星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

Paul Weller @渋谷AX Aug.7, 2008

2008-08-29 | LIVEにまつわるあれこれ
ザ・スタイル・カウンシル/イン・コンサート


兄貴のAXライヴから3週間も経ってしまいました。
とってもとっても久しぶりに、スタカンを聴いています。この(↑)LIVE盤は良いですね!
ロング・ホット・サマーなど聴くと、「ああ、夏!」。。
あの死にそうに暑かったロックオデッセイの汗びっしょりの、でも最高に幸せだった日が甦ります。

、、さて、AXの話。
ちょびっと楽しみにしていたオープニングアクトのザ・トルバドールズが無くなり、、
開場時間ごろ家を出て、のんびりとAXの2Fへ、、。やっぱ年齢層高いです、此処は。。
「22Dreams」の時にも書きましたが、今回のアルバムがJam、Style Council、Weller、、総ての時代を網羅したみたいな内容だったので、案外、渋いLIVEになるのかしら、どうなんかしら、、と楽しみに、且つかな~り冷静に開演を待ったのでしたが・・・

兄貴ふくめ、メンバーが並んでステージに登場した瞬間の、あの気持ちの変貌ぶりは、いったい何なんでしょう??? 下から沸き上がって来る歓声も凄かったんだけど、もう眼にしただけで兄貴の余りのカッコ良さに、冷静さが吹っ飛ぶ有り様。。 登場して来ただけで、うっゎ、、、カッコ良い、、!、、と茫然となるのは、兄貴と、マイケル・スタイプぐらいかなあ。。。 マイケルも、普段フォトで見る時は何とも思わないのにね。。

で、のっけが、前作の初めの「Blink And You'll Miss It」、続けて、今作からめっちゃノリの良い「22 Dreams」、息もつかずにビートの効きまくった「From The Floorboards Up」、、と来られては、、流石、兄貴、やるなあ。。。冷静さなど、既に皆無。。
、、、東郷かおる子さんが、某レビューで、50歳の渋いライブを楽しむなんて気持ちで行ったら、オープニング数曲で「ごめんなさい!」という感じだった、と書かれていましたが、全く同感です。参りましたっ!、、て感じ。

歌いまくって、最初のMCの時、ご機嫌に赤ワイン掲げて「カンバイ!」
投げつけるような「サンクユー!」も相変わらずですが、「アリガトゴザマス!」も上手になった。。

ところで、サポートは、いつもの相棒クラドック(G)、、もう、、動きが(最近だんだん頭部も)、、タウンゼント爺ちゃんにますますそっくりで、、ぐるんぐるんアンプの前を移動するの見て、思わず吹き出しちゃいました。でも、大好きクラドック。
リズム隊は、、、私は、、いつものスティーヴ・ホワイト(Ds)&デーモン(B)のコンビの方が好きかな。。デーモンのグルーヴ、気持ち良いし。。 、、でも、、あの二人がいないって事は、もしや、、THE WHO のサポートには彼らか???いえ、何も情報知らないですけど、、。

最近、兄貴は「モッド・ファーザー」に加えて「モッド番長」とまで言われるようになり、、、「番長」、、は、、野球界のお方で充分じゃろ、、、と思っておりましたが、、。
この晩の兄貴も、、ちいともじっとしてない。。。
ピアノの前に座り、歌い出したかと思ったら、モニターの上にあったタンバリンが邪魔だったのか、振動でもしてたのか、、弾きながら脚を伸ばして、タンバリン蹴落とすし、、、
、、クラドックにギターソロを弾かせつつ、、 自分はピアノの前から立ち上がって、おもむろに煙草に火を着け、(まったく何てカッコイイんだよ)、、そのライターを袖のスタッフに向けてライナーで放り(投げ付け、とも言ふ)、、 上を向いて煙をすぱーーーっとやりながら、くわえ煙草で手拍子して歩き回る。。。 そりゃ、余りにカッコ好いんで、みんな兄貴を見るでしょ、、、したら、「見るのはオレじゃねぇだろ、あっちだよ、あっち!」って感じで、ソロを弾くクラドックを指差し、バシバシ手拍子、、くわえ煙草で。
、、、、やっぱ、、、、番長、、かもしれん。。

前回の中野サンプラザでは、いきなり2曲目で、「Running on the spot」(ジャムのThe Giftから)やられて腰抜けそうになりましたけど、この日も前半で、新譜の「Sea Spray」に続けて、The Jamの「Carnation」、、なんて懐かしい。
「Peacock Suit」や「Wishing On A Star」「Broken Stones」のお馴染みの曲で盛り上げて、
新譜の「Have You Made Up Your Mind」の後、なんと、Style Councilから「Speak Like A Child」、、、こういう持って行き方が、何故か凄く今風でいるのが凄い。。。 もちろん昔聴いてるから、「うっわ」となるんだけど、今の曲との隔たりを全く感じない演奏になってるのが凄い。「Aチャイルド」がかなり元気でかっこいいなあ、、と思って、それで、今、スタカンのLIVEを聴いているんだけど、あの頃のスタイリッシュさ、とはやっぱりまた違って、今の兄貴の凄味、というか、ソウルフルさが、本当に現在進行形の人なんだよな。。 絶対、ノスタルジーにはならん人なんだよね、、だから、これだけの年齢差を超えて「かっこいい」と思われるんだろうな。

そして、今作ですっごい聴きたかった「Invisible」と、前作から「You Do Something To Me」をしっとりピアノで聴かせた後は、
今作かな~りサイケデリックな曲「Echoes Round The Sun」~前作からノリノリの「Come On / Let's Go」、、もう終盤でもあり、2階席だって座ってられないでしょ、、みんな踊りまくり。。。 で、この日のクライマックス、「The Eton Rifles」(Jamのセッティングサンズから)、、えっえ~~~!!!と、この曲を知る誰もが狂喜したでしょう。 身についた人間の仕草、って年齢超えても全然変わらないものなんだね、、ギターのネックをぶん!と後ろへのけぞらせてスタンドマイクにかぶりつくような仕草は、ジャム時代のウェラー兄ちゃんのまんま。。 Eton Rifles!のリフレインを拳振り上げて叫ぶ会場の盛り上がりは鳥肌ものでした。

スタンリーロードから「Whirlpool's End」で終わっても、熱狂さめやらず、、アンコールを呼ぶ嵐。。 だってねぇ、、まだ聴きたい曲、山ほどあるんだもの。
、、、というわけで登場したメンバー。 これもロックオデッセイを思い出させる熱い曲「The Changingman」♪で踊りまくって、、
あれ??? メンバー並んで挨拶しちゃった、、、1曲だけなの? アンコール。。。
「Town Called Malice」は??? と誰もが残念に思ったでしょうけど、、それは、、サマソニにとっておくんだよね、、きっと。

余りにも短く感じ、、余りにも兄貴がカッコ良すぎ、、余りにも重厚な音楽キャリアにあらためて脱帽し、、 今も此処にいられる自分に幸せを感じ、、 兄貴にだけは煙草やめろとは言えんなあ、、、 と痛感したLIVEでした。

(その後のサマソニでやっぱ、Town Called Maliceのラストで俄然盛り上がったそうです。フェスで聴くのはやっぱり最高だね、、)

元気な 夏やすみ。

2008-08-16 | …まつわる日もいろいろ


野良仕事 3人組、、、ではありません。。。





さあ、、 神秘の森へ、、、




小鳥と、 白樺の 楽園。




へび苺も いっぱい。。。




お花も いっぱい。  蝶々も。




茸もいっぱいっぱい。。。 (毒だよん)




2時間 踏破のすえに、、、。   これだ~! この山々に逢いたかったんだ。


2日間で、歩行距離、およそ20キロ! 
ここちよい(?)筋肉痛のあとは、、、 また泣きながら論文書きます~~~。。。(焦)