おしい夏の昼下がりとリンクして、 妙に落ち着くような 似合ってるような 気がしました。

、、映画での音楽、、と言えば、

今年になって見た 『パブリック・エネミーズ』の音楽も、 大恐慌時代の雰囲気の音楽がいっぱいで、 サントラが欲しいなぁ、、と思いました。 ダイアナ・クラールの歌う 「バイバイブラックバード」、、 よかった。。 映画そのものは 余りヒットしなかったみたいですが、 私はマイケル・マン監督の 硬派で、 端正で、 でも銃撃戦は迫力の、、 男らしい映画 好きです。 ジョニー・デップ&クリスチャン・ベイルという こちらも端正な演技のふたりもよかったし、、 でも何と言っても、 マリオン・コティヤールの美しさ! 、、あんな笑顔で見つめられたら、 この世の果てまでも一緒にいたい、と思うでしょう きっと。。。

、、あ、、それと こちらも今年やっとやっと見た 『イングロリアス・バスターズ』の音楽もすご~く良かったですね。 タラちゃん流 全開で。 、、なんで 対ナチスなのに 西部劇の音楽?? って笑っちゃうのですが、 つい拍手してしまう、、 タラちゃんのセンス。。 ボウイといい、、

予告編が余りにも 怖そうだったので、 なかなか見るのを躊躇していましたが、 見てみたらめちゃめちゃ面白かった! 役者さんたちも素晴らしかった! 

ところで、 最初の話題に戻って、、 『青い棘』の危険な少年コンビ、、 ダニエル・ブリュールと アウグスト・ディールも、 『イングロリアス・バスターズ』でいい味を出してましたね。 ダニエルは狙撃兵の英雄で、、 アウグストは嫌味なナチの将校という どちらも似合いの役柄で、、

半分 アウグスト・ディール目当てで 『イングロリアス~』観たようなものです(笑)、、、 先に、 お友だちから、 「(アウグストは) 早く消えて欲しいと思った」、、と聞いていましたが、、 確かに~(笑) あの地下の酒場のシーンで、 ねちねちと隠密のバスターズに絡む長広舌は、 うっとうしいというか いやらしいものがありましたね、、 でも似合ってた!

 ***

その お気に入りのアウグスト・ディールですが、、 今度は シャルロット・ゲンズブールも出演の映画に出るのですね。 それが アルフレッド・ド・ミュッセの小説 『世紀児の告白』。

この小説、、 かれこれ20年前、 神田の古本街をさがして読んだものでした。。 古い岩波文庫の訳文はむずかしくって、、 ちゃんと読めたとはいえないけど、、 どうして読みたかったかと言うと、 レオス・カラックス監督が、 影響を受けた本(作家?) として、 これと、 エンキ・ビラルを挙げていたからなのです。 今も 絶版のようですが、 復刊ドットコムにもカラックス絡みで書かれてますね(>>

さっき、 imdbでこの映画のページを見ていて おぉ! と発見したのですが(>>)、、 ベイビー・シャンブルズの(今も?)ヴォーカル (exザ・リバティーンズ)の ピート・ドハーティの名が! この映画だったのか~。。。 

imdbではまだ役名とか載ってないのですが、 おそらくピートとアウグストが放蕩青年貴族の友人同士、ということになるのでしょうね。 どちらがミュッセ役なんだろう、、、 日ごろ洩れ聞くさまざまなトラブルからすると ピートが主人公でもおかしくない感じ、、 というか まさに『世紀児…』

、、アウグストも 放蕩貴族か ナチの将校か、、 イメージがついてしまいましたね。。 私としては、、 未公開だけど ドクター・アレマンが見たいんだけど。。 

、、あ、、これも ○○中毒に堕ちてしまうお医者さんの役でした・・・ (笑)



アウグスト・ディールに関する過去ログ>>
     

今朝、 目覚めたときから、、

2011-07-07 | …まつわる日もいろいろ
吉井さんの 「星のブルース」が 頭の中でリフレインしてました。。 いまの季節の歌ではないけれど。。


 「さよならは何度でも言う

  そのための一生でもある


、、こういう 胸がえぐられる詞を書くから 吉井さんはキライだ・・・ (嫌い、、なのか・・・?)


、、朝、 半分眠りつつ、、 このフレーズが何度も何度も 頭に流れた。。 そのうちに、、

  さよならは何度でも言う 、、、 そのための〈一緒〉、、 でもある・・  

、、と、、 脳が勝手に変換した。。 あ、 そうかも、、 そうだったら、、 いいのにな、、、 と思った。 
さよならを言うためには、 一緒の時間があった、 ということだし、、 何度でも言うためには、、 何度でも出会う必要があるんだもの。。。

 
 ***

夜、 帰ってから、、

ひと月くらい前に 新聞で見た記事を思い出して、 もう一度見たくなって、、 さっきネットで探したらありました。 「原始星に降る水晶の“雨”」 というニュース。

ナショナルジオグラフィック ニュース>>

HOPS-68 という星は、 オリオン座にあるらしい。 緑色のかんらん石の結晶が、 雨のように降っているって。。。 

決して見ることのできない、 遠い 遠い 宇宙のかなたで、、 でも本当に 実際に 起きているこうした物事について想像しようとすると、、 何故だか 泣きたいような気持ちになる。。 そんなのは わたしだけ、、、?  前にも書いた、 太陽系を離れて宇宙へ永遠に旅をしていく〈ボイジャー〉のこととか。。。 考えると泣きたくなるんだけど、、、


ファンタジー小説なら、、 ドラゴンの背中に乗って、 星のはじまりを見に行くことができたりする。。 その宇宙は、、 〈大いなる意思〉に 見つめられていたり、、する。。

 ***

かんらん石、、って アクセサリーになる? 、、と ふと思って検索してみたら、 ペリドットがそうなのですって。

今日も オリオン座では かんらん石の雨がきらきらと降っているのね。。 でもそれは七夕のさまたげにはならないね、 宝石の雨だもの。。 そして ドラゴンはきっと、 銀河を翔けぬけて 織姫を 彦星のもとへ運んでくれるんだ。。 

(西洋と東洋の話がごちゃまぜだ、、笑)