星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

エドガー・アラン・・・

2006-06-28 | 文学にまつわるあれこれ(林檎の小道)
、、、なんだかまだ落ち着きません。。やること色々あるし。
本当に、肩の荷が下りるのは、
創り上げたものに、ちゃんと反応が返ってきてから、なんだろうな。
それは、本やCDを出すのと一緒ですね、、。

、、今年はどんな秋になるのでしょうか、、。

 ***

乱読きわまりなく、落ち着かないままに、いろいろ引っ張り出して読んでいます。
(それが出来るのは、やっぱり嬉しい)

新しいものでは、
ポーと日本―その受容の歴史
こういう本はなかなか自分では買えない大著ですが、いま、明治20年代くらいに関心があるので、そのころの日本の学生や文人がどんな風にポーを読んでいたか、とか、とても興味があります。でもでも、未だこういう外国文学の受容史は研究途上なのですね。

ポーと言えば、
前にHPの方へ載せた、イギーや、ジェフ・バックリーらが朗読しているCD。
あれも貴重な出会いといえば出会いでした。(よく見つけた、と今では思う)

あ、そうそう。
先日書いた、ターシャ・テューダーの絵本に、こんな素敵なのものが。。
エドガー・アラン・クロウ

これを本屋さんで見つけた時は、もう、きゃああ、でした。
お花を愛するターシャと、エドガー・アラン(・ポー)のイメージが繋がるのもちょっと驚きだけれど、きっとエドガーの中の美をターシャは知っているのかな、と嬉しくなりました。本屋さんで一度ちらっと見ただけなので、いつか自分の為にきっと買おう、と思ってる。

ひさしぶりにジェフ・バックリーのULALUME、聴きましょうか。
(とにかく彼が、他でもなくULALUMEを、、、というのが特別で、、)

萩原朔太郎の詩で「ULA・・・」とつく題の詩があって
それはこのポーのULALUMEから来ているのだけれど
、、その詩は、また見つけておきましょう。。

山頂にて、、。

2006-06-25 | …まつわる日もいろいろ
中田選手が、グラウンドに倒れ込んで放心していたその頃、
私も、また別のことで放心していました。
余りにも疲れきって、日本VSブラジル戦は観られなかったけれど、、。

おかげさまで、
なんとか無事、生きて登頂成功、というご報告が出来ます。
まだこれから下山の道程&報告会見(などという喩えをしてしまいますが)を
しないといけないので、全て解放、というわけではないけれど。
でも、、もうやるべきことは全てやった感じです。
いつか「かたち」に残せるだろう、、とも思っています。

 ***

今朝、日曜美術館を見たら、
「え、、? 正剛さん?」・・・
なんだかとてもお痩せになって、びっくりしてしまったのですけど、
サイトを拝見したら、全くお元気に新しい「千夜千冊」も始まっていて、
今度は「音」にまつわる御本のようですから、楽しみに読んでいきましょう。
これまで他所様のサイトを覗きに行く時間もありませんでしたから。

松岡正剛の千夜千冊・遊蕩篇>>

ところで、正剛さんの「千夜千冊」が全集になるとのことで
ネットで読めるものが、何故に書籍に、、、? と
ちょっと不思議に思ったりもしてるのですけど、
全集が発売になったら、ネットでは読めなくなるのかしら、、?
正剛さんはたぶんそんな風にはなさらないでしょうね。
きっと書籍には書籍の独自の編集技術が施されているのでしょう、きっと。

で、その全集を手掛けている「求龍堂」という所のHPに飛んだら
なかなか骨のある本が沢山で、丸山健二氏のトーク会、行きたいなあ。
でも行かれない日時だなあ。。(残念)

「求龍堂」のサイトで見た、ピエール・バルーのライブイベント
こちらも東京ではもう終わってしまっていました。
でも、神戸・京都は7月だそうです。

 ***

本当に今は、身体も疲れきっていて、
胃腸が弱ってしまって思うように何でも食べられる状態ではないのだけど、
まずは体調を元に戻して、
そしたら、ココ、、をどうしようかな、と考えています。
一旦、閉鎖するのか、別のカタチにするのか、、、。

自由になって遊びたい、、、って気持ちには全然ならないのね(笑)
これからやっと、昔よりももっと力強く、文学の世界に入って生きたいな、と
少しだけ見る目が成長しただけの私は思うのでした。。

見守っていてくださった方たち。どうもありがとう。

...breath...

2006-06-14 | …まつわる日もいろいろ
ふうっ、、、

ちょっと息継ぎに浮上してみた。。

 ***

ロックの日、、。
仕事に向かう前に、ちょっとコンビニに立ち寄ったら、
大好きなムーミンキャラのビスケットを見つけた(正しくはムーミンではなく、好きなのはスナフキンだけど)
それをレジに持っていこうとしたら、ボノの声が流れはじめた。
[sometimes you can't make it on your own]

listen to me now... 

お釣をのろのろと仕舞う振りをしながら、エッジのギターが響くまで待ってた。

 ***

日曜日、、。
手を休めてお茶にして、ふとTVを点けたら
ついこないだ姪っ子にプレゼントした本の作者、ターシャ・テューダーの
ドキュメント番組をやっていた。

木綿の花模様のワンピースに、毛糸のカーディガン、
白髪に花模様のスカーフを三角巾に結んで、ピンで留めて、、。
「あんなお婆さんになりたいな、、ねえ、なれると思う?」
たぶん、、痩せた曲がった背中ぐらいは同じになれるよね。

 ***

今、ron sexsmith の Retriever をかけていた。
優しくて、それで忘れてしまいそうになる音楽。
でも、いつか思い出す音楽。

リンクをつけようとamazon を開いたら、今日が新譜の発売日だって、、。

、、、世界は私に、こんな風に優しくしてくれます。

じゃ、またね。