星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

Closed on Account of Rabies : The Raven

2009-10-29 | 文学にまつわるあれこれ(鴉の破れ窓)
前回のつづきで、、

このCDで、 ポーの「大鴉」を クリストファー・ウォーケンが朗読しているものに ギュスターヴ・ドレの挿絵を配したVideoが、 youtubeに載っていてこれも見事な出来だったので載せておきましょう。

Edgar Allan Poe's --The Raven
http://www.youtube.com/watch?v=VFy7XidbnKw
ちなみに、ここでギターを弾いているのは Wayne Kramer さん(MC5)です。

最初、ウォーケンの朗読を聴いた時には、、 もともとポーはこの詩の韻律を「聴く」という 言葉の音楽性を目的に創作した、、というような事を読んでいたので、 予想と全然ちがって、、ええーー? とか思ったものでしたが、、 でも、 語り口は非常にウォーケンらしい! ですね。

ほんとはね、、 (詩の大鴉は、12月の夜となっているのに)、 このハロウィンの時期に書こうと思ったのは、、 たまたまこれらの映像を見つけたってこともあったのですが、、 別の目的が、、

そうです、 allan poeの詩 "The Raven" あってこそ創られた映画、、 永遠のダークファンタジー 「ザ・クロウ」を思い出していたからなのです。 物語の時期はハロウィン。 亡きブランドン・リー演じる主人公の名前は、 Eric Draven、、 名前にも「鴉」が埋め込まれているのですよね。 、、そして エリックはロックバンドのギタリストで、 冥府から蘇ったあと ギターを奪い返しに店に押し入る時に口ずさんでいるのが、 ポーの「大鴉」の一節、、 というわけで。。

エリックがギタリスト、、だというのは、 エレキギターの音色と鴉の鳴き声を合わせてある、、ってこともあるだろうし、 ポーのゴシック小説代表作 『アッシャー家の崩壊』の中でも、 ロデリク・アッシャーはギターで即興曲を奏でている、、というくだりがあるし、、 (よく考えられた映画なんですね! 、、ていうか、 1839年当時のギターの即興曲、、 しかも アメリカ南部、、って どんな音楽だろう・・・) 、、、 私にとっても すご~く重要。 エリックがミュージシャンじゃ無かったら、 こんなに印象に残る映画になってなかったと思うもの。。 、、そのギターソロ&ギタークラッシュシーン、、 ありました。

The Crow - Extended Guitar Scene
http://www.youtube.com/watch?v=0aeFkJvgnbk

これらを見ていて見つけた、、 ↓たぶん自作投稿Trailer、、なのかな。。 これはリマスター画像なのかしら、 すごく綺麗な画像。。 なので、、
' THE CROW ' Nine Inch Nails - ' ALL THAT COULD HAVE BEEN ' -, Brandon Lee Tribute.
http://www.youtube.com/watch?v=gUo1QWwxLLw

ザ・クロウも、 TV版とか、続編とか、 いくつか観ましたが、、 ブランドン・リーに敵うエリック・ドレイヴンは 現れないでしょうね。。。 
R.I.P.


Closed on Account of Rabies : Ulalume

2009-10-27 | 文学にまつわるあれこれ(鴉の破れ窓)
しばらく前から 街の中にハロウィングッズが見かけられるようになりましたが、、 その季節が近づくと私が思い浮かべるのは、、 (あぁ、、またポーが詠った万聖節がやってくるなぁ)、、ということ。 しばらく、 詩作品について書いてなかったので、 この季節にちょっと書いてみます。

Closed on Account of Rabies:
  Poems and Tales of Edgar Allan Poe (1997年 Amazon.com>>)

このアルバムを苦労して探したのはもうだいぶ前で、 そのことを書いた日記も昔のBBSで このBlogには載せてなかったですね。

エドガ・アラン・ポーが詠った万聖節、、 というのは、 ↑の中で ジェフ・バックリィがポエトリーリーディングをしている「Ulalume」という詩のこと。 詩の中で、 「私」が森の中へはいって行くのは  "lonesome October" の夜、としか書かれていませんが、 「私」は 自分の魂である「Ulalume」という女性について、、 去年のまさに同じ晩に 同じ場所をともに歩いたことを思い返し、、 そして、 その「Ulalume」は すでにこの世の存在ではなかったことを思い出す、 (つまり この晩「私」が彷徨っていたのは「Ulalume」の墓所だった) という内容から、 死者のよみがえる晩、 つまりハロウィンの夜の出来事、、 と考えられます。

アルバムのノートには、 97年2月13日の晩にジェフ・バックリィのリーディングを録音したと書かれており、 アレン・ギンズバーグが朗読の指導をした、とも書かれています。 ギンズバーグは、この年の4月5日に亡くなり、、 ジェフは5月29日にミシシッピ川で行方不明になりました。(Wiki>>) 

このアルバムの ジェフの朗読が、 余りに美しいというか、、「Ulalume」をこれ以上に朗読出来る人はいないのでは、、と思ってしまうほどで、、 ポーの詩と 「Ulalume」の詩と、ジェフの死と、、 神さまの為さることの不可思議さを感じずにはいられないのですが、、、

でも。 良い時代になりましたね、、 この素晴らしい朗読が youtube で聴けるのですものね、、、 いろんなオリジナル映像を載せたものがあるみたいですが、、 詩の内容にわりと合っているものを選んでみました(最初、眼がちかちかするのを我慢してください、、)

POE'S ULALUME (reading: Jeff Buckley)
http://www.youtube.com/watch?v=VesUJqm5rss 
ギターは、 Chris Speddingさんです。

詩をご覧になりたかったら、 poe と、ulalume で検索すればいくつか詩のサイトが出てきます。

 ***

以前に、、 ポーを好んでいた萩原朔太郎が、 この詩にインスパイアされた「沼澤地方」という詩で 「ULA」という女性をうたっている、、、ということを書きました(>>) その女性もまた、 今は亡き人。。 

、、、さて、直接 関係ないですけど、、 ↑の日記で書いてる ボブ・ディランの「Series of Dreams」という曲も、 youtubeの bobdylanTVで観れます。 久しぶりに観ました。

Bob Dylan - Series Of Dreams
http://www.youtube.com/watch?v=H-gamWTze6g

曲はほんとうに U2みたいだけど、、(笑)、、 過去からのディランのコラージュを見ていると、、 ディランて、 やっぱり格好好いわ。


Derek Trucks Band @NHKホール Sept.30, 2009

2009-10-11 | LIVEにまつわるあれこれ
あぅ、、、 もう10日も経ってしまったのね。。 どんどん記憶が無くなる前にちょこっと書いておきましょう。

今回の デレク・トラックス&ドゥービー・ブラザーズの公演、、 最初は見に行くつもりはなかったんだけど、 追加公演があったのと、 なにかのギター誌でデレク君のインタビュー記事を読んで、、 (ドゥービーはアメリカ文化の一部。 アルバムを1枚も持ってなくてもみんな曲を知ってる、、、 トム・ペティと同じようにね、、) 、、と語っていて、 (そか、、 私もドゥービー1枚も持ってないけど、曲は知ってるよ。 だから行ってもいいか、、)、、と思ったのでした。

考えてみれば、 オールマンとの組み合わせよりも、16歳ごろよく聴いてたドゥービーズとの組み合わせの方が有難いし、、、 オールマンよく知らないから。

 ***

で、、 前にもちらと書きましたように、 追加公演だったのでかなり良い席で見れました(嬉!)

スライドギターの若き名手ひきいる、 デレク・トラックス・バンド。 アルバムをフルで聴いたのは「Already Free」だけですが 、、Vo=Mike Mattisonの声が、 なんだか第2期ジェフ・ベック・グループのボブ・テンチぽいなあ、、と思って、 非常にソウルフルで巧いし、、 (もちろんデレク君のギターもとっても上手いし)、、 

、、、 さて、NHKホール。
1曲目は、 Get What You Deserveだったと思う。 (あ、、ドイル君=Doyle Bramhall II の曲だ、、! と思ったから・笑 、、正確には共作です。 詳しくはこちらを。 Already Free Wiki>>) ノリの良い曲からの始まりでお客さんの反応も良いです。 

デレク君のSGのスライドの音色、、、 生で聴くと艶というか伸びというか、、あと、金属弦を擦ってる触感、、というんですか、、 youtubeで見てるのとはやっぱり違うわ (当り前か、、)

2曲目は、スライドではない曲。 これがすごく良かったなあ。。。 デレク君、 弾く弾く。 運指で弾くのもめちゃ巧いです。 スライドには全音階のすべての音の間までぜんぶ表現できる利点はありますが、 指で弾いてくれるのも見てる方は嬉しい。

デレク君のスライドの特徴といえば、、 中東? 北アフリカ? あたりの音階を思わせる民族音楽風の楽曲。。 微妙な音階の揺れを駆使したスライドならではプレイは、 こてこてのブルースギターとは違う面白さもあります。

、、が、、 ほんとに愛想無いこのバンド。 
左からキーボ、 その脇にスタンドマイクのVo、 中央のドラムセットの前にデレク君が立つから、 やはりフロントマンはデレク君なのだけど、、 彼はひたすらギターを見て弾くばかり。 それ以外はバンドの方へ近寄って、 セッションするので、、 お客さんへのアピールは皆無。。 Voも、 キーボの脇であくまで脇役、、という風情で、 デレク君のスライドソロの間はキーボの後ろに引っ込んでる。 MCも無し。

、、、ま、、いいんだけどぉ、、、 デレク君、 (サンキュー)くらい言えないか、、、? (言ったっけ?)、、、 色白でプラチナブロンドで、 ぽっちゃりしてて、、 30歳だと思うけどもっと子供っぽく見える。 ドゥービーズが 横並び一列でお客さんの方向いて煽りまくるのと ほんと対照的。 かつてラモーンズが、(何がなんでも前を見てろ! 俺達は客に聞かせてんだ!) 、、て言ってたのを思い出して、、 それで育った私としては。。。笑

デレク君、、 今度 単独来日する時は、 ブルーノートとかになっているんではないかと、、 そんな感じがします。 南部ブルースの領域とかではもう無いし、 デレク君の佇まいが、、 もうギターおたく的だし、 大会場の観客に対するステージングには向いてない。 、、でも、、 お客さんの反応はすごく良くて、 デレク君がハイ&ローめくるめくスライドを駆使して、 ソロの極みにはハイポジションでの高速プレイ、、で、、お客さんがウワァーーーって湧く。 こういうソロ、好きだよね、、、 日本人は。。。 と、、 逆に天邪鬼になってしまう、自分の性格の悪さに気づいたりします。。 が、、 なんか思うんだけど、、 最終日だったからか? デレク君も、 日本人が湧くポイントを心得てるみたいな気がして、 すごい高速でのスライドのソロをいっぱいやった気がする。。 こんなに弾きまくり、の人だったっけ、、? って思ったもの。

で、、 3,4曲目あたりにやったのが、こちらの曲で、
Derek Trucks Band - Sahib Teri Bandi
http://www.youtube.com/watch?v=N65cP52NC8s

後半、、 前に書いたように、、 ドゥービーとの共演があって、、 トム・ジョンストンさん&パット・シモンズさんとのソロ合戦があったのが、、 たしかこれだったかな、、(違ってたらスミマセン)
Key to the highway
http://www.youtube.com/watch?v=MmgKEPVPyF0
でも、、 こんなにVoさん、 シャウトしてなかったぞ。。 

Already Free Amazon.com>>
↑ このアルバムは大ヒットだったようですが、 「Sweet Inspiration」といい、 ものすごくキャッチーでソウルフルな楽曲がたくさんあるのは、 デレク・トラックス・バンドの良さだと思います。 (ライブ1曲目のなんか、、 まるで、すとんずのイッツ・オールオーバー・ナウ、、だしね、、笑) こんないい曲(カヴァーも、)いっぱいあるんだから、 もっと楽しそうに 歌って&弾いて くれよぉ、、、と思うんですが。。 

ドイル・ブラムホール II 好きとしては、 Already Free の中で2曲、ドイル君がVoをとっているのがあるんですが、、 LIVEでは演奏されていない模様。。 ならば、 ジョイントして、ドイル君が歌うその曲も聴いてみたいぞな。。 ドイル君と一緒の時は、 デレク君も ちっとはニコニコして楽しそうに弾いてるし。。。 そういうのを見るのが幸せなんですの、、 私は。

アルバム「Already Free」、、買ってないんだけど、、 買おうかな。。。 ドイル君の歌聴きたいし。。。 (結局そこかい!)

コーマック・マッカーシー著 『ザ・ロード』

2009-10-06 | 文学にまつわるあれこれ(ほんの話)
コーマック・マッカーシー著 『ザ・ロード』(黒原敏行訳・早川書房 2008年) 読了。

この本、、 今年春ごろ? 一度読みかけていたのだけれど、、 どうしても読み進めずに放棄してしまったもの。。 眼の調子が悪くてつらい時期だったのかも。。 もしくはつらい内容がその頃の自分にしんどかったのかも。。

突然また読もうとして 今度はあっという間に読んでしまった。。 こういう事がよくある。 適した時が来た、、 ってことなんだと思う。 、、いろんな相互作用が 自分の内部で起こってるんだよね、、、 テキサスのブルースをいろいろ聴いてたりしたこととか、、 あと、、 先月の何かのギター雑誌で デレク・トラックス君のインタビューを読んでいたら、、 デレク君はとっても読書家のようで、 前に日本公演をした時には村上春樹を何冊か読んだとか、、 (はっきり覚えてないけど)米南部で公演した時にはフォークナーを読んだとか、、 そんなで (ああ、そうか、、 フォークナーか。。)と思って、 『八月の光』を読もうかとふっと頭を掠めたんだけど、 先週かな? プレイヤー誌でbrainchild's のエマさんのインタビューを読んでたら、、 螢汰さんがメキシコで育った、、ということが書いてあって、 エマさんの語っていた「血」、、というものについても印象にのこっていて、、、

たぶんそんなこんなで コーマック・マッカーシーの事が頭に浮かんだのでしょう。。

コーマック・マッカーシーの越境三部作の ひとつめ『すべての美しい馬』については 前にちょっとだけ書きましたっけ。。(>>) 

 ***

今回の『ザ・ロード』は、 三部作のようにメキシコが舞台でもなく、、 時代も 近未来、、? と解説には書かれているけれど、 未来的な感覚はぜんぜん無い。 ともかく、 世界はすでに終わっている。 ほとんどの人間が死滅し、 地上は死の灰で覆われていて、 生き残りの父親と子供は もうすぐやってくる冬を前に 南へ行こうと「道」をひたすら歩く。 

映画で言えば マッドマックス2とか、、 (もう内容を殆ど忘れてしまったけど)「復活の日」のラストシーンみたいな。。 、、そんな設定ではあるものの、 映画的な戦闘シーンが頻繁にあるわけでもなく、、 ただ 飢えと、 絶望しかない世界で、 父親以外に何ひとつ拠り所のない子供と 今日をどう生きて、 どう明日を迎えるか、、 それが丹念に描かれていく。 SFのようでありながら、 とても現実的な感覚として感じられるのは、 たとえば 余命の見込めない病に冒された時、 毎日をどのような気持ちで生き続けるのか、、 待ち受けているものから決して逃れることは出来ないと解りつつ、 命の何を信じていけるのか、、 あるいは、 そのような時、 他者にどのような気持ちを抱くのか、 人間をどう信じるか、、 そういう 誰の身にも考えられる問いかけと同様のテーマだと思うから。。

子どもの台詞に たくさんたくさん 胸がいたくなります。。

例えば 親ならば誰もがするように、 子供のカップにはココアを入れて、 自分はお湯だけ注ぐ。。 という場面。
 
  それはしないって約束だったでしょ、 と少年がいった。

   ・・・ (略) ・・・

  ちっちゃな約束を破る人はおっきな約束を破るようになる。 パパがそういったんだ。

 ***

この本の書評サイトにリンクしようかと思ったんだけど、 どこを見ても、 (それ書いちゃダメでしょう、、) というネタバレが多かったので やめておきます。 

この作品、、 ヴィゴ・モーテンセン主演で 映画化されたのだそうです。 
写実的描写と、 会話や記憶の描写だけで紡がれる世界が、 映像化されたらそれこそ マッドマックス風なものになってしまうんじゃないかと、、 どうなのかよくわからないのですが、、 trailerを見たところ、 いちおう原作には沿っているようなので、 書評のかわりに 映画のオフィサイトにリンクしておきましょう。

http://www.theroad-movie.com/

でも、、

父親が子供をみつめる想いを 言葉でつむぐ美しさ、、 せつなさ、、 

きっと言葉には言葉の良さがあるはず、、 です。。  もちろんヴィゴ、 大好きだけど、、ね。
 

十五夜お月さん

2009-10-03 | …まつわる日もいろいろ


   見れましたか、、?

Sept.30@NHKホール、、 のこと。

2009-10-03 | LIVEにまつわるあれこれ
ひとまずちょこっとだけ書いておきますが、、

第一部、デレク・トラックス・バンド、、 非常に良かったです。 細かいことはまたそのうち、、として、、 途中、 ドゥービーズからSaxを迎えて1曲。 そして、 トム・ジョンストン、 パット・シモンズを迎えて1曲。 ひたすら愛想の無いデレク君でしたが、 セッションになればやっぱり熱くなると見えて、 スライドも熱くなります。 で、まだまだ若いモンには負けねぇ・・と、 ジョンストンさん、、 自分のソロを弾きまくりつつ、 アンプに近づいてレヴェルを上げてきたりして、、(思えばこれが予兆とも言えたかも、、) 、、つづくパット・シモンズさんも、 最初こそ抑え気味のソロでしたが、 次第にヒートアップ。。 ラストは自分のコーナーだからしてデレク君の高く唸るスライドに戻って、、 なんか美味しいところを持ってったような。。。

このセッションがいちばん楽しかったなぁ。。。

最後はスタンディングオベーションに送られて、 かなり満足いく演奏だったんではないでしょうか。 私も気持ちよ~く休憩時間を迎えた、、 というのに。。。

さあ ドゥービーズが出てきたぞ! って、、 みんなワーーっと立ち上がって、、 耳馴染みのギターのイントロ・・・ の、、音、、出てない。。 いきなりコケて、 ブーイングをしながら調整スペースを振り返るお客さん多数。 

しかしどうやらステージ上だけは音が出てたとみえて、 弾き続けるメンバー。。 出てないよ!と後方へアピールするお客さん。。 そんなどたばたのまま、 2曲目へ突入。。 まだ出ない。 こうして2曲まるまる ドラムスの生音と、 ステージ上の音を遠くに聴いてるだけの(でも、私 メンバーの表情がしっかり見えるくらいの前の方の席)、、 最悪の展開。

てっきりここで演奏一度止めて、 やり直すんだと思いましたが・・・

3曲目。。 なんかふっと回線がつながったみたいに音が出てきたものの、 音量は低いし、、 出てるパートと出てないパートが。。。 トム・ジョンストンのVoマイクだってなんか、 音量精一杯上げてこれです みたいな。。。 ギターも3人で弾いてるのに、、、

ベースは最後までほとんど聞こえませんでした。 ほんとに。 ドラムスも、 音ちゃんと拾ってなかったと思う、、。。 目の前でかっこよく弾いてる姿を見ながら音きこえてこない、、って 悪夢です。 しかも、 演奏つづいてて、 トム・ジョンストンさん、 (楽しみに来たんだろぉ? 一緒に歌えーーー!)って煽ってくれてるけど、、 だって、、 楽しくないんだもん。。。(泣) なんだかよくわかんないんだけども、、 楽しそうに見ている人もいて、、、 (これでOKなん・・? 私の耳が悪い・・?) 、、でも、 私の周りの人、、 (なにやってんだよぉ)って感じで後ろを振り返ってる人多数だったから、、 やっぱりオカシイんだと思う。。。

でも、4人並んでのコーラスは(音小さいけど、、) ものすごくきれいで、 やっぱりドゥービーズだ、、 と思うと尚更かなしい。。

なんで・・・??? というまま終了。 極めつけは、、 いったん下がったパット・シモンズさんが出てきて、、 (ウドーさん有難う。 日本のスタッフは素晴らしかった、有難う。 みんな有難う)、、と言ってたこと。。 拍手しながらも私の顔ひきつってたと思います。。 

・・・・ はーーーぁ、、、 。。。。

 ***

1部のデレクの時は問題なかったのだから、 2部への変更の時に生じたものなんでしょう。 でも、 サウンドチェックしてるはずなのに。。。

いったいどこのスタッフに問題があったのかわかりませんが、、 なんか、、 プロフェッショナルであるべき仕事が為されない、ということに ものすごく腹が立つ人間なもので、、、

・・・ 人工心肺つけていったん心臓止めました。。 弁置換しました。。 心拍再開しようとしました。。 心臓うごきませんでした ・・・

、、とおなじくらいの 危機感と使命感をもってお仕事していただきたいと思うのです。。 喩えヘンかもしれないですけど。。


10月のはじまりだというのに、、

2009-10-01 | …まつわる日もいろいろ
素敵にはじまりたかったのに、、、 ゴメンなさい。。 思い切り落ちました。。。

3日くらい寝込むんじゃないかと思うくらい 落ちました。。

原因は、、 昨夜の ドゥービーの、、 音が出なかったんです、、 音響トラブルで。。 、、あの、 ギターのイントロのカッティング、、、 の、 (ギターどころか すべての、、) 音が出ないんですよぉ? 信じられます?

デレク・トラックス・バンドは、、 良かったんですけどね、、、

今は 書く気になれません。。。

、、、 気をまぎらわそうと、、 ネットラジオでバラカンさん 聞こうとしたら、、 1曲目、、 デレク・トラックス・バンドだし。。。 今は聞きたないです。。。

ほんとに 落ちました。。

、、 パット・シモンズさんが 可哀そうすぎです。。 、、もちろん、 あそこにいた すべての人。。

 ***

せめて、 旅の写真で 心の平静をたもちたいとおもいます。。。