星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

鯉の歌。。

2011-10-30 | …まつわる日もいろいろ
たまに 自分でもよくわからない夢を見る。 おととい見た夢、、


ミシシッピ河くらいの大きな河で、 私は観光ボートみたいなのに乗っていて、、

ほかの人が 水面をばしゃばしゃ手で叩いたら、 ちいさな 30センチくらいの鰐が水面をちかづいてきて、、 おとなしく頭を撫でてもらったりしている。。。 

(あ、、いいな やってみたい) と思って、、 私も水面をぱしゃぱしゃ叩いたら、、

1メートルくらいありそうな おっきな紫紺の鯉が すーっとちかづいてきて、、 私の手元にくると、、 くるっと横向きになって、、 それで 胸のヒレとお腹のヒレとで 私の腕をはさんで しっか、と 掴んで離さない。。。 鯉がヒレでそんなことできるのかわからないけど、、 私は鯉にぎゅぅっと抱きつかれたまま

(ど、、どうしよ、、) って。。


、、すると、、 水の中から、、 鯉が鳴いているような、、 歌っているような、、 ふしぎな声が聴こえてきた。。。 私は 紺色の巨大な鯉さんに抱きつかれたまま、、 どうしていいかわからなくて、、 なんだか とってもせつなくなってしまったところで 目が覚めました。。。


マルドロールの歌じゃあるまいし・・・


鯉にハグされたのは はじめてだ・・・



masa-yume

2011-10-25 | MUSICにまつわるあれこれ
やった!

Lou Reedさんが Metallicaと バンドなら

吉井和哉さんは ダチョウ倶楽部と バンドだ!(笑)

 ***

LOU REED & METALLICA の「LULU」、、いま聴いてる。。 オフィシャルサイトで。。(全曲聴けます)

もともと、 ルー・リードさんのポエトリー・リーディング的な 歌/語りと、 メタリックなギターサウンドというのは よく合うので、 メタリカとの共演も 驚きはしませんでしたが、、 
ルー爺、、 ぜんぜん負けてませんね メタリカに。。

詞が読みたい。

 ***

それでもって、、、 吉井&ダチョウさんの 「masa-yume」。。 youtbオフィチャンネルで見てみました。 楽しい! かっこいい! 、、 ダチョウ倶楽部の皆さん 若いですね~変わってない、、、 吉井さんがオジサンになってきたので、 4人で並んでぜんぜん違和感無いです、、(笑)

、、で ダチョウ倶楽部さん、、 声がいい。 しっかりしてる~。。 吉井サンが一番 何言ってるかわからないょ、、(笑…

吉井和哉 ダチョウ倶楽部 - マサユメ
吉井さんの自分の曲では たぶん使わないような詞もあったりして、、 でも、、 素敵な「正夢」だ。。 演奏は、、 よしいさんところのメンバー??(すみません そこまでまだ把握してません、、) かっこいいので 近々また左サイドの動画に仲間入りしてもらおうかな。。。(今日はお仕事しなくちゃ、、) 


タワレコさんのサイトを見てびっくり~~、、 ONLINEでは予約満了ですって。。 

もう1曲の 「仲なおりの歌」、、というのも気になります。

 ***

、、、あ、、 吉井さん自身のミニアルバム「After The Apples」も 一緒に、、 ちゃんと予約しましたよ。 こちらのほうは、、 いつもながら、、、

聴くまで ちょっと、、 こわい。





昭和のメロディ

2011-10-21 | MUSICにまつわるあれこれ
先日 録画しておいたテレビ東京の特番「昭和のメロディ」をみました。 新聞のテレビ欄に 「灰田勝彦」さんのお名前があったので喜んで録画したのです、、、

たま~に こういう昭和歌謡の特番がありますが、、 最近では「昭和」といっても、 昭和40年代 50年代のものまで 昭和歌謡として放送されるので、、 そうじゃなくて見たいのは、 昭和20年代以前に活躍した人のものなの~~、、と。。 出来ることなら大正期の歌にまでさかのぼって聴きたいくらい。。

灰田さんの映像も素敵でしたが、 田谷力三さん、、素晴らしかった。。 もっと見てみたくて検索… (現代はよい時代ですね、 動画というものがあって)

田谷力三 恋はやさし野辺の花よ
歌詞も素敵です。

 胸にまことの 露がなけりゃ
 恋はすぐしぼむ 花のさだめ、、 とか。

 疑いの霜を 冬にもおかせぬ、、、 なんて名言(名訳)、 今では決して出てきません。。

そして、なんてなんて 歌う姿が エレガントなんでしょう。。 藤山一郎さんの歌う姿もそうですし、、 灰田勝彦さんも永遠に若々しく エレガント。。 背筋のすっくと伸びたエレガントな人が、、 少なくなりました、、 男性も。。 女性も。。

灰田勝彦 東京の屋根の下

 なんにもなくてもよい、、、 って歌詞のところが好きです。

でも、 灰田さんと言えば やはりヨーデルを聴きたいものですよね。。。(スキップでご登場ですよ、、)
アルプスの牧場

↑この映像は78年ということですが、 ちょうどこの前年、 高橋幸宏、高中正義、後藤次利、今井裕さんらの 「サディスティックス」のアルバムで、 灰田勝彦さんがヨーデルを歌っていらっしゃるのですよね。 アルバムのコンセプトは、 パイレーツ・オブ、、ではないけれど、、荒くれの海賊のお兄さんがたが 世界中をめぐる、、、ってことになっていて、 灰田さんが歌う部分は、 なぜか海賊さんたちがアルプス(?)に来ちゃって、 「ヨーデルが出来るかい 海のお兄さん」、、と灰田さんにあしらわれる、、という。。。 この曲探したけれど、無いので、、 とりあえず Amazonで試聴だけでも、、

Sadistics / サディスティックス
このアルバムは同時代の子供期に、 とっても面白がって何度も何度も 聴いてました。

灰田さんといえば、 ハワイアンを日本に伝えた方、、ということで、 この↓アルバムのテープもかつて持っていたのですが、、 今では聴けず、、 また聴きたいなぁ。。
  
灰田勝彦・晴彦とモアナ・グリー・クラブ 1936-1950

 ***

ところで、、「昭和のメロディ」の番組中、、 思いもよらず泣いてしまったのが、、 バタヤンこと 田端義夫さんの歌われた 童謡「赤とんぼ」。。。 田端さんのお歌いになる童謡集がCD化もされているのですね、、、 

「赤とんぼ」、、、 童謡だけれど、 歌詞は子供のためのものではないですよね。。 昔の童謡は子供に媚びていない、、 怖ろしい、、 ということを 松岡正剛さんが 『日本流―なぜカナリヤは歌を忘れたか』という本の中で、 日本流の フラジャイル(壊れやすい)感覚、、として語っておられたと思いますが、、、

 十五でねえやは嫁にゆき
 お里のたよりも 絶えはてた

、、 こういう淋しさがあるからこそ、、 90歳近いバタヤンがお歌いになることも可能だし、、 そこになんともいえない切なさが込められるのでしょうね。。。


多くの方がもういらっしゃらないから、、 バタヤンには100歳まで長生きしていただきたいです。。



黄金レシピ3@渋谷AX Oct.16,2011

2011-10-19 | LIVEにまつわるあれこれ
日曜日、 織田哲郎さんのライブに行ってきました。

前回は 2008年の25th Anniversary "SHINE THE LIGHT" LIVE だったから、3年ぶり。。 「黄金レシピ」とは、、 織田さんのこれまでの楽曲すべての中から厳選した「黄金」のメニューで聴かせて下さるライブ、、だそうで、、その3年目の「黄金レシピ3」。 前回のライブでも一緒だった 25年前からの友らと行って参りました。


、、が、、"SHINE THE LIGHT" LIVEとは、、 だいぶ違うおもむきでしたね(笑)

「黄金」のレシピはすばらしいものでした、、よ。 楽曲も、 料理人たちも玄人でいらっしゃる、、、ちなみに料理人のみなさまは、

古村敏比古(Sax)、四家卯大(Cello)、片田孝一郎(Perc)、酒井ミキオ(Key)、角野秀行(Bass)、佐治宣英(Drs)

問題は店のあるじだ。。。 腕はいいのに、 段取りのいい加減なこと、、、 お皿用意して待ってるのに、、(おい もう皿出しちまったの?) って言いながら野菜切ってる、、みたいな。。 MCもせずに、、ギターのチューニングにいそしむ織田。。 しーーん。。。 (Somebody to Loveのイントロが チューニング待ちで3巡する、って 有り得ないでしょ、、、泣) 問題は織田さんにエレキギターを持たせたことですね、、

織田さんのアコースティックギターは絶品。 ピアノの弾き語りも あんなにしっとりと聴かせることができるのに、、 エレキを弾く時の織田さんは 昔から突拍子もない音を奏でそうで、、 気が気ではないのであります。。。 突拍子もない、、というのは、 楽曲に対して突拍子もない音を出すのとはちょっと違って、、 メンバーの演奏に対して織田さんひとりが突拍子もない、、ということで、、、

3年前のライブの時にも、 織田さんのゴールドのレスポールが一番五月蝿い、、と書きましたが、、 今回は 黒ボディに赤のピックガードというストラトで、 ギルモアかルカサーか、、というようなアーム使いで弾きまくっておられましたが、、  歌いながらいっぱいアームを使うので、、 なんか(私は)気になってしょうがない。。 

「俺のつくった曲の中で最大級にエロい歌」、、とおっしゃっていた2曲も、、 ワウペダルを細かく踏む足のほうが気になってしょうがない。。。 (すみません、、)

、、で、、 アーム使いまくるから次の曲に行く前に、、黙々と(楽しそうに、、)チューニング。。。
(同じギター何本か買って用意してあげて。。。)

血の気の多かった25年前の私なら こんな緩い店にはもう来ないっ! と怒ったでしょうが、、、 まぁね、、(しょーがない主人だわね、 気が済むまでやってて。。 こっちはてきとーに酒のんで待ってるから)、、と半ば諦めか? 、、あ! そうだ。 今度はほんとにお酒の飲める場所で聴いてみましょうかね、 織田さんを。 それがいいかも。

 ***

なんて、、 文句から先に書いてしまってゴメンなさいです。 だって、織田さんが素晴らしい歌を聴かせてくれるのは、、「当たり前」なことと想定されてしまってるんだもの。。

オープニングの「愛をさがして」でタイムスリップし、、 やはり懐かしい「Two Hearts」で胸がちくちくと痛み、、、 そんなノスタルジーに襲われる曲もあった一方で、

織田さん高校生のとき作のやたらと老成した歌「さよならぐらいは」(ブルースバージョン)も新鮮だったし、、 (織田さんの若い時のひねくれた歌は大好きです。 自分も同じくらいひねていたから)、、 一方で最も新しい アリナミンの歌「あなたのうた」の何とも言えない素直さが心に染みました。。 

そして、、もっとも感動、、 というか鳥肌ものだったのが、
90年の「いつかすべての閉ざされた扉が開かれる日まで」というアルバムに入っている、 「隠された道標」という曲。 (いつかすべての閉ざされた扉が開く日を信じて… という歌詞が出てきます)。 この「いつかすべての~」のアルバムは本当に名盤だと思うけれど、、 ライブでこの歌を聴いたのは私は初めてでした。 こういう喩えが良いことではないかも、、ですが、、 この歌は織田さんの楽曲の中の、 「Where the streets have no name」(U2の「約束の地」)に相当する歌だろうと思うのです。 そして、、 最初期の「ヴォイス」のアルバムの頃から 織田さんのコアにあるテーマ。。。 現在から、 未来への 道標を探す歌。。

激しいパーカッションも、 炸裂するギターも(ここでは五月蝿いなんて言いません)、、 演奏も歌も すごく難しい曲だろうと思うけれど ほんとうに素晴らしかった。。 2011年の今、 この曲を聴けることに感謝します。 そして 織田さんはやっぱり凄いコンポーザーであり、 凄いヴォーカリストであるなぁ、、と。

「隠された道標」と、、、 震災直後のチャリティーでも聴けた、 「祈り」。。。 

そして、、 昔も今も大好きな曲、、「You Are Not Alone」。。
(かつては、、 You Are Not Alone~ ひとりじゃない、、 という歌詞に 条件反射的に Rock'n'Roll Suicideを思い出しつつ聴いていましたが、、) 、、この歌も 2011年の今 べつの意味を持って心に沁み入る歌ですね。

 ***

ほんとうに織田さんには 人の心の支えになり、 励ましになり、 力になる歌が数多くあって、、 年月を超えて生きてくる楽曲がたくさんありますね。。

、、ですが、、 まるで中学生の子供のようにエレキを弾きまくる (なぜか殊エレキに関しては)大人げない、 織田さんのそんなところもまた、、 好きであります 昔から。。 

 
こんどはいつ、、、 かは分かりませんが また行きます。 必ず。


ここ数日のフォト日記。

2011-10-11 | …まつわる日もいろいろ



連休の都心はお天気。




年一度恒例の お食事会。 

ことしも有難う。 

ニッポンのお料理は うつくしいですね。





きれいな月だよ

出ておいでよ。。

夜の散歩をしないかね・・・




そして 今年もまた、、 

金木犀の香りが街にあふれて。。。


胸がいっぱいになる。